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2011/11/02

Google Developer Day 2011 Japan へ参加しました


2011/11/01、Googleが開発者向けに開催しているイベント「GoogleDeveloper Day 2011 Japan」へ参加してきました。



Google Developer Dayは「Google のプラットフォームやサービスに関する技術情報を紹介するイベント」で、日本では2007年から5年連続で開催されており、私は2008年から参加しています。

東京国際フォーラムで開催された去年とは異なり、今年は2008年/2009年同様、パシフィコ横浜での開催です。

今回は昨年同様HTML5関連を中心に聴講してきました。

本イベントは「Googleのプラットフォームやサービス紹介」とされていますが、「Googleが力を入れている標準技術」に関しては、Google独自拡張の有無に関わらず、最先端の動向を習得できる場でもあります。HTML5は、まさにこの例だと言えるでしょう。

Eric Bidelmanさんによる「HTML5最前線」では、WebIntentやWebAudioの利用方法が、実際に稼働するコードならびに実稼動デモと共に紹介されました。また、同じくEricさんの
今までにないサイトを作る:HTML5 による最新ウェブアプリ」では、HTML5の特徴を駆使したWebアプリの作成方法が語られ、JavaScriptによるMediaQueryを用いたレイアウトの調整や、OSと連携したDnD APIなどが、こちらもデモをふんだんに交えて紹介されました。

個人的に、今回のGoogle Developer Dayで一番の収穫だったのが、北村英志さんによる「デベロッパーツールのティップス・アンド・トリックス」でした。このセッションでは、Google ChromeのInspector(デベロッパーツール)の便利かつ実践的な使い方が丁寧に解説され、即戦力になる、非常に有益な内容でした。

興味深いのは、いずれの講義資料もHTMLやJS、CSSを用いて構成されており、それ自体が最新のHTMLやJavaScriptを用いたデモの体裁になっています。現在の公開技術でどのようなアプリが作成できるのか、ということを知る有益な資料といえるでしょう。いずれはこれらの資料も公開されると思いますので、HTML5関連技術へ興味をお持ちの方は、目を通されると良いかと思います。

会場では昔からの友人と久しぶりに会うこともでき、例年以上に、大変楽しく有意義な一日を過ごすことが出来ました。是非、また来年も参加できれば、と思っています。


2011/08/02

iOSでCalDAV設定を簡単に行う方法

iOSでは、Google Calendarとカレンダーの同期を行うことが出来ます。特にCalDAV経由で設定を行えば、Google Calendarで設定したカレンダーの色がそのまま反映され、視認性の点でも便利です。

残念なことに、CalDAV経由でGoogle Calendarと同期するためには、Google Calendarの設定画面を開き、同期用URLを調べ、変更を加えた上で、iOS側に設定を行う、という面倒な作業が必要でした。しかもこの作業を、Google Calendarで利用しているカレンダーの数だけ行わねばならず、大変な時間と手間が必要でした。

しかし、この設定方法をより簡単に行う方法がScript Kittyさんの「CalDAVでGoogleカレンダーをiPhoneに複数一括登録」で詳しく紹介されていることを知りました。

引用させていただくと、
Googleにログインした状態で、以下のURLにアクセスします。iPhoneからでもPCからでもOK。

Googleカレンダー: iPhoneの同期設定
https://www.google.com/calendar/iphoneselect
とありますように、任意のブラウザから設定用のURLへアクセスすることで、同期したいカレンダーを簡単に選択できるのです。URLを調べたり、iOS側で設定を行ったりという作業は、全く必要ありません。

最近カレンダーの同期を再設定する必要が生じたのですが、この記事のお陰で、非常に簡単に設定を行うことが出来ました。

Script Kittyさん、貴重な記事の公開、本当にどうも有難うございました。

なお、Script Kittyさんがオリジナルの記事を紹介してくださってから、Google Mobileの日本語版ヘルプも更新されたようで、現在では日本語ヘルプでも設定用URLが紹介されています

この設定方法がより、一般的に広まれば良いな、と思いました。

2011/08/01

Google Syncでメイルを同期しても ^sync_gmail_group が表示されなくなった

Google SyncはGmailとiOSデバイス等とをSyncする便利な方法です。

ただ、今年の6月29日付けで公開しました「iOS4とGoogle Syncの組み合わせで独自メイルアドレスを利用する方法」の中でも、

なお以前紹介した際にも指摘した「Mailbox 内に ^sync_gmail_group というグループが表示される」問題は解決していません。

と紹介したように、Google Sync経由で同期設定を行うと、恐らく管理用と思われる^sync_gmail_groupという名称のグループが表示されてしまうことが難点でした。

しかし、本日再度確認を行ったところ、この現象が再現しないこと、即ち^sync_gmail_groupが表示されないことに気が付きました。

前回の記事を公開してから今日までの約一ヶ月。この間、何時この問題が解決されたのかはわかりませんでしたが、不要なグループが表示されなくなった、素直に大変に嬉しいことです。

Google Syncは、設定が容易であり、メイルの到着をpushで伝達してくれ、且つ独自ドメインアドレスを送信アドレスに利用できる、非常に便利ななSync方法です。^sync_gmail_groupグループ現象の為にGoogle Syncの利用を諦めていた方は、この機会に、再設定を試してみては、と思います。

2011/07/11

Google+ を使っている場合には、Google Contactsの削除に注意すべき


Google+では、Google Profileが活用されており、各種機能と連動しています。

例えばGoogle+へは「サークル」と呼ばれるグルーピング機能が備わっています。グルーピングの単位は「家族」や「同じ趣味を持っている人々」など、自由に設定可能です。メンバへは、Google+アカウントを持っている人は勿論、アカウントを持っていない人も登録できます。

Google+アカウントを持っている人をサークルへ登録した場合、Google Contactsへ、そのユーザのエントリが作成されます。このエントリはProfileというフィールドを持ち、そのユーザを指し示すGoogle ProfileへのURLが格納されます(既にそのユーザと結びついたGoogle Contactsのエントリが存在する場合には、そのエントリへProfilebフィールドが追加されます)。登録されたエントリは、Google Contactsへアクセスし「すべての連絡先」を参照することで確認できます。

では、登録された人のエントリを削除した場合、どうなるのでしょうか?

なんと、削除した人はGoogle+のサークルからも消えてしまいました!

これがGoogle+の恒久的な仕様なのか、暫定仕様なのかはわかりませんが、当面Google Contacts内にある、Google+ユーザのエントリを削除する場合には、十分注意したほうが良いでしょう。

2011/07/10

MacOS XのAddress BookとGoogle Contacts同期の姓名逆転問題を検証する

MacOS X 10.6(Snow Leopard)へ付属のAddress BookにはGoogle Cotactsと自動同期させる仕組みが備わっています(Address Bookによる自動同期の仕組みは以前のMacOS Xから備わっており、10.6からの追加機能ではありません)。

Google ContactsはGmailをはじめとする様々なGoogleのサービスで利用されているため、各種アドレス帳アプリケーションと同期ができると便利です。

Address Bookで自動同期の設定を行うには、Address BookのPreferencesからAccountsを選択し、「Synchronize with Google」を有効にします。Google Accountを入力すれば設定完了です。


同期は一定間隔で自動的に行われます。または、Menu BarにあるSyncアイコンから明示的に同期させることも出来ます。

しかしこのAddress Bookに備わった自動同期を用いて同期を行った場合、Address BookとGoogle Contactsとで姓名の表記が入れ替わってしまいます。正確に言えば、姓名の入れ替わった別アドレスデータが作られてしまうため、アドレス帳の項目が2倍に増えてしまいます。

Address BookとGoogle Contactsの同期情報を調べてみたところ、以下のことが分かりました(なお、Address Book、Google Contactsとも利用言語環境で動作が異なる場合が考えられますので、ご注意ください)。

  • データフォーマットはAtomベース
  • 姓名データは「title」フィールドへ納められる(e.g. <title>太郎 山田</title>)
  • 但しAddress BookとGoogle Contactsでは、titleフィールドの構築や解釈の方法が異なっている

Address BookがGoogle Contactsへデータを送出する際、「名」「スペース」「姓」形式でデータを格納します(e.g. <title>太郎 山田</title>)。

姓名何れか一方にデータが入力されている場合は、スペースを挿入することなく、そのデータだけを格納します(e.g. <title>山田</title>)。

一方Address BookがGoogle Contactsからデータを受け取る際には、やや複雑な処理が行われます。

<title>フィールドへスペースが含まれていない場合、全てのデータを「名」として解釈します。この場合「姓」は空白のままです(e.g. <title>太郎山田</title>は「太郎山田」という名になる)。

<title>フィールドへスペースが含まれている場合、基本的にはスペースの前側を「名」として、残りを「姓」として解釈します(e.g. <title>太郎 山田</title>は「山田」が姓、「太郎」が名になる)。

ただし、スペースで区切られた何れかの単位へ「,」が含まれている場合、その「,」が含まれた単位を姓として解釈します。「,」自体は姓へ含まれません(e.g. <title>太郎, 山田</title>の場合「太郎」が姓に、「山田」が名になる。一方<title>太郎 山田,</title>の場合「山田」が姓に、「太郎」が名になる)。

一方Google Contacts は、送り出し時にやや複雑な規則が適用されます。

姓、名ともに「,」が含まれていない場合には、「姓」「名」の順にスペースを挟むこと無く格納されます(e.g. <title>山田太郎</title>)。

姓名何れかに「,」が含まれている場合、「名」「スペース」「姓」の順で格納されます。ただしAddress Bookと異なり、「,」の含まれているフィールドを特別扱いすることはありません(e.g. <title>太郎, 山田</title>や<title>太郎 山田,</title>)。

但し、これらの規則が適用されるのは、「姓」「名」のフィールドをGoogle Contacts側で入力している、または、変更している場合に限られるようです。Address Bookから送り込まれた姓名は、Google Contactsで変更を行わない限りそのまま利用され、「名」「スペース」「姓」の形式が保持されたまま格納されます。

Google ContactsがAddress Bookのデータを解釈する場合の規則は単純です。

もし<title>フィールドへスペースが含まれていない場合、Address Book同様、全てのデータを「名」として解釈します。この場合「姓」は空白のままです(e.g. <title>太郎山田</title>は「太郎山田」という名になる)。

スペースが含まれている場合には、スペースで区切った前側を「姓」、後半を「名」として解釈します。「,」の有無などは考慮されません(e.g. <title>太郎 山田</title>の場合、「太郎」が姓、「山田」が名になる)。

概略をまとめたものを次に示します。ABはAddress Book、GCはGoogle Contactsです。また、<title></title>は<t></t>に省略しています。空白は「␣」で示します。Google Contactsの表記に於ける姓名の情報は、GmailのContactsで確認できる「詳細」を用いて確認しています。

アドレス帳に於ける表記から生成される伝送上の形式

  • 姓: (空) / 名: 山田太郎
    • AB: <t>山田太郎</t>
    • GC: <t>山田太郎</t>
  • 姓: 山田 / 名: 太郎
    • AB: <t>太郎␣山田</t>
    • GC: <t>山田太郎</t>
  • 姓: 山田, / 名: 太郎
    • AB: <t>太郎␣山田,</t>
    • GC: <t>太郎␣山田,</t>
  • 姓: 山田 / 名: 太郎,
    • AB: <t>太郎,␣山田</t>
    • GC: <t>太郎,␣山田</t>


伝送上の形式から生成されるアドレス帳に於ける表記

  • <t>山田太郎</t>
    • AB: 姓: (空) / 名: 山田太郎
    • GC: 姓: (空) / 名: 山田太郎
  • <t>太郎␣山田</t>
    • AB: 姓: 山田 / 名: 太郎
    • GC: 姓: 太郎 / 名: 山田
  • <t>太郎␣山田,</t>
    • AB: 姓: 山田 / 名: 太郎
    • GC: 姓: 太郎 / 名: 山田,
  • <t>太郎,␣山田</t>
    • AB: 姓: 太郎 / 名: 山田
    • GC: 姓: 太郎, / 名: 山田


Address BookとGoogle Contactsの同期は、厳密な整合性が確立出来ていないように思えます。

この両者の複雑な関係を元に運用案を考えてみましょう。

分かることは、Address Bookで姓名を分離して入力されたデータは、Google Contacts側では必ず姓名が逆転してしまう、ということです。つまり、Address Book側での姓名分離を諦めるか、入力はGoogle Contacts側に限るか、のいずれかを選択しなければなりません。

Address Book側での姓名分離を諦める場合、名に「山田 太郎」と入力してしまう方法が考えられます。この場合Address Bookから送出されるデータは<title>山田 太郎</title>となることから、Google Contacts側では、「山田」が姓に、「太郎」が名に解釈されることになります。結果、Google Contacts側では姓名が期待通りに分離表示されます。また、Google Contacts側でデータを改変した場合でも、Google Cotacts側から送出されるデータは、<title>山田太郎</title>となることから、Address Book側では名に「山田太郎」が格納され、元の状態と一致します。

次案としてはGoogle Contacts側でのみデータを入力し、且つ、姓に「,」を付加する、という方法です。例えば、姓に「山田,」、名へ「太郎」と入力する、という運用になります。この場合、Google Contactsからは<title>太郎 山田,</title>と送出されることになりますが、Address Book側は、「,」付きのフィールドを姓と扱うため、姓に「山田」、名に「太郎」が表示されます。但し、Address Bookでデータを変更してしまうと、Google Contactsへは、姓が「太郎」名が「山田」のデータが新規に作られてしまうでしょう。

結局、どちらの方法も一長一短があり、今ひとつすっきりした解法は難しいようです。

なお、自動処理を諦め、データの同期だけを実現したい場合には、Address Book、Google ContactsともにvCard形式でのデータインポート、エクスポートが最も確実でしょう。この場合、姓名の逆転現象は発生せず、また姓名のふりがなフィールドなど、自動同期では無視されていたデータも維持されます。

一点残念な点としては、Address Bookで「Make as a Company」と指定したデータも個人データとして扱われてしまうことが挙げられます。この為、Google ContactsからvCard形式でデータをエクスポートし、それをAddress Bookでインポートすると、「Make as a Company」と指定されたデータが重複してしまうことになります。

ソーシャルサービスの拡大により、アドレス帳データの相互運用は、より重要度を増して来ていると思います。OS X Lionに搭載されるAddress BookとiCloudが、これらの問題へどのような解を示してくれるか、楽しみにしています。

2011/06/29

iOS4とGoogle Syncの組み合わせで独自メイルアドレスを利用する方法

Google Syncは、GmailやGoogle Calendarを、iOSなどのモバイル機器とSyncする方法です。

日本語化された設定方法も公開されており、簡単に利用することができます。

以前、iOS4のMail機能をGmailと連携させる方法に付いて、「iOS4でGmailの送信メイルアドレスを設定する方法」で紹介しました。この中でGoogle Syncに付いて触れており、その際「Google Syncを利用している場合、送信メールアドレスとして独自ドメインのアドレスを利用することは出来ない」と書きました。

嬉しいことに、この度Google Syncが更新され、独自メールアドレスが利用出来るようになりました。該当ブログから引用すると、

Gmail's "Send Mail as' feature lets you send messages with another email address listed as the sender instead of your Gmail address, e.g. joe@altostrat.com instead of joe@gmail.com.

と説明されています。大変嬉しい変更です。

しかし、Gmailの「Settings」の「Accounts and Import」にある「Send mail as」(日本語では「設定」の「アカウントとインポート」にある「名前」)で、gmail.comではないアドレスをdefaultへ設定するだけでは、この機能は有効にはなりません。どうやらWeb上の「Google Sync」ページにある「Send Mail As」も有効にする必要があるようです。

Web上でのGoogle Sync設定変更は以下の手順になります。

1. iOSのSafariからm.google.com/syncへアクセス。
2. 「未対応の端末です」画面で「言語を変更」を選択。


3. English(US)を選択。


4. Google Sync 画面で Google Account により Sign in。


5. Manage devices 画面で設定したい端末を選択。
6. Settings 画面で「Enables "Send Mail As" for this deviceをチェックする

以上でiOS の Mail.app からも、独自メイルアドレスをFromに設定してメイルが送信できるようになります。

もしこの設定を行っても送信アドレスが変更されない場合には、一度ホーム画面へ戻り、再度Mail.appを立ち上げ直してみましょう。または、ホームボタンのダブルクリックで表示される履歴リストからMail.appを削除した後、再度立ち上げ直すと機能するかもしれません。Mail.app動作中にアカウント関係の設定変更を行うと、Mail.appが誤動作してしまうことが何度かありました。

なお以前紹介した際にも指摘した「Mailbox 内に ^sync_gmail_group というグループが表示される」問題は解決していません。

またGoogle Sync経由でGmailと同期させた場合、Mail.appの削除がGmailのArchive機能に対応付けられます。IMAP経由で動機させている場合、削除はDeleteとして機能しますので、この違いには注意が必要です。

Google Syncによるメイル同期では、IMAP経由による同期と異なり、メイルの到着をPushで伝達してくれます。メイルの伝達を即座に知りたい人にとって、この機能は非常に有益です。私も暫くGoogle Syncによるメイル同期を利用しようと思っています。

2010/09/29

Google Developer Day 2010 Japan 参加しました

Google Developer Day 2010 Japanへ参加しました。



2008年2009年に引き続き3回目の参加です。

去年、一昨年と代わり、今年は東京国際フォーラムでの開催となり、基調講演など、規模が一回り大きくなった感じがします。

HTML5、Android、Waveといった新規技術の立ち上げがメインであった去年に比べ、それらの技術が安定成長期へと移行しつつある今年は、やや講演テーマがおとなしめな印象。それでも、最先端の技術動向や細かな技術内容を解説してくださるのは、有り難い限りです。

今年春のDevFestに続き、今回もDevQuiz選抜が行われた事の影響でしょう、現役の開発者が多かったようで、会場には MacBookとAndoridケータイを所持している方々がたくさん。デザイナさんの参加が多かったり、iPhoneケータイ一色になるApple系のイベントとは異なる雰囲気で、コミュニティカラーの差に面白さを感じます。

今回参加させていただいたセッションでは、矢倉眞隆さんが御講演くださった「HTML5とウェブサイトデザイン」内が勉強になりました。特に各種CSS3の説明やモバイル端末でのグラフィック表現などに関し、実際の存在するWebサイトをショーケースとして解説くださった点で、大変参考になり、またより深い興味を覚えました。機会があれば、より長い発表時間で、さらなる深い解説をお伺いしたい気がしています。

今回も数多くのボランティアの方々がイベントを支えてくださったと伺っています。Google社員の方々、またボランティアスタッフの方々へ深く感謝いたします。どうも有難うございました。

セッションとは直接関係ありませんが、普段なかなか会えない方々へ出会うことができたことも、大きな喜びの一つでした。そのような機会を与えて下った点でも、この Google Developer Day へは大変大きな意義のあるイベントだと感じました。

2009/06/10

Google GDD 触ってみました

Google Developer Day 2009 でサプライズとして配られたGoogle Phone。マニュアルには「Google GDD 端末」と書かれています。

というわけで、Unboxing。

まずは外箱。カラフルですね。ちゃんと Google Developer Day 2009 と書いてあります。


外箱をあけたところ。


箱の中身。


ここにも Google Developer Day 2009と書かれた日本語マニュアルが含まれていました。結構前から準備していたのだな、と感じます。

以前に購入し、現在も活躍中の ADP-1 との比較写真。



物理キーボードを開くギミックが少ないせいでしょう、そのぶん一回り小さい感じです。

背面。幾何学模様が消えてシンプルに。



横から見たところ。軽さのせいもあると思いますが、持った感じは、見た目以上に薄いです。



背面を開けて電池を入れたところ。2GのMicroSDが付いていました。



電源を投入。この Splash は、なんか嬉しい!


ホーム画面をADP-1と一緒に。ADP-1は自前の OpenSource 版の1.5r2 を少しいじって自前で build したものです。



DDMS 経由で ScreenShot を少し。

ホーム画面。勿論日本語化されています。


ファームは1.5。カーネルは2.6.27-00393-g6607056。



文字入力設定では iWnn が選べます。キーボードが付いてないので、ADP-1 で出てくる「端末内蔵キーボード」は出てきません。



「iWnn IME設定」のメニューはこんな感じ。



非常に豊富なキーボードスキン。



キー入力画面。キーを長押ししてもiPhoneのようにピザメニューは開きません(当たり前)。



本体を横にしたところ。キーボードも追随します。



折角なのでスキンを変更してみました。オムロンに敬意を表してKyoto。うーん、面白いけど、ちょっと、見づらいかな...。



スキンをSimpleにしてみました。そのうえで「あ」と打ったところ。


予測変換の右上に出ている「↑」を押すとこんな画面になります。


最後に Andorid Market から Google Sky Map を download。


コンパス楽しー。


大変良い端末のご提供、どうもありがとうございました。

Google Developer Day 2009 参加

Google Developer Day 2009 へ参加してきました。


 GDDへの参加は、去年に続いて2回目です。

参加の主目的は、Andorid関係の情報収集。加えてプログラムをもとに、不勉強で情報収集を怠っていたHTML5関係のキャッチアップと、Google I/Oで話題沸騰だったWave関係の情報も。

HTML5は基調講演ならびにセッションを通じて、概要を理解することができました。plug-inを使わずに、Videoを表示し、画像認識をして、というmotion trackerのデモにはびっくりです。

また幸いにして、Google Waveは、基調講演の中で動いている様子を見ることができました。Tech Crunch の記事などを通じて、内容やI/Oでのライブビデオは見ていたのですが、やはりそのDynamicsさに魅せられてしまいます。

登壇者複数人が、ワイワイやりながら、情報が即座に共有され更新されて行く世界は、90年代初頭に「ネットワーク化が進んだ世界」として紹介されていた「夢物語」ムービーのようで、大変ワクワクするものを見せてもらえました。

今回GDDへ参加した Developer は Wave が公開され次第、招待メイルを送ってくれるようです!
(私は既に Google Waveのページで登録してしまったのですが (^^;)

しかし、参加者にとって、今回一番の驚きは、事前登録参加者全員にGoogle Phone(Google Developer Day Phone)が配られたことではないでしょうか! これは非常に大きなサプライズでした。

確かに現在、SmartPhone市場は大変な主戦場になっており、Developerの獲得がますます重要になっています。この配布をアナウンスした際、GoogleのSpeakerの方が「Killer Applicationを提供できるのは、我々 Google の Developer ではなく、ここにいるDeveloperの方々だと思う。だからこそ、皆にApplicationを書いてもらう為に、GDDを配布するのです」という趣旨の発言をしていましたが、その為の先行投資と考えれば、十分に見合う投資なのかもしれません。

Palm Preが発売され、iPhone 3G S も発表され、docomoからはHT-03Aの発売も間近。

なんとなく90年代半ば商用Internet黎明期に Microsoft vs Netscape&Sun が繰り広げていたような、活気ある楽しい時代が、より Dynaminc に復活した気分で、ワクワクしてきます。

2008/12/29

Android Dev Phone 1 購入

わーい、Andorid Dev Phone1、到着。

結局物欲に勝てませんでした。いや、ほら、今、円高だし、cupcake branchも公開されたし...。はい、勿論ただの言い訳です。12/22にWebで申し込んで、12/29受け取りでしたので1週間での到着です。早いですね。

配送業者はUPSでした。


外箱は真っ白です。

横に Android Dev Phone 1 のラベルがあるだけ。

中もシンプル。

付属品はこんな感じ。microSDカードが予め本体に組み込まれています。中身は空でした。

キーボードを開いたところ。所謂 SmartPhone のイメージで、ケータイというよりもPDAですね。

背面。デコボコ模様がかかれていますが、HTC Touch Diamondのように、本当にデコボコしているわけではありません。

裏ぶた開けた所。左が裏ぶた。結構、作りがオモチャっぽい印象。

SIMを差さずに電源入れると、こうなります。

下の開いているところがUSBコネクタです。もともとSIMを差して使う気はありませんでしたので、ここまででまずは一段落という感じです。

2008/12/10

Android Dev Phone 1

SIMロックフリー Android 端末登場。ひぇー、ほ、欲しい!

$399は、はっきり言って格安だと思う。一方NetPCとかも買えちゃうよね、とかも思う。

例えば docomo のSIM差して、パケホでネットワーク接続実験できるのかなぁ。外に持ち出して使えないと、Simulatorで遊んでいるのと同じだしなぁ。うーん、悩ましい。

Google Japan、2009/1/1付けで社長交代

辻野執行役員製品企画本部長が来年から新社長に。おめでとう御座います。

Googleの日本向けサービスの展開へ尽力されてこられた辻野さんだけに、今後もより一層頑張って頂きたいと思います。

しかし、村上社長が体調を崩していたとは知らなかった...。

2008/12/07

Googleは企業文化をどのように変化してゆくのか

WSJから「Googleも不況には勝てぬ -- 福利厚生削減、実験的プロジェクト縮小」という記事が出ています。

この景気状況の中、別段、人員削減それ自体は、特に驚くことではありません。興味を覚えたのは、営利企業として、業務内容の絞り込みへ舵を切ったことを認めていることです。例えばエリックシュミットCEOの言葉である、
「同社は「ダークマター」--「うまくいっていない、面白くない」プロジェクト--を減らすだろうと同氏は言う。
というのは大変興味深いです。

Google求人広告の歴史を見ていると、当初は所謂「エリート研究者」を求めていたものが、業務規模の拡大に応じて、徐々に「優秀なエンジニア」を求めるようになっています。今でもこの流れは変化していないようです。当然 Google は、それによってもたらされる利点/欠点を十分に考慮した上で、自社を支える企業文化を維持しながら、必要とされている規模拡大を実現できると判断し、この路線を選択したのだと思います。

恐らく今回の路線変更も、結果的には、この流れの延長線上にあるものではあるのですが、功罪はあるとは思うもののGoogleの企業文化を支えてきた一翼である「20%ルール」の根底に関わる点への言及と見直しは、より踏み込んだ施策だと言えるでしょう。

Googleの企業規模の拡大、新規フィールドでの競合他社との戦い、金融危機の大きさなど、様々な不確定要因がひしめく中、果たしてGoogleの企業文化がどの様に変化して行くのか、今まで以上に興味を覚えます。

2008/11/13

Gmailがボイス/ビデオチャット対応

Gmailのチャット機能がボイス/ビデオチャット機能に対応しました

Gmailのチャット機能やGoogle TalkはMacOS X付属のiChatと接続できるのですが、残念ながら接続可能なのは文字のチャットだけ。音声チャットやビデオチャットでは接続できませんでした。

早速Gmailでの対応を試してみたところ、Google Talkを使っている知人と簡単に音声チャットができるようになりました。これはありがたい!
生憎相手がビデオカメラをもっていないので、ビデオチャットは試せませんでしたが、これを機会に、是非導入してもらおう。
やはり、複雑な会話などをしているときには、音声や表情があったほうが、遥かに簡単に意思疎通できます。

しばらくは文字だけチャットはiChatで、音声/ビデオチャットを使いたいときには Gmail で、という使い分けになりそうです。

2008/11/09

マイマップの公開設定

マイマップの設定がデフォルトで公開になっているため、マップ制作者の意図せず、個人情報が公開されてしまっている状態が問題になっています。

公開/非公開は自身で気をつけるのが重要で、且つデフォルトが非公開であっても良いのでは、というのは、いろいろな所で言われている通りだと思います。

ただ、それ以上に私が気になるのは、「ユーザ認証が必要な公開」という選択肢が無いことです。Picasa Web Albumsでもそうですが、非公開に設定しても、URLが分かると誰もがアクセスできてしまいます。最近名称が「限定公開」に変わり、多少は分かりやすくはなりましたが、もう一歩という所でしょうか。

「Google Docs」では、認証がかけられるのですから、マイマップなどでも、この選択肢が選べると便利だなと思います。また、Googleのサービス全般で、デフォルト値を「公開」「限定公開」「ユーザ認証あり共有」を一発で変更できると安心ですね。

個人データが緩やかにWeb上のサービスへ蓄積され始め、特に、そのデータをGoogleのサービスで利用する機会が増えてきています。今までのGoogleの情報の公開方法が徐々に変わって行くのかも知れません。

2008/10/26

iPhoneの写真とGoogleマイマップの連携

日程をGoogleカレンダーで、訪問場所をGoogle Mapのマイカレンダーで管理した今回の旅行。折角なので、写真をマイカレンダーへ貼り付けることにしました。最初から最後までGoogleのお世話になりっぱなし。感謝!

iPhone の Camera で写真を撮影すると、GPSで取得した位置情報を自動で埋め込んでくれます(勿論、GPSの利用を許可していれば、ですが)。今回はこの写真群だけをマッピングしてみることにしました。デジタル一眼で撮影した写真もありますが、面倒なので見送り(おぃ)。

マイマップに写真を貼り付けるには、元データをWeb上に置かなければなりません。簡単なのは、勿論 Picasa へ上げてしまうことです。

現在、私は全ての写真をiPhotoで管理しているので、Picasa Web Albums Uploaderを使って、該当写真をPicasaへ上げることにしました。手順はこんな感じです。ちなみにPicasa Web Albumのアカウントは既に持っていることを仮定しています。
  1. Picasa Web Albums Uploaderをインストールする
  2. iPhoto を起動
  3. 任意の Event や写真を選択
  4. FileメニューからExportを選択
  5. Goole アカウントを求められるので入力して SignIn
  6. 「Picasa Web Albums」を選択
  7. 「New Album」か「Existing Album」を選び、必要に応じてTitle等を入力。非公開アルバムにしたい場合には「Unlisted Album」を選択。とは言え、URLが分かれば誰でもアクセスできてしまうので、その点は注意。
  8. Exportボタンで写真をWeb上へput。結構時間がかかります。
これで、無事にPicasa Web Albums にデータを保存することが出来ました。Picasa Web Albums へ loginするとアルバムの右側に「写真の場所」として地図が表示されている筈です。もし表示されていない場合には、Picasa Web Albumsの「設定」で「コンテンツコントロール」にある「Exif 位置情報を使用します。」のチェックが付いていることを確認しましょう。

ここで設定した地図情報をマイマップに import するには、「写真の場所」の下にある「Google Earthで表示」を選択することで取得できるKMLファイルが必要です。リンクを手繰るとKMLファイルの保存選択ダイアログが出ますので、適当な所に保存しておきましょう。

その後 Google Map を開き、このKMLファイルを読み込ませます。
  1. 写真情報を import したいマイマップを選択する
  2. 「編集」を選んで「インポート」選択
  3. 「地図データをパソコンからアップロード」で、先ほどの KML ファイルを選択
これで、マイマップ上に写真が表示されるようになりました! 長かった...。

なお、写真の実体は、Picasa Web Albums(正確には、ggpht.com というサイト)上にあるので、Picasa から写真を消しちゃ駄目ですよ。

旅行写真を地図上で割り付けると、忘れていたふとした記憶がよみがえったりして、なかなか面白いです。今度旅行に行くときには、ハンディGPSであるLocation Plus A1とかGPS-CS1KSP等を持っていったら楽しいかなー、などと思ってしまいました。物欲万歳。

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2008/10/20

IPv6でgoogle.co.jp

米国Googleの検索サイトは、以前からIPv6対応していましたが、日本のGoogleサイトでも、IPv6対応開始とのこと。素晴らしい! というわけで、早速アクセス。

あ、あれ!? ロゴが踊らない!? うーん、残念。

日本でもGoogleロゴが踊るようになるといいなー。

2008/08/20

iPhone 3Gファームウェア2.0.2/Android 0.9beta登場

iPhone 3Gファームウェアの2.0.2が公開されました。リリースノートには、いつものように「Bug Fix」しか書かれていない為詳細は不明ですが、どうやら、3Gでの接続性が良くなった様です。

早速アップデートしてみたところ、確かに、今まで、アンテナが2本しか立っていなかったところで、4本立つようになりました! まぁ、偶然、基地局が増えただけなのかも知れませんが、なんであれ、嬉しい限りです (^^;

先日、元Palm m100を愛用していた(特にGadget好き、とかではない)フツーの友人にiPhoneを見せたところ、開口一番「Palmみたいだよねー」と言ってもらえました。

Syncの容易性や直感的な操作、アプリをForegroundでしか動作させないという割り切り、など、iPhoneを使う度に、「古のPalmが大変によい形で現代風にアレンジされ、帰ってきたなぁ」と感心することしきりだったので、こういう感想はとても嬉しく感じました。

一方で、Android SDK も 0.9 beta が公開されました。Emulatorで遊んでみると、以前よりもUIがオシャレになり(Google Developer Dayで見たものに近いです)、こちらも機能と操作の結合具合が中々楽しそうです。

何れも、開発環境は完全オープン。いやぁ、良い時代になりましたねー。わくわく。

2008/06/13

Google Developer Day 参加

2008/6/10 に Google Developer Day へ行ってきました。



前回はGoogle Gear(現在の名前は、ただのGear)が発表された東京での開催ですが、今回は少し前に開催されたGoogle I/Oに沿った内容で、特に新しいAPIの発表といったものはありませんでした。

今回の目玉をあげるとすれば「日本語ドキュメントが大幅拡充」というもの。一見地味ですが、今回のイベントで「開発者ではない方にもGoogleのサービスを自身のWebやBlogサイト上で使って頂きたい」という発言があった通り、Googleサービスへの取っかかりの敷居を下げることを狙っているのでは、と思います。

実際、Google執行役員の辻野さんは「このようなイベントに来る方々は英語のドキュメントでも問題ないだろうけど、多くの方に使っていただく為に、ローカライゼーションへ力を入れて行く」といった内容の説明をされており、広く開発者を募る為に力を注ぐ姿勢は、上昇気流に乗っていた頃のマイクロソフトを彷彿させました(API Expert認定というあたりは、微妙な方向性の似方ですが...)

何はともあれ、私は日本語のドキュメントの方が斜め読みしやすいので、有り難い限りです (^^;

さて、会場の様子ですが、20代後半から30代前半が大半、という感じでしょうか? 多くの人がノートPCを持っており、また Mac 比率が高いのが印象的でした(MacBook Air比率も高くてうらやましい...)。また、セッション中のプレゼン資料をデジカメで撮る人が多いのですが、デジ一を持ってきているひとが多かったのには、びっくりしました。気合い入ってるなぁ(でも、AFのフォーカス合焦音は消してね)。

Developer Eventということで、午後のセッションはコード中心です。例えば、Google App Engine のセッションでは、その場でコードを書きながら機能説明がなされました(別のセッションでは、実際にGoogle開発者と一緒に App Engine を使ったアプリケーションを書く、というのもあります)。このコードを書きながら、というのが、速い速い。何度もプレゼンしているので暗記している、というのはあるのでしょうが、それでも、瞬間的にコードを紡いで行く姿は感動です。

私が興味ひかれたのは(というか、参加の目的は)、やっぱりAndroid と Gear、そして App Engine。何れも(PCではなく)コンスーマ製品との関わりを考えると、いろいろな未来が見えてきてわくわくします。

若者のパワーを感じられた、という点でも、非常に楽しい1日でした。また来年も行きたいな。

なお、発表資料は公開され始めていますから、興味ある方はご覧になるとよいかと思います。

P.S.
全然関係ないけど、プロカメラマンが年季の入ったDomke F-1Xを持っていて、かっこよかった...。

2008/05/25

「Introduction to Google Search Quality」

Official Google Blog で、Introduction to Google Search Qualityという記事が公開されています。

主題は「今まで秘密にすることが多かったけど、これからは少しずつGoogle検索の仕組みを説明していきますよ」というもの。

今回は「Googleがここしばらくの間、検索エンジンをどのような視点でどのように改良してきたか」という点について書かれており、興味深かったです。こういった真のQA部隊が裏方として頑張っているからこそ、あの大きさになっても品質が維持できているんだなぁ、と改めて、彼らQAチームの偉大さに頭が下がるのでした。

ご苦労様です。