2011/03/21

ASPIRE 1830Z-F52C/K を購入しました

我が家では、小さなサーバが常時稼動しています。サーバはVirtualBox上で稼動しており、その時点での余剰PCをホストシステムに使用しています。

ホストPCは定期的に変わりますが、現在はEPSONのMT8000を利用しています。Pentium4 530を搭載した2004年製の古いWindows PCです。

電力消費量の多いPentium4を常時稼動させるのは問題だ、と思いながらも置き換えるチャンスを逸していたのですが、最近の電力供給量を鑑み、新規PCへ置き換えることにしました。

PC購入に当たっては、5時間程度のバッテリ稼働が可能なノートPCを選択の条件にしました。バッテリをUPS替わりにすることで、突然の電源断を避けられます。また、VirtualBoxを稼動させることから4Gバイト以上のメモリを搭載できることも条件としました。加えて、Wi-Fi以外の方法でインターネットへ接続出来ることも緩い条件の一つにしました。

結果、購入したのはACERASPIRE 1830Z-F52C/Kです。

ULV版であるPentium U5600を搭載し、カタログ上のバッテリ駆動時間は約7時間。最大4Gバイトのメモリを搭載可能で、WiMAXを内蔵しています。重量は約1.4kg。量販店在庫があり、直ぐに持ち帰ることが出来ました。

価格は54800円で10%ポイント還元、WiMAXへの加入により5000円引き。店によっては、販売価格が50000円を切っているところもあります。WiMAXは利用しなければ1年間は無料であり、31日経過以後であれば違約金なしで解約可能とのこと。

カラー印刷の施された外箱。


開くとダンボールの蓋があり、その下に薄い布地にくるまれた本体が格納されています。


本体の下にはACアダプタと必要最低限の薄いマニュアル。


ACアダプタ。コネクタ部がコンセント形状に応じて差し替え可能なタイプですが、持ち運びを考えるとコネクタ部の出っ張りが気になります。大きさは小型で重量も軽め。ケーブルを束ねるマジックテープが付属している点が便利です。


薄い布に包まれた本体。


液晶部を開くと更にキーボードを覆う布地。


液晶周辺には保護用のビニール。セロハンテープのような素材でした。


キーボードを覆う布地と液晶まわりのビニールはバッテリ装着部と干渉しており、バッテリを装着するには、まずこれらを取り除く必要があります。

バッテリを装着した様子。天板はマット加工で指紋跡が残りにくいタイプです。


キー配列ならびにトラックパッド。トラックパッドとパームレストの高さが一定で、スッキリとしたデザイン。トラックパッドの周辺には突起があるため、パッド範囲を指先で知覚することが可能です。ボタンは2つに分かれています。


パームレストへ数多くのシールが張ってあるところは一般的なWindowsPC同様。


MacBook Air 11inchとの大きさ比較。概ね同じくらいです。


IdeaPad S9eとの大きさ比較。一回り大きめですね。


MacBook Air、IdeaPas S9e との厚み比較。IdeaPad S9eと同じくらいです。Airに比べれば厚みを感じますが、持ち運びに支障は感じられません。コネクタ類はAirよりも遥かに充実しています。


正常起動することを確認した後、メモリを増設することにしました。メモリはPC3-8500(DDR3-1066) SO-DIMMの2GB。2000円位です。


メモリの増設は本体背面から行います。ネジは全部で5箇所、内2箇所はシールに隠されています。このシールを剥がした時点で一切の保証が受けられなくなります。つまりメモリ増設はメーカ保証対象外であり、自身の責任のもと作業を行わねばなりませんので、十分な注意が必要です。


 全てのネジを除去したところ。


裏蓋はプラスチックの爪で止まっていますので、取り除くにはある程度の力が必要になるでしょう。裏蓋を外すとディスクやメモリへアクセスできるようになります。

空いているメモリスロットは1つ。


ここへメモリを差し込みます。


裏蓋を元通りに閉めれば終了です。無事メモリが4Gとして認識されました。


使用感ですが、動作は高速であり、液晶の発色もきれいです。液晶輝度などは、デフォルトのままでは見続けるのが辛くなるほど眩しく感じてしまうほどの性能でした。

キーボードの入力しやすさは、このサイズのノートPCとして標準的なもの。キー右側の変速ピッチが気になりますが、中央にあるキーピッチは十分です。

性能、大きさ、バッテリー持続時間と価格を考えるにつけ、持ち運び用やセカンドPCとして、大変にコストパフォーマンスの高いお買い得なPCだと言えるでしょう。

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