2010/12/02

kdconv をバージョンアップし日本語ファイル名を適切に使えるようにしました

PDFファイルをKindleで読みやすくなるように変換するkdconvgithubで公開しています。自身で裁断・スキャン(所謂自炊)して生成したPDFファイルをKindleで読みやすく出来れば、と思い作成しました。

ありがたい事に、ご利用いただいている方から、本ブログのコメントで「日本語ファイル名を使っている場合、pdftkの制限により、正しく扱えない」旨を教えていただきましたので、その点への改良を行いました。

また、当初想定していたMacOS X上での利用に留まらず、Linuxなどでご利用くださっている方々もいらっしゃるようですので、変換後ファイルの自動転送先ディレクトリを、-p オプションで指定できるようにしました。

上記変更は、ver1.0.3としてhttps://github.com/n-miyo/kdconvから取得可能です。

なお、kdconvでは書籍のタイトルとして、生成後のPDFファイル名を使いますが、Kindle標準状態では、書籍タイトル一覧で日本語を表示することが出来ません。日本語ファイル名を利用する場合には、ご注意ください。

コメントや要望などございましたら、どうぞお気軽に、ブログコメントや twitterなどにて、お送りください。

使ってくださっている皆様に、日々感謝しています。また、皆様のご意見が大変有り難く感じます

2 件のコメント:

  1. Linuxで使用していることを投稿したものです。
    対応してくださってありがとうございます。

    日本語ファイル名がkindle上で使えない問題ですが、Linuxではロケールをja_JP.UTF8にすると、kindle上でも日本語ファイル名が表示されています。

    というわけで対処法方としては、kdconv内でロケールをja_JP.UTF8に指定してやるとkindle上でも日本語ファイル名がうまく表示されます。

    ちなみに、実はLinux上の方がkdconvが早く動きます。kdconvをはじめてLinux上で使ったとき、「これLinux用じゃないか?」と疑ったりしました(笑)

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  2. 動作確認、どうも有難うございます。

    ja_JP.UTF8でタイトルメニューへも日本語が表示されるとは知りませんでした。古いファームウェアで動作確認したままの古い知識だったのかもしれません。ご指摘、どうも有難うございました。

    色々な環境でご利用頂けるのは、本当に嬉しいです!

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