2017/12/31

Apple Watch Series3

Apple Watch Series3 は9月に購入しました。

初代 Apple Watch、2代目 Apple Watch Series2と同じく、Series3もステンレススチールケースを選択。
そろそろ変化も良いかな、と思ったものの、このカラーとモデルが、各種バンドへ合わせやすいような気がします。

Series3 最大の特徴はCellularモデルが用意されたことです。アルミニウムケースでは、Cellular あり/なしモデルが用意されています。Cellular モデルの竜頭は赤く、非Cellularモデルの竜頭は従来と同じ黒です。



一方、ステンレスケースとEditionでは、Cellularモデルのみの提供です。

本体の外見は、初代からほぼ変わっていないApple Watchですが、Series3 でApple Watchの収められている外箱に変化がありました。

ステンレスケースモデルは、縦横の長さが同じくらいの立方体の箱へ入っています(アルミニウムケースモデルは横長の箱です)。初代と Series2は、その外箱の中へプラスチックの箱が収められており、Apple Watch はその中へ格納されている、という二重構造でした。

一方で、Series3からは内側のプラスチック箱が省かれました。iPhoneなどと同じ格納構造です。



初代AppleWatchは処理性能の問題から、Siriを呼び出し命令を実行してもらうまでに長い時間が必要で、常用は難しい、というのが正直な印象でした。

Series2になってから性能が一気に加速し、Siriを通じた処理が実用的になりました。このモデル以後、私はリマインダへの登録を、全てApple Watchで行なっています。

その中で登場したSeries3ですが、処理性能がさらに引き上げられ、電池の持ちも随分と向上しました。

今まで iPhone の Siri 経由で行っていたカレンダへのイベント登録など、長文となる命令も、Apple Watch 経由で行うことも増えてきました。また、WatchOS4から登場したSiri Faceも、Series2 で利用すると電池消費量が多く終日の利用は困難でしたが、Series3では、1日以上利用することが可能です。

また、Series3 の特徴というよりも WatchOS4 の機能ですが、ワークアウトへ向けた機能が向上し、各種ワークアウトの開始が簡略化や、心拍数の一覧など、実用的な機能向上が図られました。

逆に Apple が Series3 の売りにしている Cellular 機能は、それほど出番がありませんでした。この機能は、屋外で運動している際などに便利なのだと思いますが、私は、ジムでトレーニングしている場合でも常に iPhoneを携帯しているため、Apple Watch単体での利用、という場面にはなかなか遭遇しません。

Series2頃よりApple Watchの主体はアルミニウムケースへと移ってきました。外箱の簡略化やワークアウト機能の向上などからも、当初目指していたと思われる「高級時計」というイメージから、カジュアルな「スポーツウオッチ」へのイメージ戦略のシフトが感じられます。

結果、手探り状態であった初代機に比べ、利用シーンが明確になってきたと感じています。Apple Watchはスポーツシーンを含む各種日常生活をサポートするためのコンパニオンツールだと言えるでしょう。カレンダーやリマインダの通知、心拍数や歩数、運動量など活動の記録、突発的なメッセージやニュース等の伝達。これらのサポート機能を、「自発的にiPhoneを取り出す」ことなしに支援してくれる、というのが Apple Watch の真髄と言えそうです。

初代Apple Watchに未来を感じて購入したものの、その後使わなくなってしまった、という方は、Series3を試してみることで、当初思い描いていた世界を堪能できるかもしれません。

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