2014/05/15

iTunes Matchについて

待ちに待ったiTunes Matchが、日本でも開始されました。

既に仕様や、使用感に関するもの、また、トラブルとその回避方法など、様々なレポートが公開されており参考になります。

以下では私が使用した中で、興味を持った点をまとめてみました。


1. iTunes Plusアップグレードの復活

「iTunes Plusアップグレード」はiTunes Storeで買った楽曲を、DRMなし且つ高ビットレート楽曲へ、有償で変換してくれるサービスです。iTunes Matchの「マッチした低ビットレートの楽曲をアップグレードする」機能の元ネタと呼べるサービスでした。

各国で展開され、日本でもある時期まで実施されていましたが、iTunes Matchの開始と共に、ひっそりとサービスが終了しました。

私はDRMが付された楽曲を幾つか持っていたのですが、アップグレードを行う前にサービスが終了してしまい、これらの楽曲は、Apple以外の機器で聞くことができない状態となっていました。

今回iTunes Matchの開始により、これらの楽曲をDRMなしの楽曲へ変換することができ、大きく可搬性が高まりました。私にとっては、このアップグレード代金だけでiTunes Matchの年間使用料を回収できました。


2. マッチした楽曲は「購入した楽曲」扱いとはならない

iTunes Store外から入手した楽曲でありながら、iTunes Store上へ存在する楽曲は「マッチ」状態になり、iTunes Store上にある楽曲と置き換えたり、ストリーミングすることが可能になりますが、「購入した楽曲」とは明確に区別されます。

例えばiTunes Store上で購入した楽曲を、iTunesアプリなどを使ってStore上で表示させた場合、楽曲金額欄が「再生」となり、その場で再生が可能となります。



一方「マッチ」した楽曲は、以前購入対象のままであり、Preview以外の再生はできません。


また、購入した楽曲でないため、「マッチ」した楽曲も25000曲の制限対象となります。


3. iTunes経由で既にiOSデバイスへsyncされている楽曲は、iTunesMatch有効時、ダウンロードされた楽曲として扱われる

iTunesと接続し転送された楽曲が存在するiOSデバイスで、iTunesMatchを有効にすると「iTunes Matchはこのデバイスのミュージックライブラリに置き換わります。」と表示されます。

しかし、これによりデバイス内の楽曲が全て削除されるわけではありません。これら楽曲は、iTunes Match環境下で「ダウンロードされた楽曲」として利用されます。

この仕組みを利用し、よく聞く楽曲を事前に転送しておいてからiTunes Matchを有効にすると、ネットワークからのダウンロード量を減らすことができます。ダウンロード作業を減らすことが出来ますし、使用量制限のあるネットワークでは有益かもしれません。

なお、この機能が意図された仕様かどうかは明記されていませんので、将来的に変更される可能性もあります。


4. iOSデバイスでキャッシュされた楽曲はAirplaneモードでも再生可能

iCloud上にのみ存在し、iPhoneやiPad上へダウンロードされていない楽曲は、明示的にダウンロードを行わない限り、ストリーミング再生されます。

この際、再生した楽曲はデバイスへ自動的にキャッシュされています。キャッシュされた楽曲は、廃棄されない限り、Airplaneモードなどのネットワークが使えない環境でも再生可能です。

なお、キャッシュ廃棄のタイミングは明確に述べられていませんので、運用には注意が必要です。

勿論、明示的にダウンロードされた楽曲は、ネットワークが使えない環境でも再生可能です。


5. マッチした置き換え可能な楽曲も、自動的には置き換わらない

iTunesライブラリ内の全楽曲はマッチ対象か否かを判定されます。

しかし、よりビットレートの高い、または、DRM制限の緩い楽曲がiTunes Store上へ存在した場合でも、ライブラリ内のマッチ楽曲が自動的に置き換わるわけではありません。ライブラリ内の楽曲を置き換えたい場合には、ライブラリ内の楽曲を明示的に削除し、再ダ
ウンロードする必要があります(この際、iCloudからは削除してはいけません)。

この作業には、たとえば「iTunes MatchのAAC 256kbpsファイルへアップグレードしたい音質の悪い曲を見つけるためのスマートプレイリスト。」などが参考になります。


6. iTunes上のプレイリストも、すべて同期される

楽曲だけではなく、iTunes上で作成したプレイリストも、各デバイスで自動的に同期されるようになります。


自分の好きな音楽が、デバイスの容量に制限されず自由に聞けるのは、非常に便利だと感じています。

2014/02/15

Developer Summit 2014へ参加しました

毎年恒例、Developer Summit 2014へ参加しました。

今年は時間の兼ね合いで、それほど多くのセッションは聴講できませんでしたが、主にモバイルアプリ開発に関するセッションを選んで参加させて頂きました。

どれも興味深い内容でしたが、「【13-B-7】何故クックパッドのサービス開発は日々進化しているのか」に於ける CookPad の「攻めの姿勢」、DevSumiでは久しぶりの講演となった、グーグルによる「【14-B-3】 モバイル版グーグルマップのUXはいかにして作られたのか?」の、本質的な問題解決への取り組み体制、ならびに、「【13-A-4】 新卒エンジニア研修ですべきことできること」に於ける、「教育とは何か」などが、大変ココロに残りました。




生憎2日目は、歴史的な大雪となり、各セッションのスケジュールが前倒しになるなど、講演者や運営へ携わる方々は、さぞや大変だったのでは、と思われます。

毎年素敵なイベントを開催して下さるスタッフの方々へ感謝し、来年も是非参加できれば良いな、と感じました。

なお、今年はコーヒースポンサーとして参加させていただきましたが、特別な控室でコーヒーが自由に飲めることは勿論、予約なしで各セッションへ参加できる、電源の確保された座席が用意されている、選択可能な書籍がもらえると、良いことづくしで、却ってこちらが恐縮してしまう程でした。

是非、来年もスポンサーになれれば良いな、と思っていますが、激戦になる気がしています。

2014/02/10

Nexus7(2013)を購入しました

久々にNexus7(2012)の電源を投入したところ、OSのアップデートが開始されたものの、途中で固まってしまいました。

rebootしてみましたが、復旧しません。仕方がないので、fastbootで初期化しようとしたところ、fastboot oem unlockがunknwon error codeでFAILEDに。残念ながらハードウェア的な問題へ突入してしまったようです。

これも良い機会と、Nexus7(2013)を購入することにしました。

2012版との外箱比較。青が2013版、黒が2012版。随分とカラフルになりました。



中身は、至って普通の梱包でした。


2012版と比べた感想は、CPUの進化に伴い動作がキビキビとした点、また画素密度が約1.5倍へ向上したことに伴い、文字が読みやすくなっている点が印象的でした。

Nexus7は余計な(?)アプリが入っておらず、OSアップデートも早いことから開発機として大変重宝していますが、防水やテレビ受信などの付加機能を必要としていない方々にとっても、手頃な値段と相まって、十分実用に足る製品と感じています。