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2008/08/03

iPhone 購入

7月25日の金曜日、ぶらりと秋葉原のヨドバシへ立ち寄ったところ、iPhoneが入荷している、とのアナウンス。思わず購入してしまいました。購入したのは16Gの黒。

まさかこんなに早く購入できると思っていなかったので、何の事前調査もしておらず、適当にデフォルトのプランで購入。後になって、分割払いではなく一括購入にしておけば良かったかなぁ、とかも思いましたが、まぁ、良いかな、と。

対応してくださった店員さんも iPhone の販売は初めてとのことで、SIMカードの挿入などに四苦八苦していらっしゃいました。また、説明事項も数多く、これは、売り側も大変なデバイスだなぁ、と...。

普段iPod Classicをケースも液晶保護シートもないまま乱雑に使っている私ですが、iPhone は手に持って使うことが多いと思われるので、購入直後に落としたら怖いな、と、隣で販売していたELECOM のシリコンケース(MPA-SCAPHBK)を適当に購入。しかし、製品自体に文句はないものの、ケースに着けたままではDockに刺さらないこと(当たり前)、また、装着した後の見た目がいまひとつなことから、サッサと使うのを辞めてしまいました。落とした時に後悔しそうだな...。

一方液晶保護シートには、Palm時代からの愛用品であるOverLay Brilliantを。こちらは、珍しく一発で綺麗に張ることが出来、また、違和感なく使えています。

さてデバイスの感想ですが、iPhoneを「(おまけで通話も出来る)インターネット接続機能付きPDA」として見ていた大変満足です。過去、ネットワークに自由に繋がるPDAを求めて、古くはPalmPilot+SnapConnectから、W-ZERO3[es]まで、いろいろ試してきましたが、残念ながら、いまひとつしっくり来るモノがありませんでした。W-ZERO3 は面白い端末ではありましたが、通信機能の弱さと、ActiveSync の脆弱さがどうにも...。また、ブラウザのレンダリング能力不足も悩みの種でした。最近は、P905iのフルブラウザを活用していましたが、今度は画面の狭さと、テンキーによる文字入力、また、PC環境とのSync能力不足などがネックとなり、結局iPaq112との併用とならざるを得ませんでした。

こういった視点から捉えると、MacOS X + iPhone の組み合わせは大変快適に使えます。ブラウザのレンダリング能力も問題ありませんし(flashの使えないのが少し辛いですが)、各種SyncもiTunesを経由して、iCal/アドレスブック/iPhotoと一発です。しかもメイルは GMail がそのまま使えますから、最近 IMAP を全面的に活用している身として、まさに願ったりです。

購入前から分かっていた問題点は、メモの Sync が出来ないこと。私は結構PDAのメモ機能を使うので、この機能がないとiPAQからの完全以降は、ちょっと難しい。そんなわけで、現在は iPhone + iPaqという体制です。

また、意外だったのが、iPod機能でのミュージックビデオの扱いが、iPod Classic と異なること。私はミュージックビデオの所有数が多く、それを音楽代わりに聞く、という使い方をよくしています。iPod Classic の場合、ビデオ種別をミュージックビデオにしておくことで、ミュージックビデオを通常楽曲と同じ扱いにすることが可能なのですが、iPhoneでは、ミュージックビデオの扱いは、あくまでもビデオに準じるようで、再生中に本体をSleepにしてしまうと、楽曲再生が止まってしまいます。また、同じ理由からか、単一プレイリスト中に楽曲とミュージックビデオが同居している場合、シャッフル再生を行うと、ミュージックビデオだけがスキップされてしまいます。これは、iPod機能をiPhoneで賄おうと考えていた私には誤算でした。Genreから楽曲リストへ入り、楽曲を再生させることで、その後はミュージックビデオも楽曲として扱ってくれる為、回避策がないことはないのですが、Playlistでは、この機能が働かないようで、また、ミュージックビデオ再生中に一旦停止してしまい、再度再生を行うと、今度はビデオ扱いになってしまいます。というわけで、今しばらくはiPod Classic を手放すことも難しいのかも知れません。

当初から iPhoneで通話/ケータイメイルを使う気のなかった私は、P905iとの2台体制で挑むつもりでしたが、蓋を開けてみたら、おまけで iPaq112 + iPod Classic も併用対象になってしまい、ちっとも集約できてない気が (^^;

まぁ、これらの問題は、そのうち iPhone の機能が成熟してくるにつれて、だんだんと良い落としどころに向かって行くのだろうな、と、楽観視しています。まだまだ、iPhone のファームは改善途上だと思いますし、進化して行くところがミニコンピュータとしてのiPhone の魅力でもありますし。

想像していなかった魅力的な点としては、iPod機能の音質が iPod Classic よりも良いように感じられること。音質にこだわりはないので、気のせい、と言われればそれまでですが、同じヘッドフォンを使っても、音の感じが違います。

また、WebSiteへのダイレクトリンクを他のアイコンと同じようにホームメニューへ設置/整理できるのも予想以上に便利でした。各種Googleサービスへのリンクを置いておくことで、Webサービスも内蔵アプリケーションも、全く同じ感覚で使えます。

まだまだ、新しいデバイスだけに、幾つか不具合や改善してもらい点もありますが、私の使い方には大変に良く合致した、魅力的なデバイスです。十分に楽しもうと思います。

Outlook の修復

最近本当に iPaq 112の調子が悪くて困っています。正確には、「Outlook とメモの同期が上手くいかない」問題なので、ActiveSync の問題なのですが。

現象は「x項目が競合しています」という大変良く目にするものです。この現象が起こった場合、今までは、
  1. PC側のメモをどこかへ退避

  2. 「競合の解決」を選択

  3. PDA側で情報を上書き

  4. 両ファイル差分を確認

  5. 手マージして、再度 sync
ということで乗りきっていました。

しかし、何時の頃からかこの方式が使えなくなり、「競合の解決」を選択すると、「デバイスでファイルが使われているかデバイスのメモリ不足」というメッセージがでるようになってしまいました。最後にはお決まりの、「状態の表示」エラーになり「デスクトップで問題が発生しました。サポート コード:85010014」が繰り返されることに。

この場合も解決策は決まっていて、
  1. デバイスを再起動する

  2. Outlookを終了させた後、タスクマネージャで Outlook プロセスを探し、残っている場合には、強制的に終了させる

  3. Outlook の「ヘルプ」から「アプリケーションの自動修復」

  4. ActiveSync で「モバイルデバイスの削除」を選んで、再度コネクションを設定する

  5. ActiveSyncを再インストールする
という、なんだか情けないことを順番にためす事になります。しかし、なぜか今回はこれでもだめなのです。

しかも、最もよく分からないのが、「上手く行くことがある」こと。何度かデバイスの再起動やOutlookの修復を繰り返すと、スルっと上手く行ってしまうことがあります。しかも、これ以後も、そのまま上手く行くようになるか、再び発生してしまうかは、運次第だというのが嫌らしいところです...。
特に私は自宅と勤務先の二か所で sync しているので、更にややこしく、片方では上手く行っても、もう片方はだめだった、という事は頻発します。

現在は、競合したメモを全て退避、削除した後、再度 sync を行うことで、なんとか折り合いをつけているのですが、確実な現象の切り分けと回避策を見つけたわけではないので、ドキドキです...。

この辺り、PalmOSでは困ったことがなかったので、流石に良く出来ていたな、と改めて感心してしまいました。

2008/03/22

iPAQ 212

とうとう日本でもiPAQ212が発表になりました。

良い感じで全部入りモデルなPDA。VGAはWebブラウズなどに最適ですねー。PIM専用機として使うには、少し厚くて重いかな、という気がしますが、旗艦としては良い感じ。

純粋なPDAが絶滅危惧種認定される今、HPには、ぜひとも頑張って欲しいものです。

でも、PIM機能が強化されそうなiPhone/iPod touchにも興味あったり (^^;

2008/02/27

ActiveSync TIPs

ActiveSync で PC と iPAQ を sync していると、たまーに、メモが競合状態になってしまうことがあります。

ここで「競合解決」を選択をすると、
このメモは現在使われているか、デバイスのメモリが不足しています
みたいなメッセージが出て、やっぱり競合が解決できない、という事態に陥ってしまうことがあります。

「PCを見てもOutlookは起動していないし、iPAQを見てもメモリは足りているし...、おかしいなぁ」という場合には、素直に、「Windows タスク マネージャ」を調べてみましょう。恐らく Outlook.exe がこっそり起動している筈です。こいつを「プロセスの終了」ボタンで殺してやれば、OK(!?)。再度 ActiveSync の同期を試してみましょう。

手動で強制的に殺している為、保存前のOutlookのデータが消失する可能性が高いです。試す場合には、ぜひ、気をつけて...。

2008/02/17

ActiveSync on Bluetooth

お手頃価格だったので、Bluetooth アダプタを買ってきました。プラネックスのBT-Mini2EDRWです。というわけで、早速 ActiveSync を実験してみました。

...こ、これは難しい。恐らく私が Bluetooth 機器を使うのが初めてだからなのでしょうが、設定項目に関する勘が働きません。しかも、初めて故に、いじらないで良いところを変更し、混乱に拍車をかけてしまいます。仕方がない、諦めて、マニュアルでも読むか...(おぃ)。

というわけで、「(多分)これだけで ActiveSync on BT 出来るはず」という設定を以下にまとめておきます。後から思い出しながら/再現しながら書いているので、漏れがあったらすみません。

ちなみに PC 側にインストールしたのBluetoothスタックは「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba Version v5.10.08」というもので、PC側のOSは WindowsXP です。また、ActiveSyncは
4.5.0(ビルド5096)を使っています。

まずはPCの設定です。

  1. PCにBluetoothアダプタを差します。
  2. 付属の CD からドライバをインストールします。多分Reboot必須。
  3. タスクトレイに「Bluetooth Manager」アイコンが常駐しているのを確認します。
  4. 「Bluetooth Manager」アイコンを右クリックして「オプション」を選びます。
  5. 下の方にある「有効にするサービス」で、「Bluetooth COMポート サービス」にチェックが入っていることを確認しましょう。
  6. 「Bluetooth モジュールの電源状態」でBluetoothをオンにします(電源ボタンのような大きなアイコンをクリックする、というなかなか、シュールなインターフェイスです...)。
  7. ここで「OK」を押してオプションを閉じて構いません。

次にiPAQ側の設定をします。

  1. USBでPCとActiveSyncの接続が確立していないことを確認します。接続が確立している場合には、ひとまずUSBケーブルiPAQからを抜いて下さい。
  2. [スタート]->[ActiveSync]を選びます。
  3. [メニュー]から[接続...」を選びます。
  4. 「次の接続方法ですべてのPCを同期する:」にチェックを付け、その下のプルダウンメニューから「`BlueTooth ActiveSync」を選びます(Tが大文字だよ...)。
  5. 再度[スタート]から[設定]->[接続]->「HP iPAQ Wireless」を選びます。
  6. 「Bluetooth」タブを選びます
  7. 「ステータス:オフ」をタップし「ステータス:オン」にします。
  8. 「Bluetooth接続」をタップします。
  9. 「新規作成」から「Bluetooth経由でActiveSync」を選びます。
  10. 「次へ」を2回選びます。
  11. 接続先のPCが表示されますので、それをタップし、「終了」を選びます。

するとPC側で「Bluetooth パスキー(PINコード):」が求められますので、適当に入力しましょう。しばらく入力しないで放置していると接続が切られますので、迅速に。

この後iPAQ側で同じく「Bluetooth 認証」としてPINコードの入力が求められますので、同じ値を入力します。

これで、接続する準備が整いました。iPAQ側の Bluetoothマネージャには「(PC名)とのActiveSync」というアイコンが作られている筈です。そのアイコンをタップ&ホールドし、「プロパティ」を開いてください。「サービス名」として「COM7」などと出来ているはずです。この「COMn」を覚えておきましょう。覚えたら、右上のokを選んでこの画面から抜けて構いません。

再度PC側に戻り ActiveSync の設定です。

  1. 「Microsoft ActiveSync」を起動しましょう。もし、既にUSB経由でActiveSync接続が確立している場合には、USBケーブルを抜きます。
  2. 「ファイル」メニューから「接続の設定」を開きます。
  3. 「以下のいずれかの接続を有効にする」を選び、先ほどの「COMn」を選びます。私の例では「COM7」でした。
  4. 「OK」で確定します。

再びiPAQへ戻ります。

  1. 「(PC名)とのActiveSync」をタップし、接続を選びます。
これで、自動的にPCとActiveSyncが始まるはずです。お疲れさまでした...。なお、ActiveSyncが終わったら、iPAQのBluetooth接続を切断するか、USB給電して充電しておきましょう。さすがに無線ネットワークなので結構電池を食います。

さて、肝心のActiveSync on Bluetoothの感想ですが、ケーブルレスで接続できる点は素晴らしいのですが、私のように、常時PCを立ちあげておき、且つそのPCとiPAQをUSBケーブルで接続しているような
人間には、正直「びみょー」です。どうせUSBで接続しているのだから、そちらで、ActiveSyncしても、特に困っていないし... (^^;

とは言え、PCからの給電ではなく、付属のACアダプタで充電している人には、結構便利かな、と思いました。iPAQ 112も、充電クレードルがあれば感想はまた違ったのでしょうね。

2008/02/12

再度ActiveSync

懲りずに ActiveSync の話。

会社で ActiveSync が通らなかったのは、単純に Packet Filtering のせいでした。会社のPCには、最初から AntiVirus ソフトウェアがインストールされているのですが(しかも、管理者しか設定変更ができない)、いつの頃からか、そいつが Pakcet Filteringもするようになっていたのに気がつかなかった、という間抜けなオチでした。情けなさすぎる...。

iPAQ112(というか、Windows Mobile 5.0/6なのだと思いますが、一応、以後iPAQとしておきます)、[スタート]->[設定]->[接続]->[PCへのUSB接続]で選べる「高度なネットワーク機能を有効にする」をチェックすると、USBを物理層としたTCP/IPネットワークでActiveSyncコネクションを実行しようとします。これは、無線LANやBluetoothによる同期処理を同一のSchemeで実現しようとした、非常に全うな考え方に基づく結果なのだと思います(その割には、無線LANのActiveSyncは廃止されましたが...)。

この状態でPCとUSBケーブルで接続すると、例えばWindowsXPの場合、「デバイスマネージャ」の「ネットワーク アダプタ」に「Windows Mobile-based Device」という端点が作られます。


「ネットワーク接続」で見ると、これに呼応して「ローカル エリア接続 7」などが作られます(普通は2とかでしょうね...)。このプロパティを選んでみると、使用インターフェイスへ、先ほどの「Windows Mobile-based Device#6」などが使われていることを確認できます。


この端点のPacket Filtering を適切に設定してあげないと、「高度なネットワーク機能を有効にする」状態では、ActiveSync が上手く通りません。

「高度なネットワーク機能を有効にする」状態で、iPAQ側ActiveSyncプログラムの[メニュー]->[接続...]から「クレイドルにドッキングしたとき」の「次の接続方法ですべてのPCを同期する」を確認すると、そこで表示されるリストのデフォルトは「USB」になっていると思います。

一方「高度なネットワーク機能を有効にする」を無効にした上で、PCとUSBケーブルで接続すると、PCからは、USBデバイスとして認識されることになります。


iPAQ側のActiveSync手順も少し変わり、一瞬「接続中」というタイトルのモーダルダイアログなどが表示され「ユーザ認証」などの手続きを行う姿を見ることが出来ます。

この時iPAQ側ActiveSyncプログラムの[メニュー]->[接続...]から「クレイドルにドッキングしたとき」の「次の接続方法ですべてのPCを同期する」で表示されるリストのデフォルトは「`USB Default」です(分かりにくいなぁ...)。

ちなみに一旦「`USB Default」をリストに表示させると、以後、「高度なネットワーク機能を有効にする」状態でも、「クレイドルにドッキングしたとき」で「`USB Default」を選択することが可能になります。が、接続はTCP/IPを通じて行われますので、USB接続で、この設定が変更できる意味は、いまひとつ分かっていません...。

「高度なネットワーク機能を有効にする」を無効化した状態でも、IEを使ってActiveSyncのDTPT機能を経由して外部サイトへアクセスできました。もしTCP/IP on USBのActiveSyncが安定せず、ただUSBを使って同期をしたいだけであれば「高度なネットワーク機能を有効にする」は無効にしておく」というの、ひとまず分かりやすい方法なのかも知れませんね。ちなみに会社のPCに入っているAntiVirusソフトのPacket Filteringに負けた私は、この設定です...。

さて、TCP/IPを使って ActiveSyncを行うときに、PC側接続端点(「ローカル エリア接続 7」など)でPacket Filtering を解放しておくポートは、マイクロソフトのサイトを始め、各サイトでいろいろとまとめてくださっている通りです。
ちなみに前者には、「5679ポート」もTCPと書いてありますが、私がパケットを調べた限りでは、このポートの使用は確認できませんでした。恐らく後者の「UCPの5679ポート」が正しそうです。

ここで、幾つかポートをFilteringして遊んでみました。

まず、PC側端点のIPアドレスですが、ここは「IPアドレスを自動的に取得する」設定にしておく必要があります。私の環境では、PC側へ割り振られるアドレスは169.254.2.2で、iPAQ側が169.254.2.1でした。このアドレスは、IPv4の LinkLocal アドレスブロック内の値ですが、APIPAでアドレス決定が行われるのではなく、DHCPで明示的に割り振られています(ちなみにDHCPサーバはiPAQ側です。すげー仕様だ...)。PC側のインターフェイスへ169.254.2.3などのアドレスを明示的に設定して実験しましたが、iPAQとの接続は確立できませんでしたので、DHCP割り当てアドレス値とActiveSyncが連動しているか、単純な固定値なのかも知れません。2台以上のWindows Mobile端末をつなげてみたいところです。

さて、990/tcpをFilteringしている場合、PC側ActiveSyncでは、「接続中」というメッセージが表示され続け、暫く後「接続されていません」へと変化します。しかし「接続中」はもちろん、「接続されていません」が表示されたその後も、PC側からiPAQの5679/udpへ、1秒ごとにパケットが送出され続けています。また、iPAQ側は、それに対しICMP port unreachbleを丁寧に返し続けています。相当時間観察しましたが、このやり取りが終了することはありませんでした。もしUSB給電しない状態にしてあったら、iPAQ側の電池は尽きていたでしょうね...。

990/tcpのfilteringを解除すると、PC上のActiveSyncのメッセージは少し変化し「変更箇所を探しています」になります。が、実際には接続が確立できず、最終的には接続エラーです。この間、iPAQからPCの999/tcp、5678/tcp、5721/tcp、26675/tcpへSYNが飛びまくっていました。以後、これらのポートの filtering を順番に開けたり閉めたりして観察しましたが、結局すべてのポートを開けずには、接続を確立させることが出来ませんでした。

ここで面白いのは、990/tcp の filtering を解除しておくと、iPAQは 5679/udp のICMP port unreachbleを返さないことです。PCから iPAQ の 5679/udpへパケットが送出された瞬間、iPAQはPCの990/tcpと接続確立を行おうとします。これが確立できると、iPAQは、先ほどの udp パケットを無視してしまうようです。またPC側も、以後5679/udpへのパケット送出を行いません。これがマイクロソフト資料で、「5679(ハンドシェイクおよび Legacy Replication)」と書いてあるの所以なのかもしれません。

さて、無事に接続を確立できるようにポートのfilteringを適切に設定すると、PCとiPAQの間で実際のデータのやり取りが開始されることになります。

990/tcpでは40秒間隔でpacketのやり取りが行われます。この間PC上のActiveSyncのステータスは変化せず、特に同期が行われている感じは伝わってきません。実際、コネクションの確認だけ行っている
ように見えます。

26675/tcpでは240秒間隔で packet のやり取りが行われます。このやり取りが行われている間、PC上のActiveSyncは「同期中」の表示になります。データのやり取りが終わると、この表示は「接続完了」
となりますが、実際にはTCPのコネクションは張られたままです。このコネクションは、最後のACKが確認されてからのち、60秒後に切断されることになります。後、240秒後に再度TCPセッションの確立から開始されます。

上記で分かるように、ActiveSyncでは結構頻繁にやり取りをしているようですので、USBを接続しっぱなしにしておく場合には、USB給電を有効化するのがお薦めな様です。

さてさて、ここまでは、すべてActiveSyncの理想的な環境での接続の説明でしたが、実際には上記の調査中、幾つか不可解な現象に出会いました。

一つは、「iPAQ側のAstiveSyncが刺さる」というものです。iPAQの[設定]から[実行中のプログラム]タブを選ぶと、「実行中のプログラム一覧」には、ActiveSyncが表示され、ActiveSync が動作しているように見えます。しかし、iPAQはPCの990/tcpへ接続を張りに行こうとしません。結果、PCはiPAQの679/udpへパケットを投げ、iPAQはICMP port unreachable を返す、という990/tcpをfiltering したときと同じ挙動になってしまいます。大抵この場合、[実行中のプログラム]タブから ActiveSync を終了させようとすると「このプログラムはビジー状態にあるか、ユーザーからの応答を待っている」となっている場合がほとんどで、例えプログラムを殺しても安定せず、結局 iPAQ の再起動をすることになる、という感じでした。

もう一つは、更に不可解であり、且つ対処に困ってしまう問題で、「iPAQ側が勝手にUSB接続を瞬断する」というものでした。この場合、瞬間的にネットワークインターフェイスが途切れるようで、packet captureプログラム的には、interface lost という形で現れました。こうなるとPC側のActiveSync は「接続されていません」状態になってしまい、またiPAQ側のActiveSyncから「同期」を選んでも同期が開始されません。今のところ、この問題の解決手段は「物理的にUSBケーブルを抜き、再接続する」という、なんとも情けないものしか見つかっていません。ちなみにこの現象は「高度なネットワーク機能を有効にする」を無効化していても発生しましたので、iPAQ 側のUSBドライバに何か原因があるのかもしれません。これは何とか解法を見つけたいものです。

ちなみにDTPTによるネットワーク接続はExchangeサーバとの直接データ交換を実現することが主目的の様です。私はExchengeサーバと直接繋げる環境はもっていませんが、この状況の packet を眺めるのも面白いのかも知れません。

なかなかActiveSyncの森は、奥が深いですね...。

2008/02/05

2/29

緑の公衆電話が故障したのは、うるう年の処理ミスが原因だったそうな。

「へー、いまどき」とか思っていたら、Spbから Spb Diary バージョンアップのお知らせが。

The following changes were made in Spb Diary 2.5.7:
<省略>
- (!!) Problem with some appointments after Feb 29 shown on wrong date fixed
あらららら (^^;

充電空っぽ

いつも通り会社で ActiveSync。そしていつものようにつながらない。ネタだね。

iPAQを再起動してもだめ。しょうがないのPCを再起動。VMware 入れているから、再起動が面倒なんだよなー。でも、再起動後はつながりました。接続状態も保たれてて、問題なし。そのまま放置。

が、仕事を終えて帰宅しようと iPAQ を覗き込むと、なぜか画面が消えている。いやな感じ、と思いつつ電源を入れようとするも、ちっとも入りません。がーん。充電中ランプはついているけど、充電してないよ、こいつ。何度か起動を試みるも、完全放電状態でだめでした。仕方がないので、自宅に帰って充電。会社にもACアダプタ、置いておこう。

おそらく、なんらかのタイミングで ActiveSync の接続が切れて、それをトリガーにiPAQ側の電池が無くなったのだろうな、とは予想がつく。しかし、接続が切れて電池が失われる理由が分からん。iPAQ側は、再接続を試みて、Sleepに入れないのだろうか?

加えてActiveSync状態が確立できていないと充電できない、という仕様は謎だ(AC経由だとできるし...)。さらに言えば、勝手に接続が切れるのが、そもそもの謎だ。会社と自宅のPCはまったく同じなので、ハードウェア的な相違は、あまり考えにくい。違うとしたら VirusScan 系のソフトの銘柄かなぁ...。DHCPのアドレス再リースででも、こけているのかな。

「高度なネットワーク機能を有効にする」をはずしてみようかなぁ。

2008/02/04

ActiveSyncトラブル再び

iPAQ 112が自宅でも ActiveSync できない状態に。

そもそも、USBから給電されず、これは困るなー、ということで調査開始。

付属のACアダプタとUSBケーブルで、iPAQへの給電を確認し、iPAQの物理的な問題でないことを確認。その後、PCのUSBコネクタへ直接接続し、接続可能であることを確認した後、何度か iPAQ の reboot を繰り返し、同じく問題のないことを確認。これで、iPAQ自身が原因でない可能性が高まりました(良かった)。

次はUSBハブの切り分け。現在、セルフパワーの6ポートUSBハブを使っていますが、このハブ、構造的には、3ポートハブが2つカスケードされて、Hub in Hubという感じなんですが、このうち後段のハブが認識されなくなっていました。iPAQはここにつながっていたので、そもそも、物理的につながらない状態だったようです。

このUSBハブ、他PCにつないでいても後段部分が認識されません。マウスなど、それなりに原始的な他USBデバイスをつないでもだめ。おなじみの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\USB を
レジストリから消去しても、後段のハブ部分だけ再認識させてもだめなので、本当に物理的に死んだのかなぁ。でも、買って、まだ1週間経ってないんですけど...(しかも今回に限って、保証書を捨てたっぽい)。仕方がないので、ひとまずこのハブをあきらめ。前段だけ使えるので、ストックしておきましょう。

で、iPAQを直接PCのUSBポートへ接続する構成に結線を変更し、再度 ActiveSynce すると、今度はおなじみの「サポートコード 85010014」。仕方がないので、Outlook に対し「アプリケーションの自動修復」を行い、接続可能状態を復活させました。

W-ZERO3[es]のときよりも sync トラブルが多いのは、なぜだろう。USB給電、WindowsMobile6 など、要素が絡みすぎてて、なかなか切り分けが進まないのが悔しい。PalmではPilot時代からTH-55まで、 HotSync で悩んだことはなかったので、その点では優秀だったよね。

# デバイスが手に入りにくくなったのは、最大の問題だけど...。

2008/02/03

Crystal Shield for iPAQ112

PDA工房さんでiPAQ用のCrystal Shieldを購入。

いつも失敗するので、今回は3枚パックを買ったのですが、珍しく一発で、それなりに綺麗に貼れました。まさにマーフィーな感じ。いつか出番もあるでしょう。これで、多少乱雑に扱っても安心できるようになりました。


先日書いた流用しているTH55用ケースに収まった姿。肝心なボタン類がすべて隠れているところが泣けます。

2008/01/29

ActiveSync

自宅で Sync して情報を吸い上げた後、会社のPCとも Sync を試す。なかなか安定しない。最初 、間違えてActiveSync 4.2 とつないでしまったからだろうか? USBポートを変えて何度か試したらうまくいきました。謎。

「ツール」の「オプション」を見ると、現在iPAQ が接続されている PC にぶら下がっている「同期する情報」は正しく日本語表示されているのに、iPAQが接続されていない PC にぶら下がっている「同期する情報」が文字化け。これは自宅も会社も同じ現象。原因分からん...。

2008/01/27

iPAQの環境整備

主にスケジューラとしての用途がメインなので、W-ZERO3[es]で便利だったものを抜粋して突っ込む。

SPBシリーズでは、Backup、Diary、PocketPlusとWeather。PPはついでに4へバージョンアップ。アプリケーションは、OffisnailDateと、GoogleMapsぽけギコ。Utilityでは、GSFinder-WM5JTREytaskmgr

キー入力環境を整えようとしてたら、HappyTappingKeyboardという凄く便利なものを知る。これに iPhone 風の skin をかぶせておしまい。

皆様、ありがとうございます。

2008/01/26

iPAQ 112 が届いた

iPAQ 112が届いた。PalmPilot 時代からPalmOSが好きだったけど、さすがに長年の愛機であるCLIE TH55は寿命を迎えそうである。長い間、ご苦労様。

とは言え、しばらくケースは、TH55用丑や製を流用。ちとでかいが、まずまず。