2008/10/26

第142回 TOEIC

懲りずにまたもやTOEIC受験。新形式に変わってからReadingの時間に余裕ができたかな、と感じていたのですが、今回は時間ギリギリ。しかも思い返すと、結構間違った気がしてショック。なかなか目標点数を超えられません。

TOEICというか、試験類の終わった直後は「もっと勉強しよー」とか思うのだけど、その思いが持続しないところに問題があるよなぁ(おぃ)。

iPhoneの写真とGoogleマイマップの連携

日程をGoogleカレンダーで、訪問場所をGoogle Mapのマイカレンダーで管理した今回の旅行。折角なので、写真をマイカレンダーへ貼り付けることにしました。最初から最後までGoogleのお世話になりっぱなし。感謝!

iPhone の Camera で写真を撮影すると、GPSで取得した位置情報を自動で埋め込んでくれます(勿論、GPSの利用を許可していれば、ですが)。今回はこの写真群だけをマッピングしてみることにしました。デジタル一眼で撮影した写真もありますが、面倒なので見送り(おぃ)。

マイマップに写真を貼り付けるには、元データをWeb上に置かなければなりません。簡単なのは、勿論 Picasa へ上げてしまうことです。

現在、私は全ての写真をiPhotoで管理しているので、Picasa Web Albums Uploaderを使って、該当写真をPicasaへ上げることにしました。手順はこんな感じです。ちなみにPicasa Web Albumのアカウントは既に持っていることを仮定しています。
  1. Picasa Web Albums Uploaderをインストールする
  2. iPhoto を起動
  3. 任意の Event や写真を選択
  4. FileメニューからExportを選択
  5. Goole アカウントを求められるので入力して SignIn
  6. 「Picasa Web Albums」を選択
  7. 「New Album」か「Existing Album」を選び、必要に応じてTitle等を入力。非公開アルバムにしたい場合には「Unlisted Album」を選択。とは言え、URLが分かれば誰でもアクセスできてしまうので、その点は注意。
  8. Exportボタンで写真をWeb上へput。結構時間がかかります。
これで、無事にPicasa Web Albums にデータを保存することが出来ました。Picasa Web Albums へ loginするとアルバムの右側に「写真の場所」として地図が表示されている筈です。もし表示されていない場合には、Picasa Web Albumsの「設定」で「コンテンツコントロール」にある「Exif 位置情報を使用します。」のチェックが付いていることを確認しましょう。

ここで設定した地図情報をマイマップに import するには、「写真の場所」の下にある「Google Earthで表示」を選択することで取得できるKMLファイルが必要です。リンクを手繰るとKMLファイルの保存選択ダイアログが出ますので、適当な所に保存しておきましょう。

その後 Google Map を開き、このKMLファイルを読み込ませます。
  1. 写真情報を import したいマイマップを選択する
  2. 「編集」を選んで「インポート」選択
  3. 「地図データをパソコンからアップロード」で、先ほどの KML ファイルを選択
これで、マイマップ上に写真が表示されるようになりました! 長かった...。

なお、写真の実体は、Picasa Web Albums(正確には、ggpht.com というサイト)上にあるので、Picasa から写真を消しちゃ駄目ですよ。

旅行写真を地図上で割り付けると、忘れていたふとした記憶がよみがえったりして、なかなか面白いです。今度旅行に行くときには、ハンディGPSであるLocation Plus A1とかGPS-CS1KSP等を持っていったら楽しいかなー、などと思ってしまいました。物欲万歳。

広告
ロケーションプラスA1 A1ーWH
ソニー GPSユニットキット GPS-CS1KSP

2008/10/20

IPv6でgoogle.co.jp

米国Googleの検索サイトは、以前からIPv6対応していましたが、日本のGoogleサイトでも、IPv6対応開始とのこと。素晴らしい! というわけで、早速アクセス。

あ、あれ!? ロゴが踊らない!? うーん、残念。

日本でもGoogleロゴが踊るようになるといいなー。

2008/10/17

Rubik's ミラーブロックス

Rubik's ミラーブロックスは、全面銀色で、ブロックの大きさが異なるルービックキューブ。

回転前はこんな感じ。


所謂ルービックスマヌーバをしたらこんな形に。でこぼこ感が不思議です。


適当に操作したらこんな芸術っぽい形になっちゃいます。完全にオブジェですね。通常のルービックキューブに比べ、見た目のインパクトは相当です。


解法は、普通のルービックキューブの手法がそのまま使えます。頭の中で色と形の対応付けをするので、やや、混乱ぎみに (^^;

各ラインをきちんと揃えないと回転しないので、少しだけ操作に慎重さが必要かな、と感じました。



広告
RUBIK’S ミラーブロックス

2008/10/16

鳥初

「鳥初」は2日目に夕飯を頂いたところです。「創業百年以上」という歴史のあるお店です。

「以前は祇園近くにあったんですが、数年前にこちらに移動したんですよ」と教えていただきましたが、それでも、古い家屋をそのまま用いたような店構えには、歴史が感じられます。とは言え、無駄に重々しく格式ばっているわけではちっともなく、仲居さんも大変気さくで親切な方で、素敵な会話が楽しめました。また、値段も非常にリーズナブルです。

私たちは小さな個室を使わせて頂くことができ、そこで「地鶏の水だき」を頂きました。


Webサイトでも紹介されているように、特にスープが絶品。飲んでも美味しい、この中で煮ても美味しい、おじやにしても勿論美味しい、とまさに万能な一品。大変満足した時を過ごすことが出来ました。

是非、機会があれば、次回も寄せて頂き、今度は「鳥すき」を食べたいな、と思っています。

甘春堂

京都と言えば和菓子。というわけで(?)、ホテルのすぐ前にある甘春堂さんには大変お世話になりました。

初日、2日目と連続してお茶をしに伺い、最終日はお土産をどっさり購入。

喫茶空間は風流な佇まいの畳敷きの部屋でゆっくりと味わうことが出来ます。
喫茶メニューでは、抹茶の他に、ほうじ茶やコーヒーも飲むことが出来ました。家内は上生菓子を、私は「京わらびもち」を。上品な味で、お土産としても購入。

喫茶で抹茶を選ぶと、自分で点てる事も出来るようです。我々は点てて頂いたお茶を頂きましたが、他のお客様の中には、自分で点てている方もいらっしゃいました。その際には、店員さんが親切に説明してくださっていました。興味のある方は試してみるのも良いかもしれません。

おいしいお茶と優雅な時間でのんびりとした時間を過ごすことができました。

時雨殿

今回の旅行で楽しみにしていた観光場所の一つに、「時雨殿」があります。

「小倉百人一首をテーマにした観光施設」という触れ込みですが、任天堂(正確には、先の社長である山内さん)が積極的に関わっていることもあり、デジタルチックな遊び場になっているのです。場所は嵐山近郊。

オープンが2006年1月ということもあり、大変に綺麗な建物でした。


嵐山自体は大混雑でしたが、幸いにして、すぐに入場でき、館内もそれほど混んでは居ませんでした。館内の撮影は自由というのが珍しいですね。

館内の通路と庭の様子。館内は採光が十分に考えられており、明るい作りになっています。



最初の部屋に通されると、DSを基本にしたナビゲータを貸してくれます(時間は20分)。


見ての通り、DSそのものですが、ボタン類がありません(ボリュームのスライドスイッチはありました)。また、振動カートリッジが入っているのか、操作に反応して結構大きめに振動し、操作のフィードバックを物理的に得られます。右上角のセンサーで、天井に付けられている無数センサーを認識し、位置把握をしているようです。

壁の前には百人一首の歌が描かれていますが、その前に立つと、対応する歌が自動的に表示されます。


部屋の中央には、京都の全景が綺麗な写真で表示されています。


この上に立つとDS(もどき)が、案内装置へと自動的に切り替わります。任意の行きたい場所を指定すると、その場所へナビゲートしてくれますし、立っている場所の写真を拡大することも可能です。巨大なGoogle Mapの上を歩いている感じですね。ちなみに「任天堂」へ案内してもらったところ、到着したときスーパーマリオの音楽が流れました (^^;

この京都案内図は5分ほどで大百人一首大会に切り替わります。画面の各モニタへ歌の絵札が表示され、DSに表示された歌に対応した画面の上に移動し、DSをtocuhして札を取るという仕組みです。このあたり、流石、任天堂だな、という感じでした。

次の部屋では、百人一首にちなんだクイズや、モニタ上の歌人と百人一首大会が出来たりします。




この百人一首大会や、先の京都案内は「タッチで楽しむ百人一首 DS 時雨殿」というソフトへ入っているのと、ほぼ同じです。というか「時雨殿」のコンテンツを利用して、このソフトが作られたのでしょうね。私は事前にこのソフトを堪能してから本家時雨殿へ行ったので、大変楽しめました。

2階には歌人の人形や、過去の百人一首などが飾られています。勿論任天堂製もかざられていました。




得てして「百人一首の展示」というと、多少古くさいイメージが漂ったり、子供は興味が持てなかったり、という施設になりがちですが、そうしたイメージを如何に払拭して楽しんでもらうか、という点へ積極的に取り組んでいる感じが大変強く伝わってくる楽しい施設でした。嵐山へ行った際には、是非是非、足を伸ばしてもらえれば、と思います。

以下、渡月橋、天龍寺近郊の様子。パープルフリンジがー。未熟だ。

 
 

新幹線 500系/N700系

今回の旅行先が京都に決まったとき、是非とも500系の新幹線に乗りたい、と考えました。単に500系は乗ったことがなかったので、このまま「のぞみ」の編成から外れてしまうのは、寂しいなぁ、と... (^^;。

しかしどの編成が500系で運用されるかどうかはちっとも分かりません。有り難いことに、この情報をまとめて下さっている「500系/N700系のぞみ時刻表」というページに助けていただき、無事、希望の系列に乗ることが出来ました。作者の方に感謝です。

というわけで、行きに乗った500系。顔を拝みに行くのが大変だったので、お尻の写真。


帰りはN700系。東京駅に着いてから撮影したので、こちらもお尻。




偶然にも、隣のホームには、新旧700系の並んでいる姿が。



「500系は揺れに揺れる」と聞いていたので楽しみ(?)にしていたのですが、それほどでも無かったです。一方、座席の広さ、という点ではN700系の方が流石に快適でした。また、N700は足元にACコンセントがあったのにもびっくり。

無線LANのアクセスポイントが存在しているのは確認できましたが、まだ、接続できず。とはいえ、車内で普通にインターネットへ接続できる日も近そうですね。

ハイアットリージェンシー

宿泊は、ハイアットリージェンシー京都。三十三間堂のすぐ隣、タクシーで5分足らずの場所です。2006年3月にリニューアルオープンとのことで、大変に綺麗なホテルでした。

室内の様子はこんな感じ。


窓からの眺め。


真向かいにあるのは京都国立博物館

外国からのお客様が大変多く、例えばレストランで朝食を食べている時などは、7割以上が外国の方でした。海外資本系列のグループホテルなので、海外の方は安心できるのかも知れないですね。

部屋では有線ネットワークが使用できます。LANケーブルは部屋に備え付けです。使用料は1分42円ですが、24時間で最大1575円以上は請求されません。無線LANへのアクセスパスワードも併せて表示され、利用可能とのことでしたが、私は利用する機会がありませんでした。ロビーで外国からのお客様がノートPCを利用している何度も目にしましたので、そこで利用可能だったのかも知れません。

夕食は1日、ホテル内のレストランである「東山」で頂きました。「和食」という基本線を骨太に通していながらも、細かな味付けや盛りつけなどでは、洋食的なアレンジも加わえており、如何にも「ホテル内の和食レストラン」、という感じです。ここでもお客様は外国の方が多かったので、そうした点も考慮しているんだろうな、と思います。

今回は、少し背伸びしてルームサービス。


一緒に頼んだポテトの皮がパリパリして、非常に美味しかったです。というわけで、今日のお酒。

Louis Roederer Brut Premier。



シャンパンです。いつものように、普通に美味しい(おぃ)。

スタッフの方も大変に親切で、機会があれば、是非また利用したいと感じた、大変に良いホテルでした。京都でホテルに滞在したい方にはお薦めです。

隣の三十三間堂から1枚。

 

京都旅行

少し遅めの夏休み(?)で、10/12から10/14にかけて、二泊三日で京都へ旅行に行ってきました。

京都旅行は10年以上ぶり。もはや前回の記憶が薄れていて、新鮮さを満喫できた反面、自身の老化の激しさに衝撃を覚えています (^^;

中日はあいにくの雨降りでしたが、なかなか風情がありました(と言っておく)。

旅行中、予想以上に活躍したのが、iPhone。雨の中、一眼レフカメラやガイドブックを引っ張り出すのは中々難儀なものですが、簡易カメラとしてもナビとしても重宝しました。

カメラとしてはパンフォーカスで、画素も低く、写りも悪いのですが、逆に構図も何も気にせず、いい加減にパシャパシャ気軽に撮りまくることが出来ました(褒めてない!?)。また、Google Map+GPS+ピンチ操作で居場所の把握を、自由に縮尺を変えながら気軽に行えたのも有り難かったです。勿論、iPhoneだから、というよりも、ケータイの多機能さが便利だった、という感じではあるのですが、「ボタン一つ」という操作形態も、心の便利さに繋がったかな、と感じています。

もう一つ活用したのが、Googleのツール群。

Google マイマップへ作成し、事前に行きたいところへ印やWebサイトのlinkを貼り付けて全体的な規模感を把握したり、夕食の時間や、電車の発車時刻といった各種予定をGoogle Calendarで管理しておきiPhoneとSyncしたり。旅行中にかかったお金は、Google SpreadSheetで集計したりもしました。もちろん、これらのツールは、一緒に行った家人と共有することが可能ですから、双方勝手気ままに編集、閲覧することができます。

宿泊先の予約から列車の手配など、ほとんどの作業がWebだけで完結したこともあり、大変便利な世の中にものだなぁ、とオジイチャン的な感慨に浸った旅行でした。

以下、幾つかの話題を別トピックにて。

2008/10/08

IPv4アドレス枯渇対応テクニカルセミナーに参加してきました

10/6、「第1回IPv4アドレス枯渇対応テクニカルセミナー」へ参加してきました。

少し遅れて会場入りしたのですが、溢れんばかりに非常に多くの人でびっくり。技術系の方々と非技術系の方々が半分位、という比率に見えました。とは言え、後半の技術系話では、流石に人数も減り、技術系の方々が多いように見えました。

前半の内容は、アドレス枯渇に関する概論でいつもの内容のおさらいです。ただ、総務省の方々がいらっしゃる場で、「IPv4アドレス枯渇が2010年に早まった」、という表現を使われていたのが新鮮でした。というのも総務省の「インターネットの円滑なIPv6移行に関する調査研究会」で公開された「IPv4アドレス枯渇時期予測について」では、IPv4アドレス枯渇時期を2011年初頭から、と表現していて、その関係から、「総務省レポートでは枯渇時期を2011年と予想」などと言われることが多かったので。

さて、今回のセミナーで私が聞きたかったのは、データセンターの方々や、サービスを展開されている方々の感じ方です。

総じて言えば「現状それほどの緊急性を感じていない」とでも言えば良いのでしょうか「ビジネスにならない為、まだ取り組んではいない」という言い方が正しいのかも知れません。

個人的には、自身のIPv6運用ノウハウ獲得までの学習曲線を思い返すと、サービスそのもの移行処理は勿論、サービスを支えるバックヤード系システムなどで安定性を獲得するまでに時間がかかると予想される、そろそろ腰をあげるべきなのでは、と感じています。

どんな形であれ、CGN的なアプローチはISPから提供されることになると思っていますので、エンドユーザ側は当面IPv4ネットワークを利用し続ける事ができるのだろうと思います。

問題はサービス提供側のグローバルIPv4アドレスが本当にピンチになってきたとき。絶対、水面下ではIPv4アドレスの争奪戦争が生じると思うのですが、どうなんでしょう?この点からAPNICで議論が繰り返されている「アドレスの移管を認め、DBの健全性だけは、何としても維持統べし」という意見は、大変現実的だと思うのですが...。

さて、日本のインターネットは常時接続が当たり前になりつつありますが、この成功故に、
  1. 常用するIPv4アドレス量が高止まりになる

  2. クライアントにCGN配下のIPv4アドレスとIPv6アドレスが割り振られる

  3. 結果的にIPv4アドレスが延命され、サービス提供者はIPv6でのサービスをせず、アドレスは普及すれども、IPv6ネットワークが実質的に立ち上がらない

  4. 一方で、多段NATによりVoIPなどの透過性が落ち、IPv4インターネットの魅力が徐々に落ち始める

  5. 「ガラパゴス」ケータイサービスの囲い込みネットワーク戦略の接続性/サービス可搬性の魅力が相対的に高まる

  6. ケータイインターネットが更に普及し、PCベースのインターネットは副次的になる

  7. 日本のインターネット界が、世界から取り残される
なんて、悲しい流れにならないといいなぁ、と思いました。

家電機器など、開発/利用期間の長い装置はそろそろマイグレーションプロセスを考えて置かないと、期限切れギリギリになってしまうのでは、と思われるものも少なくありません。

この業界、これから数年はいろいろありそうだな、と感じています。

2008/10/05

積ん読から2冊

積ん読から2冊

数年前に購入し、他の本に下敷きになっていた本を2冊ほど読みました。少し部屋の片付けをしたのがきっかけです (^^;両方とも既に古典とされつつある、大変有名な本です。

1冊目は『イノベーションのジレンマ』

最近、『イノベーションへの解 実践編』が発売になりましたが、そのシリーズ第一弾といった位置づけでしょうか。

最終章から論旨を引用させていただくと、こんな感じ。
見事な成功をおさめてきた企業の有能な経営陣が、ひらすら利益と成長を求めるうちに、最高の経営手法を使って、企業を失敗に導く場合があることを学んだ(p.293)。
マネージャはまず、これらの衝突がどのようなものかを理解する必要がある。つぎに、各組織の市場での地位、経済構造、開発能力、価値が、顧客の力と調和し、持続的イノベーションと本格的イノベーションという全く異なる仕事を邪魔せず、支配する環境を作り出す必要がある(p.297)。
やっぱり、こういう話を読むと、自身に関係の深いソフトウェア開発プロセスとの関連で考えてしまうわけで、例えば、成功する為のパターンを模索して手に入れたソフトウェア開発のチームが、その成功故に、維持するものが大きくなり、だんだんと機動力と言うかAgilityが失われてしまう、という悲しいパターンに近いのかなぁ、と。

これ対する本書での提案は「邪魔せず、支配する環境を作り出す」ということですが、これは『XP エクストリーム・プログラミング入門 第2版』
小規模なチームでプロジェクトを始め、自立したチーム間で作業を分割する(p.116)
と、同じ思想に根差しているのだろうな、と感じました。

で問題は、これら独立部隊が独立性を保ちながらも、全体として、一本、確とした筋を通すにはどうするのか、という点なのですよね...。

もう一冊は『会議が絶対うまくいく法』

ファシリテーションに関する本で、ポイントがサクサク読めます。会議を主催する側になった人には、勿論、多くの論点がぼけた会議に業を煮やしている人にも、自分が同じことをしない為の注意点を知る為に、お薦めです。

さて、この本では「問題解決のコツ」として、
集団で評価をするときには、判断を下す前に、共通の判断基準をつくり、合意しておかなくてはならない(p.216)
という記述が出てきます。そして恐らくこれこそが、「全体で筋を一本通す」ことの肝なのだろうな、と。

自分の周りで起こっている、上手く行っているプロジェクトや、残念ながら、少し空回りしているプロジェクトなどを見ると、ファシリテータの存在やビジョンの提示、スーパーエンジニアの存在性などに各種特徴が見られ、あぁ、やっぱりプロジェクトって面白いな、と思うのでした。

広告
イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)
イノベーションへの解 実践編 (Harvard Business School Press)
XPエクストリーム・プログラミング入門―変化を受け入れる
会議が絶対うまくいく法

iPhoneの経路探索

iPhoneに搭載されている「マップ」アプリ。残念なことに経路探索機能が日本では利用できません。

が、何故か、10/1の深夜から急に利用が可能になりました。「近距離でも高速を使う」などの問題があったものの、「ばんざーい」と喜んだのも束の間、10/2の未明から再び利用できない状態に (^^;

寂しいのでその時のSSを貼っておきます...。


 でも、まったく手つかずといったわけではないのかも、という期待を持てただけでも大変嬉しいです。早く正式稼動し始めると良いな。

2008/10/01

VAIO SR用バッテリを購入

9/19頃、VAIO SR(PCG-SRX3)のバッテリが死にました。このバッテリは2代目。当時既に純正品が販売停止になっていた為、サードパーティ製品です。

SRはモバイル用途で常用しているので、バッテリが売ってないかな、と探してみたところ、7年も前に発売されたPCにも関わらず、数店舗でサードパーティ製バッテリを取り扱っているのを発見しました。素晴らしい!

値段は概ね1万円位。NetPCが大体5万円前後で購入できることを考えると結構微妙な気もしましたが、無い袖はふれない、ということで (^^;

購入したのはnoteparts.comさんで、型番はPCGA-BP2S互換のPCGABP2S-03。22日の夜遅くに注文したところ、祝日を挟んでいながら、25日に到着、という大変素早い対応でした。

幾つかのショップの中からここを選んだのは、取り扱っているバッテリの容量が4400mAhだったからです。オリジナルバッテリのPCGA-BP2S/HIは3600mAhなので約1.2倍。実は今まで使っていたのも4000mAhで、少しだけ増量したものでした。

折角なので、重量など計測してみました。
  • オリジナル(3600mAh): 320g

  • 2代目(4000mAh): 298g

  • 3代目(4400mAh): 316g

多少2代目が軽いか、という感じはしますが、概ね誤差ですね。SRの本体重量が940gなので大体1.25Kg。NetPCの主流よりは少し重いかな、という感じでしょうか?

輝度を下から2番目にしたところ、満充電で5時間利用可能、と表示されました。


実際の利用環境を想定し、海人さんのBBenchでも計測してみることにしました。私のSRはネットワークカードがIntel PRO/Wireless 2200BGに載せ変えられているので、802.11gで自宅のAPへ接続した上で「キーストローク出力」と「Web巡回」を共に有効にして実験。綺麗な放電の線を描いて、3時間16分位で終了。なかなかですね。


おまけで会社から支給されているVAIO TypeGも重量計測してみました。本体835gでバッテリ308gの計約1.15kg。バッテリは5800mAhです。このPC、使い方にもよりますが、無線LANを有効にしても5時間は確実に持ち堪える感があります。うーん、なにげに省電力への進化って偉大だなぁ...。

もし今回のバッテリが死んでしまった場合、流石にその頃には替えのバッテリを入手するのは難しいだろうな、とは思っていますが、その日が来るまで、お手軽モバイル機として使い続けよう!