2011/01/31

ポータブルGPS「GPS-CS3K」は大変に便利

ポータブルGPS「GPS-CS3K」は大変便利

ソニーから販売されているGPSユニットキット「GPS-CS3K」を購入しました。


私は写真をiPhotoで管理しています。最近の写真管理アプリケーション同様、iPhotoはEXIFへ埋め込まれた位置情報を検出し、地図上にマッピングしてくれる機能を備えています。

以前は写真の位置情報を気にしていなかったのですが、iPhoneで位置情報を付加した写真を撮るようになってから、その便利さに初めて気が付きました。旅行写真などは、地図と共に目にすることで、遥かに鮮明な記憶がよみがえるのです。

是非デジタル一眼で撮影した写真にも位置情報をつけたいと思ったのですが、私の愛用しているデジタル一眼はGPS機能を備えておらず、別売オプションも提供されていません。そこで外付けGPSとして、GPS-CS3Kを購入することにしました。

GPS-CS3Kの特徴は、GPS本体へ、撮影済みのSDカードやメモリースティックを挿入することで、EXIFへ位置情報を付加してくれることです。デジタルカメラとGPSの時刻を同期させておくことで、その撮影日時情報から撮影位置を割り出し、EXIFを更新してくれます。書き込みの為に特別なソフトウェアを使用する必要もありませんし、撮影中、デジタルカメラと物理的に結線する必要もありません。

一度にEXIFを更新してくれる写真の枚数は60枚ですが、続けて処理を指示すれば、残りの写真も更新してくれます。更新にはそれなりに処理時間(1枚1秒程度)がかかるため、その点を配慮した実装なのだと思います。

一点、残念なのは、本体の造型精度が悪い点。中国製だから、とは言いたくないのですが、それでも、おもちゃっぽいプラスチック造型などは、ややブランドイメージを損なっているように感じます。特にカードの挿入口が背面電池ケース横にあるため、余計に目につきます。

「GPS-CS3K」に関しては、ASCII.jpに非常に詳しい解説記事、「全iPhotoユーザー必携!? 「GPS-CS3K」が楽しい!」が掲載されており、大変参考になりました。興味を持たれた方は、是非参照してみることをお薦めします。

1万円強とお値段も手頃でありながら、非常に高い満足度を得ることができました。手持ちのデジカメを活かしながら、撮影した写真へ気軽に位置情報を埋め込みたいと考えている方には、お薦めの製品だと思います。

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