2010/12/24

静岡版 RG 1/1 ガンダム見てきました

12月15日、RG 1/1ガンダム見物の為、静岡へ行ってきました。


RG 1/1ガンダムは、所謂「実物大ガンダム」として、昨年夏に東京お台場に展示され大変な人気を博した立像を一部改変し、静岡へ移設したものです。

お台場での展示は、私も7月8月、見に行くチャンスがありましたが、訪れた人々の多くが口々に「大きい!」と感嘆しながら、楽しそうに見ていた様子が印象的でした。

今回は静岡への移設に当たり、「ガンダム30周年」から「ガンプラ30周年」とテーマが変更され、お台場での展示とは次のような変更が加えられています。
  • 右手にビームサーベルを装備
  • 各種マーキングの変更
展示場所も海近くから平野となり、視覚的な変化も楽しめそうです。

静岡ガンダムは、JR東静岡駅すぐ近くに立っています。東京駅から東静岡へ向かう場合、新幹線で一旦静岡へ出た後、東静岡まで一駅分戻る方法が便利です。ITmediaの「静岡ガンダムを新幹線から見るには」によれば、この時に新幹線の車窓からガンダムを目にすることができるとのことで、試してみました。

乗車したのは東京11時03分発、静岡12時06分着の「ひかり469号」。ガンダムは新幹線の右側座席に見えるとの事なので、進行方向右側の座席が確保できると嬉しいところです。ありがたい事に、「のぞみ新幹線ナビ」にて「新幹線の座席図」を公開くださっており、それによれば下りの右側は二人席の様子。そこで、「えきねっと」にて乗車券・指定券予約時に「並び方の希望」で「2列座席に限定する」を指定したところ、無事右側の座席を確保することが出来ました。窓口で指定券を取る場合には、駅員さんへお伺いしてみるのも良いかもしれません。

ひかり469号は、三島の次が静岡で、新富士駅には止まりません。新富士通過後、トンネルが幾つか続きます。多くの場合、トンネルを抜けても山並みが続きますが、静岡駅へ向かう最後のトンネルを抜けると一気に平野が広がります。その後、概ね2分後にガンダムの見られる東静岡駅を追加します。時刻にしておおよそ12時5分頃でした。静岡駅到着直前であり、社内に流れる静岡駅停車を知らせるアナウンスも英語案内すら終わりに近いような状況ですので、このアナウンスの開始を起点に探し始めると良いかも知れません。

車内アナウンスが流れ始めてからガンダムが背後に流れるまでの映像です。ガンダムが出てくるのは後半5秒で一瞬。YouTube上ではHDサイズで視聴可能です。


会場入りしてみると、平日だった為でしょう、人影がまばらで、気兼ねすることなく近くでみることが出来ました。

まずは正面立像。


背後にはALSOKとドコモのビルが見えます。


せっかくの静岡なので、富士山とのツーショットを目指しましたが、なかなか角度的に難しい様子。かろうじて、富士山とガンダムのおさまった構図。


ビームサーベルを握る手。


お台場版では何も握っていませんでした。


ビームサーベルの刺さった台座。溶けています。


ランドセルにはビームサーベルが1本。


お台場の時には2本でした。


実はランドセルに刺さったビームサーベルは避雷針を兼ねています。


今回は1本となったのは、どこかに隠し避雷針が設置されたのか、時期的な判断か、1本でも問題ないことが確認できたのか、興味のあるところです。

全体的にマーキングは新仕様。左肩には「GUNPLA30th」の文字が。



お台場版の前期はこちら。


こちらはお台場後期「2016 東京オリンピック・パラリンピック 招致サポートバージョン」のマーキング。左肩が違います。


足のマーキングも「GUNPLA30th」。



お台場では何も書かれていませんでした。


その他、ボディ周りのマーキングもお台場版とは異なっています。


ちなみに、静岡版ガンダムのマーキングは今年発売になったガンプラ「1/144 RG RX-78-2 ガンダム」が元ネタです。このガンプラには「GUNPLA30th」の文字が書かれた、「静岡ガンダムバージョン」のデカールと、この文字の書かれていない通常版デカールの2種類が付属しています。私は通常版で組みましたが、もう一体組みたくなってしまいます。

12月15日時点での演出は、4時までの定時がショートプログラム、3時30分までの各自30分がミドルプログラム、4時30分以降は、30分単位で夜用プログラムです。

昼間のプログラムでは、概ねお台場同様で、目が光り、首が稼動します。ショートとミドルの違いも、上演時間以外にはそれほど差がありません。



勿論スチーム噴出も健在。


今回は加えて、ビームサーベルの台座からもスチームが噴出、高熱で溶けている感じを演出しています。


演出終了後に各種方向から撮影を。

青空に立ち尽くす正面と背後。


きれいな雲とのコントラストで立像も映えます。


夕方。ひこうき雲と共に。


LEDも灯りはじめました。


ライトアップが綺麗です。


夜の部の演出が開始されました。

後半は、なんとクリスマスソングにあわせて、ガンダムのLEDが明滅、ビームサーベルをスクリーンに見立てた映像投影では雪が舞い、サンタやトナカイが踊ります! これは12月1日から始まった新演出で1/11までみられるそうです。流石にクリスマスが終わったら一部内容は変わるのではないかと思います(が、分かりません)。

この演出の映像を最初から最後まで記録してみました。7分程ありますが、興味のある方は、どうぞ御覧ください。YouTube上ではHDサイズで視聴可能です。


なお、今回の展示は、「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」としての出展であり、同会場には「静岡ホビーミュージアム」が設営され、プラモデルの歴史展示などを見ることが出来ます。この中では「シャア専用ザクヘッド1/1スケール」や、2005年「GUNDAM-来たるべき未来のために-」で展示された、ア・バオア・クー脱出後の「実物大コアファイター」なども展示されています。



入り口直ぐそばには、スタッフ証を首にかけたガンダムが。


会場には、飲食店も出展されており、身近なところでは、ガンダムカフェも。


少し離れた場所にはこんな砂絵が。



オフィシャルショップも併設されており、今回は、廃材から作られた「エコプラ」と六体揃えるとガンダム立像が再現できる「ガンダム大地に建つ」などを購入しました。店内にはヤマト運輸の出張所も併設されており、万が一買い過ぎた場合にも安全な設計です!(勿論私は自宅配送を頼みました...)。



さて、翌日12月16日は、静岡10時48分発の「こだま640号」で東京方面へ。勿論ここでもガンダム立像を見ることが出来ます。通過時刻は、おおよそ10時51分頃。この時点では速度も控えめなので、簡単に見つけることが出来ました。

この「静岡ガンダム」ですが、演出付きの展示は、翌年1月10日まで。それ以降も3月27日まで、展示は続くそうです。是非、年末年始など、機会があれば寄ってみては如何でしょうか。

今回は幸い雨にも降られることなく、静岡ガンダムを十分に堪能することが出来ました。寒い中、この旅行に付き合ってくれ、また動画撮影など協力してくれた家内に感謝いたします。


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