2019/11/04

AirPods Pro と WF-1000XM3 などのイヤホンを聴き比べてみました

颯爽と登場した AirPods Pro



早速購入し、しばらく常用してみました。とても魅力的な製品です。今年は色々魅力的なイヤホンが次々と登場し、どれを常用しようか迷ってしまいます。

そこで、手元にある製品を比較してみました。比較したのは、以下の4製品です。

- Apple: AirPods Pro
- Sony: WF-1000XM3
- Bose: Power Beats Pro
- Apple: AirPods



各製品のオススメポイント


AirPods Pro のオススメポイント

- WF-1000XM3 と同等の最強ノイキャン性能
- カナル型で装着感が安定
- 外部音取り込み時の音がすごく自然
- 耐汗耐水

WF-1000XM3 のオススメポイント

- 音楽への圧倒的な没入感
- イコライザを調整することで音質を自分好みにカスタマイズ
- 最強のノイキャン性能でありながら6時間連続再生
- クイックアテンションが便利

Power Beats Pro のオススメポイント

- イヤーフックでワークアウト時の安定性が抜群
- 本体だけでボリュームを変更できる
- 全ての操作が物理ボタンで簡単操作
- 一度の充電で9時間再生

AirPods のオススメポイント

- 開放型で気負わず使える
- ケースも含めたサイズが小さい
- 値段が手頃

もう少し詳しく


今回取り上げた4製品はどれもこれも魅力的で、どれを購入しようか迷ってしまう場合も多いでしょう。ただ、それぞれの製品が持つ個性を考えると、自分に魅力的な製品が絞り込めるかもしれません。

[AirPods Pro]



Apple ブランドで初めてノイズキャンセリング機能を持つイヤホンでありながら、圧倒的な完成度で登場です。

大きな特徴的は「自然さ」。ノイキャンを有効にすると、すっ、とノイズが消え、音楽が飛び込んできます。圧迫感も少なく、長時間装着していても違和感は強くありません。それでいて、一定以上の大きさで話している人の声や電車の車内のアナウンスは、かき消されることなく耳に入ってきます。音楽と融合している感じです。

外部音取り込みモードに切り替えると、まるでイヤホンを装着していないかのような明瞭な音質、ボリュームで外音を聴くことができます。モード切り替えはフェードイン・アウトで行われるため、耳に違和感を感じることのない移行が心地良さを感じます。

カナル型なので耳に安定して収まりますが、軸がそれほど長くないため、カナル型が苦手な方でも装着感は良いかもしれません。

外音への対応や装着感など、この製品は Apple が得意とする「生活を邪魔せず、自然に利用する」ということを念頭に作られた製品に感じます。耐汗耐水への対応なども思想の一環かもしれません。

ただ、この方向性のため、例えば「外部音取り込み」モードで音楽を再生すると、楽曲自体の聞こえは悪くなります。また、ノイズキャンセリング機能を有効にしていても、人の声に近い帯域のノイズが耳に入ってくることもあります。

[WF-1000XM3]



非常に強力なノイズキャンセリング機能を持ったイヤホン。

同じく強力なノイズキャンセリング機能で話題となった WH-1000XM3
https://www.sony.jp/headphone/products/WH-1000XM3/
の性能そのままに、小型軽量カナル型イヤホンになりました。

この製品の特徴は「音楽への没入感」。どこでも「音楽」を「良い音で楽しむ」ために、その世界に入り込むために、作られているように感じます。

ノイズキャンセリングは、音楽を再生していない状態ではわずかにヒスノイズを感じますが、音楽再生を始めれば全く気になることなく、綺麗にノイズをかき消してくれます。軸が長めなカナル型の本体と相まって、外音の遮断性能はピカイチです。どんな環境でも、気軽に好きな音楽へ没入して欲しい、そういう思いを感じます。もちろん再生音はソニー製品お馴染みの音質。厚みがあり、中音域の音も綺麗に伸び、以前からのソニーイヤホン音質が好きな方は、違和感なく装着できるでしょう。

この音楽第一主義の方向性は外音取り込み機能を有効にしても受け継がれます。外の音を取り込みつつ、注力するのは音楽。楽曲再生の邪魔をしないように配慮しながら、外音を取り込む音設計がなされているのか、外音取り込みを有効にしても、音楽を明瞭に聴き続けることができます。

音へのこだわりはスマホアプリへも現れ、スマホアプリへ搭載されたイコライザ機能で、音質を自由に変更できます。もし、標準音質が、自身の好みや、聞いているジャンルに合わない様であれば、自由に変更、調整してみましょう。これも音楽第一主義の方向性なのかもしれません。

それでいて、ノイキャンを有効にした状態でも連続6時間も再生できたり、イヤホンへ軽く触れている間だけ、外音を鮮明に取り込むクイックアテンション機能が付いているなど魅力的な機能も搭載。特にクイックアテンションは、他人に話しかけられたり、電車のアナウンスを聞きたい時など、とっさに外音を取り込みたい場合に大変便利です。

やや惜しいのは、耐汗耐水ではないところ。ワークアウトで使うのはちょっと躊躇してしまいます。また、外音取り込み時の音質は、フィルタが挟まっている様な、やや不自然な音質となります。また、以前のソニー製 Bluetooth イヤホンと比べてずいぶんとは良くなったものの、人混みやノイズの多い場所で、音が途切れてしまう頻度は、Apple 製品に比べてまだ多い様に感じます。

[Power Beats Pro]



この製品は、ずばり「ワークアウト第一主義」です。

ノイズキャンセリング機能は持たないものの、カナル型なので、一定以上の外音遮断性能も期待できますし、音質も非常に素直です。低音が強調される様なこともありません。しかし、より一層この製品の魅力を高めているのは、随所に溢れるワークアウトへのこだわり。

最も特徴的なのが、大きなイヤーフック。スッと耳へ引っ掛けることができる快適さでありながら、ワークアウト中に外れる心配が全くありません。これを装着してトレッドミルでランニングしていても、「ずれ落ちてきそうだな」と感じたことは一度もありませんでした。また、他のイヤホンでは、不注意に手が当たって耳から外れてしまった様な状況でも、この製品はしっかり踏みとどまってくれました。

再生などのコントロールボタンが物理的である点、また、同じく物理的なボリュームボタンがが本体へ備わっている点も、ワークアウトとの相性抜群。私は、ランニング中など「もう少し気合入れて踏ん張ろう」という場面で音楽のボリュームをあげる場合が多いのですが、この際 iPhone や Apple Watch を操作することなく、本体だけで操作が完了するのは、非常に快適です。さっとボリュームを上げ、再び走りへ集中できます。

また「この曲は今のペースに合わないな」という場合に、走りながら曲送りをすることもありますが、この様な状況でも、物理ボタンの方が簡単に操作できます。タッチセンサー系ボタンの場合、ランニング中などの体が上下している状態では、うまく操作が入らなかったり、逆に2度効いてしまったり、という場合もありますが、そんなイライラとも無用です。

長時間持つ点も魅力的ですが、その反面本体サイズも大きめなため、ややケースが大きくて重い点が残念です。

[AirPods]



Pro のつかない AirPods。この製品の魅力は「気軽さ」です。

今回取り上げた4製品の中で、唯一の開放型。例えば、軽く街中を歩く場合など、音楽を楽しみつつ、外音も自然に取り込みたい、という場面に最適です。ひょい、と耳に引っ掛けるだけで音楽再生をできますし、本体が小さいため、邪魔になりません。

小型軽量なケースも持ち歩きの妨げにならず、聴き終わったら、さっとしまうことが可能です。他の3製品と比較して値段も手頃なので、その点でも気軽に購入できます。

装着感、音楽との関わり方、持ち運び、どの点からも気負わず、気軽に楽しめる製品だと言えるでしょう。

ただその気軽さが、人によっては「耳から外れやすい」という点へ繋がってしまうことには、注意が必要です。装着感の安定性という点からは、私の耳との相性もあまり良くありませんでした。

結論

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

今回取り上げた4製品、どれも非常に魅力的で、悩んでしまいますが、その中でも、「気軽さ」の無印 AirPods と 「ワークアウト第一主義」の PowerBeats は方向性が明確で、この点へ魅力を感じた方には、それぞれの製品がおすすめでしょう。

少し難しいのは、「自然さ」の AirPods Prot と、「音楽への没入感」の WM-1000XM3。どちらも基本性能は大変に高く、どちらを買っても満足することは間違いありません。ただ、両製品が目指している思想はやや異なっているため、その点は自分の好みや生活スタイルを踏まえて、どちらが、より合っているか、という点で選べば良いと思います。最近は、試聴できる店舗も増えていますから、近くにそうした店舗があれば、聴き比べてみるのも楽しいかもしれません。



2019/03/21

iPhone XS Max で Bluetooth 接続性問題が発生し、機体を交換してもらいました

iPhone XS Max を発売日に入手し、快適に利用していたのですが、今年の1月末ごろから、Bluetooth の接続が頻繁に切れるようになってしまいました。

例えば、

- ソニーの完全ワイヤレスイヤホン(WF-SP700N)と接続し、音楽を聴いていると、再生がブツブツと切れてしまう。

という症状が。この時、

- 右手に iPhone を握り、その腕を下におろすと、完全に途切れる
- 右手を曲げて90度位にまで持ち上げると、再生できる

となり、イヤホンと iPhone との距離が症状を引き起こすトリガーになっています。

また、

- 本来 Apple Watch へ届く「通知」が、iPhone へ届く。

という症状も発生しました。

iPhone が Apple Watch と接続できている場合には、各種通知は Apple Watch 側へのみ届く、というのが仕様です。iPhone 側へ届いている、ということは iPhone が Apple Watch を認識できていない、ということになります。

実際、通知が iPhone へ届いた直後に、Apple Watch 側の接続状況を確認すると、iPhone とではなく、無線LANやセルラーとつながっていることが確認できました。無線LANやセルラーとの接続は、Bluetooth に比べて消費電力が大きいため、Apple Watch の電池が1日持たずに枯渇してしまう、という状況もしばしば。

感覚的には、iPhone からの Bluetooth 出力が弱まっている感じです。

iPhone 側で Bluetooth のオン/オフ、機器の再ペアリング、本体の電源オン/オフ、betaを含むOSアップデート、と一通りのことは試したのですが、症状が改善する気配がありません。他の iPhone とイヤホンの接続実験を行ったところ、全く途切れることなく音楽再生ができています。

環境やイヤホンの問題、というよりも、私の iPhone のハードウェア問題だろうと、Apple Store の Genius Bar へ。

担当の方へ一通り状況を説明し、ハードウェア診断を行って頂いたところ生憎 Bluetooth へ異常はない、とのこと。

念の為、店頭備品の AirPod で症状を検証してみましょう、と、AirPod を持ってきて頂き、ペアリングをしようと私の iPhone へ近づけてみたのですが、接続画面が全く表示されません。少し離れたところに置いてある、店員さんの iPad へは何度も接続画面が表示されるのですが、私の iPhone へは一度も表示されませんでした。

結果、「あぁ、これはダメですね」ということで、その場で即座に機体交換となりました。無事に不具合が再現してくれて良かったです。所要時間30分くらいでした。

もし、iPhone XS Max で Bluetooth の接続性に問題を抱えている場合には、一度、 Apple Store で診てもらうと、事態が改善するかもしれません。

ちなみに、iOS 12.1.2 が 2018年12月17日に公開されましたが、このバージョンは、一部で Bluetooth の接続問題が話題になりました。私はこのバージョンをスキップし、2019年1月22日に公開された iOS 12.1.3 を入れたのですが、このあたりから Bluetooth の問題が生じ始めた気がします。もしかすると特定個体の Bluetooth と iOS バージョンの相性問題があるのかもしれませんね。

2018/08/27

Mail.app の「セキュリティ保護されていない認証を許可」チェックボックスを有効にするアプリを作りました

macOS High Sierra(少なくとも 10.13.6 まで)は、Mail.app に小さなバグがあります。

そのバグは、

  1. Mail.app 「環境設定」の
  2. 「アカウントタブ」から
  3. 「IMAPの詳細設定」へ入り
  4. 「セキュリティ保護されていない認証を許可」のチェックボックスを有効にした後
  5. 「OK」を押しても
  6. 「セキュリティ保護されていない認証を許可」の設定が反映されない

というものです。

Mail.app はユーザ名やパスワードなどを変更すると、その設定が正しいかどうかをサーバへ問い合わせて検証を行い、正常な接続を確認できた場合にのみ、設定を保存する仕組みになっています。

そのため、「セキュリティ保護されていない認証を許可」の設定が反映されない場合、SSL の有効になっていないメイルサーバへの設定変更は検証が成功しないため、保存ができない、ということになってしまいます。

多くの IMAP サーバは SSL に対応していると思われるので、このバグで悩む人は少ないとは思いますが、私が私的に使っているIMAP サーバは SSL 非対応のため、非常に困ってしまいました。

そこで Mail.app が使っている ~/Library/Accounts/Accounts4.sqlite を直接操作するアプリ「Accounts4Fixer」を作成しました。v1.0.0 の Release バイナリも作成してあります。

内容は単純で、直接データベースの当該要素を変更してるだけです。Mail.app は CoreData を使ってデータベースアクセスをしているようですが、このアプリでは SQLite ライブラリを使って直接データベースを書き換えています。

アカウントに関するデータベースを変更する都合上、変更が  失敗した場合、最悪 macOS へログインすらできなくなってしまうかもしれません。その点をよく理解頂いた上で、自己責任でご利用ください(事前にバックアップを作成することをお薦めします)。

なお、この Mail.app のバグは、macOS Mojave では直っているようです。例年通りであれば、恐らく一ヶ月程度で Mojave がリリースされると思われるので、もしそれまで待てるのであれば、また、Mojave へアップデートする予定であれば、Mojave リリースを待つのも良い案だと思います。

2018/06/25

復活する「SMTP サーバリスト」を消す方法

この記事は macOS 10.13.5 / メール 11.4(3445.8.2)を使っています。

macOS 付属の Mail.app で何度も復活する「SMTP サーバリスト」の要素を消す方法です。

TL;DR

Keychain Access.app を使って com.apple.account.SMTP.accountsync を消します。

macOS に付属のメールアプリで「環境設定」に入り、「アカウント」を開くと、メール用のアカウントが表示されます。



右側のペインにあるセグメントバーで「サーバ設定」を選択すると「送信用メールアカウント」のプルダウンメニューが表示され、「SMTP サーバリストを編集」からサーバの一覧画面へ移動できます。




本来ならば、消したい要素を選択し「-」ボタンを押すことで、不要な要素を消すことができるのですが、設定画面を抜け、再度設定画面へ戻ってくると、なぜか消した要素が復活してしまうことがあります。

この現象は Keychain.app を開いて該当項目を消すことで修正できます。

危険な操作ですので、十分に用心して行ってください。

1. Keychain Access.app を開きます。
2. メニューバーにある「表示」から「不可視項目を表示」を選択します。
3. Keychain Access.app の右上にある検索ボックスへ「com.apple.account.SMTP.asynchost」と入力します。
4. 「アカウント」に表示されている項目が「SMTP サーバリスト」の「ホスト名」と合致する項目を選択し、delete ボタンを押します。



これでメールアプリからも不要な要素が削除できました。念のために不可視項目を非表示にしておきましょう。

5. メニューバーにある「表示」から「不可視項目を非表示」を選択します。


2018/04/21

Xcode で Signing Certificate が Error になる場合の確認方法

(この記事は、Xcode 9.3 を使っています)

TL;DR


Build Settings タブにある Code Signing Identity を確認しましょう。

解説


Xcode 8 から Signing で「Automatically manage signing」が選べるようになり、とても便利になりました。この設定は Project Navigator から Targets を選択し、General タブの中にあるSigning で有効にできます。



ここで Team を選択すると、選択された Team 並びに、現在使用している Scheme の Info タブで設定できる Build Configuration などを踏まえ、適切な組み合わせの Provisioning Profile が選択(場合によっては生成)され、設定される、という仕組みになっています。



「Automatically manage signing」チェックボックスを無効にする(即ち チェックを外す)と、以前同様に、手動で Provisioning Profile を選択することも可能です。この場合は、Provisioning Profile を元に、Team が決定されます。




いずれの場合でも、Signing Certificates は最適なものが自動的に選択されますが、稀にこの選択が失敗してしまい、次のようなエラーになる場合があります。

Provisioning profile "XXX-Provisioning-Profile" doesn't include signing certificate "iPhone Developer: John Appleseed (XXXXXXXXXX)".

この Signing Certificates は同じく Project 設定の中にある「Build Settings」タブの「Signing」セクションにある「Code Signing Identity」の情報を元に決定されます。



例えば、「Release Build では iOS Distribution カテゴリの Certificate を使いたい」という場合には、この値を 「iOS Distribution」へ変更しましょう。



私の環境では、Automatically manage signing を無効に設定(すなわち Manual へ設定)した上で、Release build では、Distribution 用 Provisioning を使う設定にしていました。しかし Code Signing Identity は iOS Developer のままであった為、上記のエラーとなってしまいました。Code Signing Identity を iOS Distribution へ設定したところ、エラーが消えました。

なお、Automatically manage signing を有効に設定した場合、 Code Signing Identity は何れの build でも iOS Developer へ設定しておく必要があります。この値を不適切に設定すると、Generic タブの Signing セクションで、

_APPNAME_ has conflicting provisioning settings._APPNAME_ is automatically signed for development, but a conflicting code signing identity iPhone Distribution has been manually specified. Set the code signing identity value to "iPhone Developer" in the build settings editor, or switch to manual signing in the project editor.
といったエラーが表示されますので、Code Signing Identity の設定値を確認してみましょう。

2018/01/15

ルンバのオフィシャルメンテナンスパック

ルンバの販売元「アイロボット」社は、「アイロボットケア」として、ルンバのメンテナンスパックを提供しています

2011年にも紹介記事を書いていますが、この当時はルンバ577のメンテナンスを依頼しました。

今回は、その後継として導入したルンバ871のメンテナンス依頼です。

800/700シリーズの場合、基本価格は22,500円(税抜き)。バッテリ交換も依頼すると、加えて7000円(税抜き)の追加。合計、29,500円(税抜き)。

Webで依頼をし、配送業者へ取りに来てもらう、という流れは、前回と変わっていません。本体はバッテリの絶縁を行い、ホームベースとともに箱へ納めて送り出します。


箱は、購入時の外箱をそのまま使うのが便利で安全ですが、もしすでに箱を処分している場合には、他の箱でも構いません。

Webでは1週間ほどで戻されるようなことが書かれていますが、今回は送り出してから受け取りまでの日数は5日でした。以前と変わらず迅速な対応です。



前回同様、隅々まで汚れは除去され、

  • エクストラクター(中央のブラシ)
  • エッジクリーニングブラシ
  • フィルター

が完全に新しいものへと置き換えられていました。バッテリも新しいものへと置き換えられ、購入時同様に絶縁されています。



その他「本体: 前輪回転検知の不具合」による「87x基盤ユニット交換」、「エッジクリーニングモジュール:異音」による「エッジクリーニングモジュール交換」などが行われ、細かな点まで確認して頂けたことがわかります。


1点予期していなかった変更点として、「ホームベースの交換」がありました。変更理由は「接続端子変形による置き換え」。これに伴い、通電中本体のランプが消えるようになりました。


ルンバ500シリーズ向けのバッテリ交換も含めたメンテナンスパック、「メンテナンスサービスパック」は17,500円でした。それと比較すると、12,000円の値上がりになってしまったことはやや残念ではありますが、本体の機能向上を考えれば、未だリーズナブルな価格帯にある、と言えるのではないでしょうか?

ルンバを長く愛用したい方にはオススメのサービスです。


2018/01/02

2017年に増えた Apple Watch のバンド達

2017年に増えたApple Watchのバンドは、購入した4本+本体へ付属していた1本で計5本。


  • Nikeスポーツバンドがピュアプラチナ/ホワイト
  • スポーツループがシーシェルとダークオリーブ
  • スポーツバンドがソフトホワイト
  • レザーがルビー(PRODUCT)REDクラシックバックル


Nike Sport Band は今年の春から夏頃まで常用していました。





バンドへ穴が空いているため通風が良く、暑い夏も快適。気兼ねなく水洗いもできるので、ジムで汗をかくような状況でも、安心して使えました。色がホワイトスポーツバンドのような真っ白でないため、劣化が目立ちにくい点でも常用に向いています。


秋口からは新登場のスポーツループ。まだ暑い季節だったので、最初はシーシェルを。





その後、秋が深まってからはダークオリーブを使っていました。






ミラネーゼループと同じく締め付け具合を自由に設定できるため、普段は少し緩めに、ジムではきつめに、という運用をしていました。一方で、結局は面ファスナーで密着させることになるため、外す際に「バリバリ」という音がしてしまいます。静かな所での締め直しは、やや恥ずかしい...。

冬には新色レザーの、「ルビー (PRODUCT)RED クラシックバックル」が登場となり、以後はこれを愛用しています。







従来のスポーツバンドにあった明るい赤ではなく、 iPhone X ケースと同じ深い色合いが気に入っています。リューズ赤との相性もよくあっています。

本体付属のスポーツバンドは、残念ながら今の所出番がありません。



春先になったら、涼しげで良いかな、と思っています。

Apple Watch はバンドを付け替えることで、印象が大きく変化します。Apple Store では任意のバンドを試させてくれるので、気に入ったデザインや色合いのバンドがあれば、遊びに行くのも楽しいと思います。

2018/01/01

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017/12/31

Bluetooth イヤホン

今年購入したBluetooth イヤホンは、Beatsの Beats Xと、Jaybird のX3。



利用している環境は、通勤時、並びに、ジムでのトレーニング中に、音楽やPodcastを聞くことです。

どちらも基本性能は十分なのですが、結局は Jaybird X3を使っています。

Jaybird X3の一番の利点は、音の好みを自分で変更できること。例えば、iOS用には、Jaybird Mysoundアプリが用意されており、これで音のバランスを調整できます。例えば、Beatsのような低音の効いたサウンドや、国内ヘッドフォンで多いボーカル系の高音域を強調したサウンドなど、自由に調整可能です。他の人が作った設定を利用することもできるため、気軽に様々な音を楽しめます。

防汗、防沫な点も見逃せません。ジムでの利用では汗が避けられないため、これは重要な要素です。また走っている際に邪魔にならないよう、ケーブルを折りたたんで固定することもできます。

その他、ボリュームボタンで現在のバッテリーレベルを教えてくれること、電源オン時とBluetooth接続時とを別々に音声で教えてくれること、など細かな点でも行き届いています。

一方で、Beats Xが優れている点としては、マイク性能が挙げられます。Siriを常用する場合マイク性能は重要な要素ですが、生憎Jaybird X3のマイク性能は、Beats X へ遥かに及びません。静かな空間では音声を拾ってくれますが、屋外など外部環境音の発生する箇所では実用になりませんでした。

また、Beats Xは充電がLightningで行える点も魅力です。iPhoneを利用していれば、Lightningでの充電環境を探すことは難しくありません。一方 Jaybord X3は特殊な充電アダプタが必要であり、これを無くしてしまうと一切充電ができません。

総じて、ジムでの利用頻度が高い自分には、Jaybird X3が向いているようです。通勤時などの日常使いが種目できであれば、Beats Xは十分に有効な候補となるでしょう。

4Kメディアプレーヤー

昨年末、4K/HDRテレビを購入したものの、なかなか、アップコンバータ以外の方法で4Kコンテンツを視聴することができませんでした。

今年は、Apple TV 4K とFire TV(4Kモデル)を導入することができました。




4Kコンテンツの充実を楽しみにしていたのですが、残念ながら、どちらも4Kコンテンツの充実度はイマイチでした。

そんな中、一番テレビの性能を発揮できたのは、実はApple TV 4Kのスクリーンセーバーでした。HDRを生かした映像を使っている、ということもあるのでしょう、とても綺麗な映像を楽しむことができます。またUIウィジェット群も、4KではないAppleTV と比べて、非常に柔らかい色使いで表現されており、こうしたこだわりも嬉しい限りです。

一方で、今回初めての購入だったFire TVは、UIがシンプルにして十分な快適さを有していることに驚きました。フォーカスベースのインターフェイスとしては、AppleTVのTouchサーフェスを備えたSiri Remote よりもはるかに実用的に感じます。

こうしてみると、Apple TVの入力インターフェイスは、まだ二転三転しそうな気がします。また、AppleTV の Amazon Prime Video アプリで Amazon Prime Video を視聴するよりも、FireTV で視聴した方が高ビットレートで表示されることの多いことも気になりました。

今後の焦点は、両者とも4Kコンテンツの充実でしょう。海外では徐々に4Kコンテンツが増えていること、また、NETFLIXが一歩先を行っており、それを目指した競争が進んでいることから、期待できそうです。

スマートスピーカー

今年は日本でもスマートスピーカーが小売りされた年となりました。

私が今年購入したのは、Google Home Mini と Echo Dot。





購入前は、言語認識性能、知識量ともに Google Home Mini の圧勝だと思っていました。

実際使ってみると、確かに Google Home mini は言語認識性能が素晴らしいものの、やや「できません」「わかりません」との返答が多いように感じます。私が、Googleサービスへ十分なデータを提供できていない、ということもあるのですが、Google Assistantが提供してくれる情報量と比べてもやや寂しさを感じます。

一方、Echo Dot はユーモアを交えて、会話を続けようとしてくれます。Siriに近い対話パターンを目指しているような感じです。iClouldカレンダーとも連携してくれる点も、Google Home miniよりも、私の利用環境では、実用的でした。もちろん Amazon サービスと連携しているので、購買品のトラッキングにも使えます。

とはいえ、どちらも実用性ではまだまだ発展途上であり、何かを気軽に依頼できる、というわけではありません。Siriもイマイチではありますが、それでも画面へ応答パターンを表示し、即座に修正できるチャンスを提供してくれる、という仕組みが、この手のベータ的なサービスでは実用的なのだな、と改めて感じました。

ただし、PCのインターフェイスがCUIからGUIへ変化したように、今後のインターフェイスが自然文を用いたものになることは間違いないと思います。日本人の公的な場でのメンタリティを考えると、それが音声を用いたものなのか、はたまた、チャットインターフェイスのような文字入力を基礎としたものなのかは分かりませんが、プライベートな場では、音声入力、音声+データ表示出力、という形態が、案外遠くないうちに一般化するのでは、と予想しています。

iPhone X

iPhone X は11月に購入しました。





発表前は「ノッチが醜い」「数量が限定的で今年手に入れることは困難である」「ホームボタンがなくなったことで、使い勝手はベータレベルである」「顔認証は誤認識が多く、TouchIDの代わりにはならない」など、様々な噂が飛び交っていましたが、結局どれも杞憂に終わりました。

不思議なもので、iPhone Xの操作に慣れると、10年近く行ってきたホームボタンを押す、という行為を忘れてしまいます。iPadを使うときにすら、画面を見つめてロックが解除されることを待ち受けていたり、ホームへ戻るときにもスワイプアップしてしまう、ということが頻発しています。ましてや、他のiPhoneモデルを使う際には尚更です。

見つめるだけでロックを解除してくれるFaceIDは、iPhone Xで気に入っている機能の一つです。画面を見ているだけで、勝手にロックを解除してくれるため、動作に無駄がありません。ホームボタンを押す、という行為が必要な今までのiPhoneでは、TouchIDが便利な方法でしたが、ホームボタンがなくなったiPhoneXでは何もせずにロックが解除されるFaceIDが利に適っているように感じられます。

地味ながら、私が実は一番便利に感じているのは、サイドボタンの長押しでSiriを呼び出せることです。サイドボタンの長押しは、iPhoneを両脇からホールドする形になるため、ホームボタンの長押しに比べ安定します。Siriに何かを頼む際には、歩行中など、画面を見ることが困難な場合が多いため、安定して保持できることは重要な要素です。

iPhoneは毎年販売価格が上昇している点が気がかりなものの、ホームファクタが変化したことが、来年以降の変化へどのような影響を及ぼすのか興味深く感じています。

Apple Watch Series3

Apple Watch Series3 は9月に購入しました。

初代 Apple Watch、2代目 Apple Watch Series2と同じく、Series3もステンレススチールケースを選択。
そろそろ変化も良いかな、と思ったものの、このカラーとモデルが、各種バンドへ合わせやすいような気がします。

Series3 最大の特徴はCellularモデルが用意されたことです。アルミニウムケースでは、Cellular あり/なしモデルが用意されています。Cellular モデルの竜頭は赤く、非Cellularモデルの竜頭は従来と同じ黒です。



一方、ステンレスケースとEditionでは、Cellularモデルのみの提供です。

本体の外見は、初代からほぼ変わっていないApple Watchですが、Series3 でApple Watchの収められている外箱に変化がありました。

ステンレスケースモデルは、縦横の長さが同じくらいの立方体の箱へ入っています(アルミニウムケースモデルは横長の箱です)。初代と Series2は、その外箱の中へプラスチックの箱が収められており、Apple Watch はその中へ格納されている、という二重構造でした。

一方で、Series3からは内側のプラスチック箱が省かれました。iPhoneなどと同じ格納構造です。



初代AppleWatchは処理性能の問題から、Siriを呼び出し命令を実行してもらうまでに長い時間が必要で、常用は難しい、というのが正直な印象でした。

Series2になってから性能が一気に加速し、Siriを通じた処理が実用的になりました。このモデル以後、私はリマインダへの登録を、全てApple Watchで行なっています。

その中で登場したSeries3ですが、処理性能がさらに引き上げられ、電池の持ちも随分と向上しました。

今まで iPhone の Siri 経由で行っていたカレンダへのイベント登録など、長文となる命令も、Apple Watch 経由で行うことも増えてきました。また、WatchOS4から登場したSiri Faceも、Series2 で利用すると電池消費量が多く終日の利用は困難でしたが、Series3では、1日以上利用することが可能です。

また、Series3 の特徴というよりも WatchOS4 の機能ですが、ワークアウトへ向けた機能が向上し、各種ワークアウトの開始が簡略化や、心拍数の一覧など、実用的な機能向上が図られました。

逆に Apple が Series3 の売りにしている Cellular 機能は、それほど出番がありませんでした。この機能は、屋外で運動している際などに便利なのだと思いますが、私は、ジムでトレーニングしている場合でも常に iPhoneを携帯しているため、Apple Watch単体での利用、という場面にはなかなか遭遇しません。

Series2頃よりApple Watchの主体はアルミニウムケースへと移ってきました。外箱の簡略化やワークアウト機能の向上などからも、当初目指していたと思われる「高級時計」というイメージから、カジュアルな「スポーツウオッチ」へのイメージ戦略のシフトが感じられます。

結果、手探り状態であった初代機に比べ、利用シーンが明確になってきたと感じています。Apple Watchはスポーツシーンを含む各種日常生活をサポートするためのコンパニオンツールだと言えるでしょう。カレンダーやリマインダの通知、心拍数や歩数、運動量など活動の記録、突発的なメッセージやニュース等の伝達。これらのサポート機能を、「自発的にiPhoneを取り出す」ことなしに支援してくれる、というのが Apple Watch の真髄と言えそうです。

初代Apple Watchに未来を感じて購入したものの、その後使わなくなってしまった、という方は、Series3を試してみることで、当初思い描いていた世界を堪能できるかもしれません。

2017振り返り

2017年も、もう終わり。

今年も公私的に色々あり、様々な方々へお世話になりました。深く感謝しております。

そんな中、相も変わらず幾つかのデジタルガジェットを購入しました。
年の終わりとして、心に残った製品のレビューをまとめたいと思います .


来年が皆様にとって良い年となりますように、心からお祈り申し上げます。

2017/06/02

ちぎれた BeatsX のウイングチップを修理

2月に購入したBeatsXですが、気がつくと、ウイングチップがちぎれていました。

購入してから通勤の行き帰りでは毎日使っていましたし、ジムでも常用していましたので、利用頻度は高めでしたが、意外と早く壊れてしまったな、という印象です。



早速アップルのサポートへ連絡。今回はチャットで問い合わせを行いました。チャットでの問い合わせの場合、会話の記録をメイルで受け取ることができ、便利です。

30分のチャットセッションで、親切に、次のことを教えて頂きました。

  • ウイングチップは保証対象外であり、有償での修理となる
  • 部品代金は、税込1080円
  • AppleStore で受け取りたい場合、一度来店した後、取り寄せ手続きをしたのち、再度来店が必要になる
  • 配送であれば3-5日で届けることができる
  • 送料は無料である
  • 料金は、クレジットカードか代引きで支払うことが可能


早速郵送で交換部品を送ってもらう旨をお願いし、住所などを伝えました。

月曜日の夕方に修理を依頼し、交換部品が届いたのが水曜日。非常に迅速に対応頂いた感じです。

小さな封筒へ Beats-X 本体へ含まれていたのと同じパッケージで、ウィングチップが収められていました。





古いものと付け替えて完成。

チャットの対応、修理品の送付共々、大変満足の行く対応でした。

もともと、ウイングチップ付け根の接点へ負荷のかかりそうな構造ではある為、もう少しウィングチップの根元を太くするなど、強度が高まれば安心して使えるな、と思います。
本体自体の完成度が高いだけに、やや残念です。


2017/02/13

BeatsX と他Bluetoothイヤホンの聴き比べ

昨年秋、iPhone7の発表イベントで紹介された Beats by Dr. DreBeatsX


2/10にとうとう発売されました。

なお、しばらくはApple Storeauオンラインショップでの限定発売だそうです。

W1チップの搭載でiPhoneの接続が容易、イヤーバッドにマグネットがついており持ち運び時に便利、などが大きな特徴です。これら基本情報は公式サイトに書いてありますが、書かれていない情報をいくつか。

外箱は中身が見えるタイプ。



サイズは大きめ。比較として写っているのはiPhone7 Plus。



箱を開けると本体と付属品。



本体付属とは別に3サイズのイヤーチップ。シリコン製。本体付属品をMサイズとした場合、S/L、そしてSとMをくっ付けたような2段階形状のもの。


ウィングチップは大小2サイズ。


その他各種説明書類。


その他キャリングケース、USB-A/Lightningケーブル、


ケーブルには3つのボックスがついています。


大きめのボックスの1つはLightning充電端子がついたもの。穴はむき出しで、カバーなどはありません。

もう1つの大きめのボックスは電源ボタンがついています。電源ボタンにはランプがついており、電源投入中は淡い白で、充電中は赤で、充電完了状態では明るい白で、それぞれ光ります。

小さめのボックスはコントロール用。


上下のボタンでボリュームのアップダウン、中央のボタンで楽曲の再生、一時停止が行えます。中央のボタンを1秒長押しすると、Siriが立ち上がります。2度押しで次の楽曲、3度押しで前の楽曲です。2度押し、3度押しの最後を押し続けることで、早送り、巻き戻しになります。

手元にあったBluetoothヘッドホン/イヤホンと聴き比べてみました。

私が主に聞く楽曲は女性ボーカルのポップス系。カナル型のイヤホンを通勤中に、というライトな使い方です。いずれもiPhone7 plusへ接続して試しました。

まずは常用している JayBird X2(FREEDOMやX3ではありません)との比較。イヤーパッドは付属のシリコン版のもので比較しました。

低音は圧倒的にBeatsXの方が響きます。逆に低音が響きすぎて、高中音が抜けたように感じてしまいました。総合的なバランスではJayBird X2の方が私には好みに感じます。

Siriの呼び出しはBeatsXの圧勝です。すぐに起動しますし、マイク感度も良好、音質も大変に綺麗です。JayBird X2はSiriの立ち上がりまでに時間がかかり、音質もよくありません。

次に以前使っていたMDR-AS800BTとの比較。

低音はもちろん、高音もBeatsXの方が好ましく感じられました。MDS-AS800BTは、高音域が強調される傾向にあり、あまり私の聞いている楽曲と相性が良くないのかもしれません。

最後に、イヤホンではなくヘッドホンですが、ソニーのMDR-1RBT(MK2ではありません)との比較。

ここでも低音はBeatsXの圧勝です。一方音の広がりはMDR-1RBTの方が感じられます。ただし、これはイヤーパッドとイヤーチップという差が大きいようにも感じられます。

さて、普段からJayBird X2を使っていますが、イヤーパッドはコンプライ社Tx-500に変えています。そこで、JayBird X2、BeatsX共に、コンプライTx-500へ交換して聴き比べてみました。

左が Tx-500。右が付属品。


結果は、BeatsXの音質が別物のように良くなりました。低音の響きはそのままに、高中音の響きがよりはっきりと感じられます。低音の音作り差を除いては、JayBird X2と同等の音質で、大変好ましい響き方となりました。

イヤーチップは、個人の耳の形状や利用環境に応じて最適なものが異なります。もし、BeatsXを購入して物足りなさを感じた場合には、別のイヤーチップを試してみることをお勧めします。


なお、コンプライTxシリーズは、内径に応じて型番が異なります。BeatsX には500が問題なく装着できましたが、コンプライ社のWebページでは、まだ BeatsX の情報は公開されていないようです。