2008/04/04

ソフトウェア開発者雇用ガイド(Joel Spolsky)

Joel Spolskyの「ソフトウェア開発者採用ガイド」読了。

Joel on Software 等でも語られている「チームには、本当に納得できた有益な人物しか雇用してはならない」という理論で、語られた書籍。また、その為に雇用者が開発者をどのように扱わなければならないか、という視点でも述べられています。

この「納得行かなければ雇用してはならぬ」というのは、雇用する側も雇用される側も、大変厳しい姿勢だと思います。一方で、このようなプロセスを経て作られたチームは、パフォーマンスの面でも信頼性の面でも、大きな優位性が得られるかと思います。

で、何時もの話になりますが、これはGoogleが使ってきた採用プロセスなんですよね...。これが、GoogleやFrog Creekなどの優秀なIT企業が当たり前と認識している採用プロセスであるならば、日本の企業は、相当厳しいのではないでしょうか? それとも日本のベンチャーなどは、積極的にこうした方式を採用しているのかな?

現在の勤務先でも、派遣さんにお手伝いいただく際には、「派遣さんとは面談したら、特に理由が無い限り断れないからね」「面談ではコードを書かせるなんて、言語道断だよ」などの指示がなされます。勿論派遣さんの場合、正社員の雇用とは、取り巻く法律などは全く違いますが、履歴書だけで判断するだけでなく、もう少し自由に語らせて貰えると嬉しいな、と思います。

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ソフトウェア開発者採用ガイド

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