2012/01/28

iMac Early 2008のメモリを6GBへ拡張する

そろそろ買い換え時期かな、と思いつつ、未だにiMac Early 2008を愛用しています。

Core 2 Duo/2.8GHzという、今となってはやや時代遅れなCPU搭載機ではありますが、動作速度にそれほど不満は感じません。

一方「最大容量は4GB」と制限されたメモリ上限は深刻で、特にOSをLionへ上げ、Xcodeを4.2にしてからは、Xcodeを起動するだけで、空きメモリが0となってしまうこともしばしば。途端にスラッシングが発生し、一切の操作がままならなくなってしまいます。

Appleは保証していませんが、iMac Early 2008は、システム構成上、最大6GBまでメモリを認識してくれます。しかしメモリチップの相性が厳しいらしく「6GBは認識したものの、4GBを超えた途端にシステムがハングアップした」という報告も目にします。

とは言え、今のままでは使い物になりませんので、モノは試し、と6GBへの拡張をやってみることにしました。

今まで使っていたメモリはUMAXのDDR2-800(2GB)。これを2枚挿し4GBで運用していました。


 今回、その内の1枚を抜き取り、SUPER TALENTのDDR2-800(4GB)に置き換えます。


購入したのは上海問屋で、価格は税込4999円。一世代前のメモリということもあり、昨今のDDR3メモリ価格と比べると、高めです。

メモリを交換し、恐る恐る電源を入れてみたところ、問題なく6GBまで認識しました。



早速メモリ消費量の激しいアプリケーションを起動してみます。5.8GB程度までメモリを消費させてみましたが、特に問題なく動作しました。


有り難い事に、両メモリモジュールで使われていたチップは問題の生じない組み合わせだったようです。5000円の出費でiMacの快適性が見事復活しました。

相性問題への懸念もあり、何方へもお薦めできるわけではありませんが、iMac Early 2008でメモリ不足へ悩んでいる方は、試してみる価値はあると思います。

なおVINTAGE COMPUTERさんでは、事前に動作検証を行った4G+2G構成のメモリキットが販売されています。価格は13800円と安くはありませんが、相性問題に悩まされない保険代金、と考えれば、良い選択肢かもしれません。

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