「uid値に1000を持つアカウントはMacOS X Lionのログイン画面へ表示されない」でまとめた様に、uidに1000を割りつけたアカウントは、List of users方式のログインを選択している場合でも、リスト上に表示されません。
もし、他のアカウントが存在している場合には、リスト上にはそのアカウント名と「Other...」とが表示されます。
uidに1000を持つアカウントでログインしたい場合、その「Other...」を選択し、その画面に表示されるテキストボックスへ、ユーザ名とパスワードとを表示します。
この「Other...」画面にはバックボタンがあり、このボタンを押すことでユーザ名のリスト画面へ戻ることが可能です。
こうなった場合、再起動しか回避方法はありません。
ユーザ名とパスワード用のテキストボックスが表示されている画面でログインへ失敗すると、画面上には「Other...」が覆いかぶさって表示されるようになります。この後はバックボタンを押しても「Other...」が表示される状態になります。
このような状況に陥らないようにするためにはLogin Optionsで「Name and password」を選択することです。これでバックボタンは表示されなくなり、誤って押してしまうこともなくなります。
アカウントが一つしか無い状況であり、且つ、そのアカウントがリスト上に表示されないUIDに割り当てられている以上「List of users」を選択する理由はありません。
何らかの理由で「List of users」を使わなければならない場合、他のアカウントを作成しておくと良いでしょう。他のアカウントはGuestで構いません。また、Guestのログインを無効化している場合でも、「MacOS X Lion のログイン画面に表示されるGuestアカウントを無効化する」で説明したSafariモードを有効にすることでも問題ありません。
Appleへは既にレポート済みなので、将来のリリースで修正されると良いな、と思っています。
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