2008/06/30

『C++の設計と進化』読み終わりました

『C++の設計と進化』をようやく、読み終わりました。

ほぼ発売と同時に購入した気がしますが、少し読んでは他の本に浮気、読み直しては別の本へ浮気、とちっとも進みませんでした。

内容は、C++の歴史と考え方が分かって面白い本です。この機能の実装にあたり、なぜこう考えたのか、というのが分かるのは、大変楽しい驚きです。ARMをパラパラ眺めて(読んでいたとはおこがましい)、いちいち感心していた頃を思い出しました。

一方で、C++という言語が、かくも難解になってしまったのは、設計者の真面目さ故なのかも、と感じる本でもあります。なんというか、メインフレーム時代のプログラマが携えていた(であろう)気品を感じるというか...。この真面目さが、なかなか読み進めなかった原因なのかも知れません。

まつもとさんが書かれているように「低レベルを切り捨てることができなかった」故にC++が人気の無い言語になってしまった、というのは確かに一理あるなぁ、と感じて、その「切り捨てることができなかった」理由が、設計者の真面目さにあるような気がして、そして、それがなかなか上手くかみ合っていない、また、受け入れられていない気がしていて、少し悲しくなるのでした。

とは言え、この真面目さは、書籍としての完成度を高めるためには、大変有効に機能しています。(私がそうだったから、というわけではないですが)ゆっくり、著者の考えに浸りながら読まれると面白いかな、と思いました。

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C++の設計と進化
C++の設計と進化...
επιστημη, 岩谷 宏...

2008/06/29

今日のお酒: Crémant de Bordeaux Cuvée Pauvif BRUT

Crémant de Bordeaux Cuvée Pauvif BRUT



これは美味しい。爽やかな酸味と、比較的強めの泡立ち。スッキリ。
如何にも夏に似合います。値段も手頃なので、もう一度飲みたいな。

PS3のディスク交換

我が家ではPS3を簡易的なPhotoビューアとして使うことが多いです。例えば、旅行から戻ってきたらメモリカードをPS3へ差し込んでデータをコピー。そのままご飯を食べながら、スライドショーで楽しむ、といった感じの使い方になります。

最近は、DNLA機能が充実してきていますが、応答性やコンデジのムービーを変換無く見られる、という点で、ひとまず直接コピーしてしまうことが多いです。

というわけで、ディスクが不足してきたので交換してみました。現状こんな感じ。44GB使っている、ということなのでしょうね。


まずはバックアップ。別用途に購入した500Gのディスクへ。ぐちゃ
ぐちゃ。


1時間20分ほどかかる、とのことなので、放置。暫くして確認したら、無事終わっていました。36GB消費だそうです。圧縮しているのかな?


中身を除くとこんな感じ。サイズ4.5GB...?


ディスクを交換。PS3をひっくり返して、底面のカバーを外します。



青いネジを外します。簡単に外れます。


その後つまみを持って、ディスクを右にスライド。


引っ張り出すとこんな感じ。


最初から入っているディスクは、当然 Seagate 60G(ST96812AS)。


新しいディスクは、日立 250G(HTS542525K9SA00)。


先ほどの専用Bayから古いディスクを取り除き載せ変えます。小さ
めのネジでありながら、結構ネジが固く締まっているので、ネジ山
つぶさないように注意。

装填してPS3の電源を入れると、自動認識して「フォーマットします
か?」と聞いてきます。


フォーマット時間は僅か10秒足らず。速いです。

今度は、リストア。バックアップと同じメニューから。データを削
除して良いか聞いてきます。


ここでは、「はい」を選ぶと、再度本体のディスクをフォーマット
して、再起動が行われます。分からなくはないですが、2度フォー
マットするのに、少し面食らいました (^^;。

リストアも同じ位時間がかかります。


終了後、立ちあげると、無事データが復活していて、ディスク容量
も増えていました。


あれ、169GBの空き容量って...63GBの消費!?

ま、まぁ、動いているから良いかな (^^;

ちなみにバックアップに使ったディスクは、現在ReadyNAS の中に鎮座ましましていらっしゃいます。TimeMachine用にディスクの消費量が増えたので、ありがたいです。

ReadyNAS で TimeMachine バックアップ

MacOS X 10.5 の売りの機能の一つである TimeMachine。これをReadyNAS上に対して行う方法が、ReadyNAS Communityで公開されています。

ポイントは、
  • LocalDisk 上に sparsebundleを作る。

  • それをNAS上へコピーする。

  • TimeMachine で扱えるディスクとして表示させる為にsystempreferencesを変更する。
ことですね。

私はsparsebundleを作る際、コピーに時間がかかるのを恐れ、
  • LocalDisk上に最低限の容量で作成

  • NASへコピー

  • おもむろにTerminal上で、
    % hdiutil resize -size 700g foo_001122334455.sparsebundle

といった形で調整してしまいました。

今は元気に動いているようですが、復元したことないので分かりません (^^;
...TimeMachineのバックアップ、別に取っておこうかな(おぃ)。

2008/06/24

Firefox 3用 All-in-One Gestures Extension

以前「Firefox 3ではAll-in-One Gesturesがバージョン違いで使えない」と書きました

その後素晴らしいことに、作者のオリジナルの作者ページで、Firefox 3に対応した0.19.1が公開されていることを発見しました! これは有り難いですね。

対応、どうも有り難うございました。

Subversion FAQの邦訳を公開しました

Subversion 1.5がリリースされました。RCになってから何度も再パッケージが繰り返され、どうなるか、と思いましたが、無事に公開されて良かったです。開発者の方々、どうもお疲れさま
でした。

それに併せて、というわけではないのですが、Subversion FAQ邦訳を公開
しました。

語学力の無さで誤訳多数&なるべく日本語的な読みやすさを優先という感じで意訳も多数ですが、解釈間違いや誤訳、改訂案などありましたら、お気軽にご連絡下さい。宜しくお願いいたします。

iPhone 販売価格決定

iPhoneの販売価格が発表されました。16Gモデルの場合、基本プランに割賦支払い料金をあわせると、月々9218円らしいです。うーん、ドコモとイーモバイルを維持しながら3台目、というのは、少し厳しい気がするなぁ。

とは言え、Softbankの人は、迷わず買いですね! おめでとうございます。

暫くは、相当の争奪戦が繰り広げられるのでしょうね...。

HP2133予約開始

延期されていたHP2133の発売前予約が開始されました!

HPのオンラインサイトヨドバシで予約受け付け中です。というか、もう既に予約終了しそうな勢いです (^^;

79800円というのは、NotePCとして考えればなかなかお得な値段ですが、これから暫く価格競争の激しくなりそうなセグメントであることを考えると、少し様子見なのかもしれません。

購買層がMSI Windとかぶりそうで、行方が面白そうですね。

iMacの設定編

無事iMacの設置が終わったので、後は、ソフトの設定など。

インストール時に感心したのが、極力ユーザに設定を尋ねなかったこと。例えばネットワークの設定を例にすれば、Windowsでは、「ネットワークの設定を行いますか?」から始まり、延々と質問してきそうですが、今回は勝手にDHCPでアドレスを取得して済ましていました。この辺り、初心者にもお手軽なのではないでしょうか?

一方で、質問内容の聞き方が分かりにくかったのが気になりました。例えば、インストール初期に「すでにMacをお持ちですか?」とデータの移行 Wizard が立ち上がります。Macを初めて使う場合、ここでは「いいえ、持っていません」的な選択肢を選びたくなりますが、実際にはそのような選択肢はなく、選ぶべきは「情報を転送しません」です。うむ、確かに転送はしないけど、うーむ。日本語訳の問題かなぁ?

また、USキーボードを購入したからでしょう、「キーボード入力環境を選択」というところでは「英語」と「ことえり」とのどちらかを選ぶ必要が出てきます。Macに慣れている人ならば困らないのでしょうが、私は「英語キーボードでことえり使いたいんだけど...」としばし悩みました。

と、まぁ、幾つか気になる点もありましたが、総じて不満はありません! 大きなモニタも大変見やすく、快適、快適。起動後に「ツアーを始めます」といったバルーンが出てこないのもよい感じです :-)。

結局現在はこんな感じで徐々に使い始めています。
  • 付属のキーボードは私には低すぎて打ちにくかったので、以前買ったまま利用を保留していた黒軸マジェスタッチUS配列版を引っ張り出しました。Windowsで使っていたUnicompの101/PS2は、流石にキーの数的にだめですね。USBの104キーバックスプリングモデルを調達しよう...。
  • 付属のマウスは私の机との相性が悪いようで、カーソルが飛ぶ、という現象に度々遭遇しました。仕方がないので、Windowsで使っていたLaser Mouse 6000をそのまま流用。
  • 液晶の輝度を最低まで落としてもまだ明るかったので(ある意味素晴らしい!)shadesで輝度を落としました。
  • 電源投入時の起動音が大きく、心臓に良くないので(?)StartupSound.prefPaneを導入しました。
  • FirefoxとCarbon Emacsを導入。ここで、Ctrl+SpaceがSpotlightに奪われていて驚きました。また、ことえりの設定で「Windows風のキー操作」にチェックを入れると、Ctrl+Spaceが等価しなくなるのにもはまりました。やぁ、いろいろあるもんですねぇ。
  • Mac購入を見越してReadyNASを導入し、楽曲を移動させておいたので、早速MacOS上のiTunesへ乗り換え。気分的に嬉しかったりします(^^;
  • 私のメインマシンであるFreeBSDでの作業を快適にするため、X11立ち上げ。最初から入っているのが便利。一方、XDMCPクライアントのないこと、また、rootwindowが表示できない点が不満。また、X11のemacsでyankした内容(即ちkill-bufferに入っている内容)が MacOS アプリケーションへ paste できないのも厳しいなぁ。
  • ReadyNAS/FreeBSD との共同生活を快適にするべく NFS で繋げるために、MacOS側のUIDを変更。「システム環境設定」->「アカウント」->「マイアカウント」から設定可能なのですが、鍵を開けても(即ちroot権限を入手しても)右クリックでコンテキストメニューが表示される焦りました。結局Ctrlを押しながらクリックでコンテキストメニューを出しましたが、これは安全性の為なのかな? 表示された「詳細メニュー」でUID/GID/login shellを変更。ここで、当初 home の owner を変更せず logout してしまい、再 login 時、各種設定がデフォルトにもどってしまいはまりました(再度 login して、chown -R foo ${HOME}して直しました)。
  • NFSにて各種ディスク領域をmount。Finderから「移動」->「サーバへ接続」で「サーバアドレス」にnfs://example.jp/home/fooといった形式で入力すればよいらしい。特にオプションは指定できませんでしたが、無事にTCPで接続されているようで安心しました。最後の手段はターミナルからmount_nfsかな?
  • なんだかんだで、当面 Windows とは離れられないので、Remote Desktopも導入。これで本体はiMacだけで生きられます
  • 最後に、共有設定で sshd を立ち上げました。これで remote からのアクセス可能です。
とまぁ、こんな感じで、何とか落ち着きました。恐らく昔から Mac を使っている方々にとっては、あらゆる箇所が噴飯物だと思います (^^; これから徐々に MacOSっぽい使い方に切り替えて行ければ良いなぁ(& メイン開発環境としてもね :-))。

しかし、UNIXでありながらこの使いやすさは、本当に素晴らしいですね...。

iMacがやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!

えーと、まぁ、タイトルは Apple つながりということで (^^;

とうとうMacintoshを購入しました! MacOS XでUnixベースになった時から興味を惹かれ、ハードウェアがIntel CPUベースになってからは日々、心を揺り動かされてきましたが、とうとう手に入れることが出来ました。ばんざーい。「新製品が出るかもよ」という噂もありますが、欲しいときが買い時だよ、ということで。個人所有で初Macです。

購入した機種は24inch iMac(MB325J/A)。所謂「松」モデルで、キーボードをUSモデルに、ディスク容量を500Gbに増加した程度の、ほぼ素の状態です。24inchはサイズ的に机に乗るかどうかか微妙だったのですが、どうしても縦1280ドット欲しかったことと、初Macご祝儀(?)ということで奮発です。結果がどうなったかは、末尾の写真をどうぞ。今後の購入される方の参考に。

アップルストアからオンラインで購入しました。注文日は6/16。その時点では最遅到着日は6/27位でしたが、あれよあれよと日程が繰り上がり、結局6/23予定のまま、6/21に配送されました。速くなるのは遅れるよりも素晴らしい! 一方で、こんなに変動すると、予定を立てにくいのですが(^^;

というわけで、到着した段ボール。でかっ!


開けてみると、非常にカラフルな外箱が出てきました。


この辺り、外箱にまで気を使っていて素晴らしい、と感じる反面、昨今としては、地球に厳しいとも見られ兼ねないわけで。とはいえ所有欲は満たされますね...。また、本体は全面が、iPodでおなじみの透明シートで覆われています。この辺りも、(良い悪いではなく)Apple製品っぽさを感じます。

ちなみに重量約20kg。


よく「手で持ち帰りました」という書き込みを見かけますが、この大きさで、この重量となると、相当ご苦労されているのでは、と...。

箱の中身はシンプル。本体と長めの箱だけです。


長めの箱には例の「Designed by California」の文字。


中はキーボード。


その下には、マウスなど。最新のMacBook同様、AppleRemoteは別売だと勝手に思っていたの驚きました。黒いのは、クロスです。


肝心の本体はこんな感じ。


ここで、おもむろに別途購入してあったメモリを増設します(本当は動作確認してからの方が良いですよ)。メモリは、UMAXのDDR2-800 2Gを2枚。秋葉原のテクノハウス東映にて、2枚約9000円で購入しました。最近はメモリ激安だなぁ。


増設は、いろいろなサイトで紹介されているように、非常に簡単です。底面の蓋を外して差し込むだけです。


なお、この蓋、ネジを完全に外しても勝手に「ポロリ」と外れるわけではないので、注意(少なくとも私の環境では)。外れると思い込んでネジを回し続けているとラチがあきませんので、注意しましょう。また、蓋を閉める際には、なにげに上下があります(正確には収まりの良さ、ではありますが)。

これが本体に予め付属されていたメモリ。


設置して電源を繋ぎます。これまた電源ケーブルが良く出来ていて、穴にすっぽりとおさまり、出っ張りが完全に無くなるようになっています。


今まで使っていたモニタも活用して dual 化する予定でしたから、 Mini DVI-DVI も購入。これも繋ぎます。

その他キーボードを背面USB端子に、マウスををキーボードに。後は有線ネットワークケーブルを。という感じで、設置終了です。簡単だなぁ。使用前、使用後でこんな感じ。モニタでか! 机せまっ!


初グレア液晶ではありますが、恐れていたほど移り込みはなく、ほっとしました。これならば、十分にやっていけそうです(画面が暗くなると、生活に疲れたおっさんの顔が映って、びびりますが...)。

なみに、ご覧になって分かりますように、この設置では、、ディスクメディアが入りません (^^; しかし余裕もないので、いちいち、本体をずり動かして挿入することになりそうです。

2008/06/18

Firefox 3 正式版公開

ついに Firefox 3 の正式版が公開されましたね。おめでとうございます!

しかし、日本のサイトが繋がりにくくなるほど、ダウンロードが行われるとは思わなかったなぁ。素晴らしい。山手線CM効果もあったのかな!?(CM自体は、微妙にコメントしづらい感じでしたが (^^;)

各種 extension の対応状況は様々ですが、私にとっては All-in-One Gestures の未対応が、ちょっと寂しい感じです。

RCのFirefox 3で試した限りでは、All-in-One Gestures 内の対応バージョン番号を書き換えることでインストール可能です。またインストール後は、従来通りに利用する事が出来ました。ただ、普通にFirefoxをupgradeすると、標準ではdisableにされてしまう点が、少し残念かな、と。

既に、対応バージョン番号フィールドを書き換えたパッケージを、多くの有志の方が公開してくださっています。私は、正式版のインストールに伴い、こちらのサイトで公開されているものを頂きました。

どうも有り難うございます。

2008/06/17

腰リールメモ

ふとした事から、一時期流行った腰リールメモを作ることにしました。

腰リールメモで良くある失敗は「ペン本体がキャップから抜け落ちて無くなってしまい、いざというときに書けない」というもの。

もちろん、私はそんなヘマはしません! ちゃんと抜け落ちないペンを吟味し(しかも、愛用しているDr.GRIP のミニチュア!)、紐でリールに装着! これで、ペンが抜け落ちることもありません。


って、これじゃ、メモ、書けないじゃん... orz。

2008/06/15

ファシリテーション技術の本

仕事関係で、『ワークショップ・デザイン』『ファシリテータの道具箱』を読みました。

どちらもノウハウ集であり、記述も平易なので、併せて数時間もあれば読めてしまうほどの軽めの書籍です。

今までプロジェクトマネジメント等で使ってきたいろいろなアクティビティが、その効果と目的とに応じて綺麗に整理されており、頭の中がスッキリした感じです。過去、悩んで来た場面で、このアクティビティを適用すれば良かったのかな、と感じたものもありました。

別にテクニック本を読んだからと言って、ファシリテーションが上手くなるわけでは決してありません(やっぱり、臨機応変さなど、最後は経験数だと思います)。逆に、経験を積んでない方が、色々な本を読んでしまうと、頭でっかちになって、心が落ち着かなくなってしまうのでは、とも思います。

もしこれからファシリテータを努めてみたい、という方は、自分が臨む会合に関して軽めの知識を入れた後、何度か身内で体験を重ねてみるのが良いのではないでしょうか?その上で、このような各種手法に関する書籍を読むと、自身の血となり肉となると言う点で、効果的なのではないかな、と思います。

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ワークショップデザイン――知をつむぐ対話の場づくり(ファシリテーション・スキルズ)
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49

VAIO Type-G

勤務先からVAIO Type-G(の型落ち)が業務用として支給されたので、せっせと環境設定。今まで業務で使っていたのはPCG-R505X/PDという結構年代物のPCでしたので、その進化に驚きました。

持ち運びで常用している私物のVAIO SR(PCG-SRX3)と比べて、一回り大きいものの、光学ドライブ内蔵して、100g位軽い。一方、持った感じが、SRX3よりもものすごく軽く感じるのは、なぜだろう。重量バランスが上手いのかな?

CPUを依存処理のスピードは凄く速くて感動するも、ディスクアクセスは1.8inch(4200rpm)だからか、結構遅めでびっくり。これが初めての4200rpmなので、こんなに違うのかと衝撃でした。

折角だから、Meadowを2系から3系にしたら「intlfonts-16が読めない」と言われ、少し悩みましたが、幸い、こちらのBlogでフォントセット名が変更になっていることを知り、変更して一安心。

R505よりもキーピッチが若干狭いですが、なかなか良いマシンですね。客先への持ち運びが楽になりそうで、嬉しいです。

私物じゃないのだけが、ちょっと寂しい (^^;

2008/06/14

今日のお酒: J.C Le Roux Sauvignon Blan

J.C Le Roux Sauvignon Blan


南アフリカのスパークリング。ここ原産のスパークリングを飲むのは初めてな気がします。「辛口」と書いてありましたが、実際には、結構、フルーティ。デザート時に楽しむ感覚かな?

2008/06/13

HP2133 発売延期

あらららら、発売延期になっちゃいました。

第二世代UMPCの中では、先行して販売開始できる分、有利か!? と思っていただけに、ちょっと残念。ひとまず店頭で触ってみたいと思っているので、並ぶ日を心待ちにしています。

結局、新型UMPC群は今月末に一気に出揃いそうで、面白いことになりそうですね。

HP2133、機能は申し分無いんだけど、バッテリーの持ちの悪さと、6セルバッテリーの格好の悪さはどうにかならなかったのかと...。

Apple WWDC2008

事前の予想通り、iPhone 3Gの話に終始した WWDC 2008の基調講演。少しだけ、寂しく感じてしまったのは、事前予想で多くの情報が明らかになってしまったからでしょうか!?

それでも、iPhone 16Gモデルで、$299という価格にはびっくり。ケータイビジネスモデル故、とは言え、既存の iPod を食ってますね (^^;

日本でどのような受け入れられ方をするのか、興味津々です。

Google Developer Day 参加

2008/6/10 に Google Developer Day へ行ってきました。



前回はGoogle Gear(現在の名前は、ただのGear)が発表された東京での開催ですが、今回は少し前に開催されたGoogle I/Oに沿った内容で、特に新しいAPIの発表といったものはありませんでした。

今回の目玉をあげるとすれば「日本語ドキュメントが大幅拡充」というもの。一見地味ですが、今回のイベントで「開発者ではない方にもGoogleのサービスを自身のWebやBlogサイト上で使って頂きたい」という発言があった通り、Googleサービスへの取っかかりの敷居を下げることを狙っているのでは、と思います。

実際、Google執行役員の辻野さんは「このようなイベントに来る方々は英語のドキュメントでも問題ないだろうけど、多くの方に使っていただく為に、ローカライゼーションへ力を入れて行く」といった内容の説明をされており、広く開発者を募る為に力を注ぐ姿勢は、上昇気流に乗っていた頃のマイクロソフトを彷彿させました(API Expert認定というあたりは、微妙な方向性の似方ですが...)

何はともあれ、私は日本語のドキュメントの方が斜め読みしやすいので、有り難い限りです (^^;

さて、会場の様子ですが、20代後半から30代前半が大半、という感じでしょうか? 多くの人がノートPCを持っており、また Mac 比率が高いのが印象的でした(MacBook Air比率も高くてうらやましい...)。また、セッション中のプレゼン資料をデジカメで撮る人が多いのですが、デジ一を持ってきているひとが多かったのには、びっくりしました。気合い入ってるなぁ(でも、AFのフォーカス合焦音は消してね)。

Developer Eventということで、午後のセッションはコード中心です。例えば、Google App Engine のセッションでは、その場でコードを書きながら機能説明がなされました(別のセッションでは、実際にGoogle開発者と一緒に App Engine を使ったアプリケーションを書く、というのもあります)。このコードを書きながら、というのが、速い速い。何度もプレゼンしているので暗記している、というのはあるのでしょうが、それでも、瞬間的にコードを紡いで行く姿は感動です。

私が興味ひかれたのは(というか、参加の目的は)、やっぱりAndroid と Gear、そして App Engine。何れも(PCではなく)コンスーマ製品との関わりを考えると、いろいろな未来が見えてきてわくわくします。

若者のパワーを感じられた、という点でも、非常に楽しい1日でした。また来年も行きたいな。

なお、発表資料は公開され始めていますから、興味ある方はご覧になるとよいかと思います。

P.S.
全然関係ないけど、プロカメラマンが年季の入ったDomke F-1Xを持っていて、かっこよかった...。

2008/06/08

秋葉原無差別殺傷事件

秋葉原で無差別殺傷事件が起こってしまいました。特に明確なターゲットのない殺傷、ということで、犠牲者の方々にはあまりに不幸な事件です。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

秋葉原という土地は仕事上でも個人的にも利用する機会が少なくないため、この事件はある意味身近な事象として感じられ、非常に大きなショックを受けました。また、今の日本では、どこであれ、このような事件が起こり得るのだという点でも、心に沈む物がありました。加えて、一般の方々でありながら、傷ついた方々に対し、心肺蘇生等を試みられる方のいらっしゃった点でも、心に染みる物がありました。

これらの感慨に加え、私は、事件直後の情報や写真などが、次々と(それこそ時々刻々と)、その場にいる人々の手によって、マスコミの報道などよりもはるかに速く、ネット上で公開されて行く点に、強い衝撃を覚えました(そもそも、マスコミがそれらの情報をRefer していますし...)。

末端ながらネットワークに携わってきた人間として、その普及と、企業的強者理論に寄らない情報発信とは一つの目指す世界ではありましたが、それへの進化をこのような形で目の当たりにしたことは、時代の進化とそれを取り巻く環境の対応という点について、非常に深く考えさせられたのでした。

『ザ・マジックアワー』見てきました

三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』を見てきました。

私は三谷監督映画の「分かりやすいドタバタコメディ」が大好きで、ケタケタと(家内に言わせると「プスプス」と)笑いながら見てしまいます。深みのある映画も好きなのですが、素直に、肩の力を抜いて見られる、という点で、気分リフレッシュにもってこいです。

折角笑える映画ということで、雰囲気を楽しむため、劇場で鑑賞してきました。前半、少しだけ、たるいかな、と、感じられた物の、それ以後はものすごい躍動感で、本当に楽しめました。劇場内が、何度も笑いに包まれていました。三谷映画のノリが好きな方は、この映画も絶対にお薦めです。

DVDが出たら、自宅でビール片手に、再び楽しむのもいいかな、とも思いました。

ところで、私は全くテレビを見ないので、全然知らなかったのですが、綾瀬はるかって、可愛い方ですね...。知らなかった...。

2008/06/07

今日のお酒: KUPFERBERG GOLD(WHITE)

KUPFERBERG GOLD(WHITE)


Sekt。泡立ちはやわらかく、「スパークリング」というよりも、微発砲気味の白ワイン、って感じ? ゆったりと飲むときに。

2008/06/05

PENTAX-DA 17-70mm発売日決定

smc PENTAX-DA 17-70mmF4 AL[IF] SDMの発売日が決定

とうとう、来ました。焦点距離的には申し分ないですね。早く公式作例が見たいな。わくわく。

しかし、KAF3マウントを作り出すとは思いませんでした。我が家のサブ機、K100Dでは使えないなぁ。うぅ、DA16-45mm が手放せない (^^;

2008/06/04

iPhone、国内ではソフトバンクから

iPhone、日本ではソフトバンクから発売になるそうです。

DoCoMo(来月からはdocomoですね)ユーザとしては少し残念ですが、まずはケータイ鎖国の日本で発売になることを喜ぼうと思います。

しかし、この時期に非常に曖昧なプレスリリースが出た理由が謎です。夏モデル発表会の昨日ならばまだ分かりますし、もっともありそうなのは、Apple WWDC開始の6月9日かなぁ、とか思うのですが...。

明日辺り発売になる週刊誌などで、すっぱ抜かれることを、事前に察知でもしたんですかね!?

FreeBSD、Subversion へ移行開始

FreeBSD Project が SCM を CVS から Subversion への移行開始しを表明しました。

FreeBSDでは、public な箇所では CVS を、より内部的な開発では Perforce を使っていましたが、今回の移行は移行はこの public 用のリポジトリです。「少なくとも stable 系に関しては、support lifetime 中は、CVS tree を維持するからね」という堅実なアナウンスが、FreeBSDっぽいなぁ、と感じます。

基盤は CVS から Subversion へ、と、ある意味、順当な変更となりました。一方「ports などに関しては未定」と書かれていますので、これらがどうなるのかも、興味があります。いっそのこと、全部 SCM を変えてくれると、楽しいのですが(おぃ)。

しかし、14年間の歴史が詰まったCVSの移行は、本当に大変だったのでは、と思います。これを実現したこと、また、cvs2svnがこの作業に耐えたことは、両者とも、賞賛されるべきだなぁ、と感じました。

お疲れさまでした。

2008/06/01

UMPC花盛り

ここ数ヶ月の間に、このジャンル、凄いことになってきましたね!Engadget 等で紹介されているものだけでも、こんな感じ?

正式発表されたもの/売られているもの:

予定されているもの:

HPを除いて、日本市場がいまいち、積極的に相手にされていないことが気になりますね(ASUS は900出してくれないし...)。同時に、日本メーカは真っ向勝負が難しいと思われますので、どうやって攻めて行くのかが興味深いところです。

さて、英語キーボードが好きで、キー入力がメインの使い方が多くて、出来れば1kgで、という自分の視点で考えると、現行機の置き換えにはMSI WindかHP 2133が魅力的なんですが、はてさて。

今週開催のComputexが楽しみです。