2010/10/26

PK-513Lの欠けた刃を修理しました

PK-513Lは、書籍を自身で裁断しスキャン(いわゆる「自炊」)する人々へ人気のある裁断機です。他の裁断機と比べると、値段が高く、筐体サイズも大型な製品ですが、その素晴らしい裁断性能により、簡単に帳消しとなるでしょう。

あいにく私の取り扱いが悪く、買ったばかりでありながらこの貴重な刃を欠いてしまいましたが、替え刃を購入し、その後は問題なく使えています。

さて、この欠けた刃ですが、修理に出したいと思いながらも、なかなかその機会を得られなかったのですが、この程、無事に修理(刃砥ぎ)してもらうことが出来ました。

これが欠けた状態の刃です。


それほど大きく欠けているわけではないのですが、これだけでビックリするほど切れません。

まずは、この刃を近くにあった刃砥ぎの代理店へお見せしてみました。ハサミ等日常品の刃砥ぎは取り次いでくれる店なのですが、残念ながらこの刃は幅が広く特殊なものであるため、難しいだろうとの回答。

そこでPK-513Lの説明書に書かれていた、販売元であるプラスのサポートセンタへ電話で相談してみました。幸い非常に丁寧に応対頂き、住所や刃の状態(1mm以上欠けていますか?)など幾つかの質問をうけた後、私の住所近くにある代理店を2店ほど紹介して頂きました。片方は大きな文具屋、もう片方は文具も扱っている大きな書店です。私は家の近かった書店を選びました。

この書店へ連絡をしたところ、刃砥ぎの中継ぎを依頼した客は私が初めてだったようですが、プラスへ取り付いでくださることを快諾。9月25日(土)に刃をお預けし、ひとまず見積りを頂くことにしました。

翌週の半ば、9月29日(水)に書店から連絡を頂き、費用は税込5250円、必要な日数は2週間程度であること、但し10月は祝日が入るため3週間程見てほしいこと、を教えていただきました。私は既に替刃を使っていましたので、特に必要な日数へ不満はなく、そのまま刃砥ぎを依頼しました。

刃砥ぎが完了した旨を書店から連絡受けたのは10月20日(水)。ちょど見積りの連絡を頂いてから3週間です。その後10月23日(土)に刃を引き取りました。

砥いで頂いた刃は、当然大変綺麗に研がれ、油が刺されていました。欠けていた箇所が何処だかは、全く分かりません。


刃の隅には、取り扱って頂いた書店の入っているショッピングモール名である「シャポー」という文字が小さく彫り込まれていました。研ぎ屋さんが受け取った品を判別する為に打ち込んだのだろうと思います。


結果、無事に何の問題もなくPK-513Lの刃を修理していただくことが出来ました。まとめると、
  • プラスへ電話連絡すると、取り扱い代理店を教えてくれる
  • 修理費用は5250円だった。但し、これは刃の状態に依存するかもしれない
  • 修理期間は2週間以上。祝日などにより伸びることもある。私の場合は3週間だった
  • 当然、大変綺麗に仕上げてくれる
となります。

もし、PK-513Lをお使いの方で、あいにく刃を欠いてしまった方は、あきらめず、プラスへ相談してみると良いのではと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿