2011/04/03

ReadyNAS NV+ の電源オン・オフを計画停電にあわせて設定するスクリプトを公開しました

東日本大震災以後、首都圏では東京電力による計画停電が実施されていますが、@shinagakiさん、ならびにボランティアの方々が、計画停電に関する情報を「計画停電カレンダー」として、大変有益な形で公開してくださっています。有難うございます。

このカレンダーを利用させていただき、ReadyNAS NV+の電源オン/オフスケジュールを設定するスクリプトを作成しました。ReadyNAS NV+自身がカレンダーを参照し、自身の起動終了時刻設定変更を行う点が特徴です(他ReadyNASシリーズでの動作は未確認です)。

スクリプトは github にて、2項BSDライセンスにて公開しています。どうぞご自由にお使いください。
本プログラムの御利用に当たってはREADMEa.mdの「WARNING」節を十分にご理解頂ますよう、お願い致します。

特に「本プログラムが利用させていただいている計画停電カレンダーはボランティア運営である」こと、「本プログラムによるスケジュールの設定間違いが発生する可能性のある」こと、「本プログラムに関する問い合わせを計画停電カレンダー運営グループに行うことはご遠慮頂く」ことは、重ねてご理解いただきますよう、お願い致します。

本プログラムのインストールは、本スクリプトを ReadyNAS NV+ へコピーし crontab を設定することにより行います。インストールの手間を省くため、簡単なインストールスクリプトも同梱しました。勿論手作業で設定を行うことも可能です。

インストールスクリプトはMacOS X 10.6上で動作を確認しています。但しbourne shellスクリプト、ssh、scpの動作する環境であれば、小さな変更で(または変更せず)動作するかもしれません。

インストールスクリプトを利用する場合には、以下の操作でインストールが可能です。
% sh ./installer.sh nas install 1a admin@example.com
ここで、「nas」はReadyNAS NV+ のホスト名、「1a」は計画停電の対象グループ、「admin@example.com」はエラーメッセージを伝達するメールアドレスです。

その他、スケジュール設定スクリプトで利用可能なオプションや、手動でのインストール方法、アンイストール方法等に関しては、同梱のREADMEa.mdを御覧ください。

今回「計画停電カレンダー」の利用許可、ならびに、本スクリプトの公開を許可してくださり、また同カレンダーを運営してくださっている@shinagakiさんへ、深く感謝いたします。

最後になりましたが、東日本大震災で被災されました皆様、ならびに福島原発事故により非難されている皆様へ、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

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