2010/08/13

Google Chrome 拡張「Search Date Changer」をバージョンアップしました

今年の3月頃に公開しました「Search Date Changer」(またはSDC)を更新し、バージョン1.5.0として公開しました


SDCはGoogleの検索結果の対象範囲日付をクリック一つで変更できるGoogle Chrome拡張です。例えば、特定の話題に対して全体の状況を俯瞰した上で、今度は最新の話題だけを知りたい、などといった場合に、気軽に活用出来ます。

例えばGoogleで「iPhone」を検索すると、普通では「期間指定なし」の検索結果として、過去全てのiPhoneに関する話題を一瞥することが出来ます。ここで、OmniBox(またはURLバー)へ表示されたSDCのアイコンをクリックすることにより、「最新」や「1週間以内」といったコンテンツの更新日時を限定した検索結果へ順番に切り替えることができます。例えば、この記事を書いている時点では、iOS のPDF脆弱性が対策された新ファームの話題が数多く表示され、この話題がiPhoneに関する旬な話題であることが分かりました。

この「検索結果期間指定機能」は、Google の検索結果ページから選択できるのですが、残念ながら「その他のツール」内へ隠れてしまっていることが多く、また辿りつくまでに複数回クリックする必要があるため、是非このSDCを通じて便利さを知ってもらえれば、と思っています。

今回のバージョンアップでは、Web検索結果に加えて、Googleニュースや動画、書籍の検索でも正しく機能するようになりました。また、「最新」や「1週間以内」といった検索結果範囲も選択可能なりました。「実は、1年以内の検索は必要ないんだよね」などの要求にも対応できます。

加えて、検索結果範囲を「強制」できるようにもなりました。例えば検索結果範囲を「24時間以内」「1年以内」に設定し、強制オプションを有効にした場合、Chromeで表示される全べのGoogleの検索結果が「24時間以内」または「1年以内」へ限定されることになります。期間限定での調べ物を繰り返し行うような場合には便利でしょう。

個人的に一番大きな変更は、アイコンを以前よりも(もう少し)まともな図柄としたことです。以前のデザインよりも気に入ってもらえると良いのですが...。なお、同時にアイコンの意味も「次の検索内容」から「現在の検索結果」へと変更しました。

インストールや詳しいリリースノートなどは、Google Chrome 拡張のSearch Date Changerのページを御覧ください。

また、先のバージョン同様、このバージョンも github で、全ソースコードを公開しています。ライセンスも同様 2-clause BSDなので、必要に応じてご自由にお使いください。

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