MacOS X LionではGuestユーザでのログインが可能です。Guestユーザでログインした場合、ログアウトと共にホームディレクトリが削除される仕組みになっています。
Guestユーザのログインを有効にするには、System PreferencesのUsers & GroupsでGuestUserを選び、「Allow guests to log in to this computer」をチェックします。
一方、ログイン画面のGuestアカウント表示を無効化しようと、このチェックボックスを解除しても、ログイン画面から消えてくれ場合があります。
この場合、ログイン画面のGuestアカウントをクリックすると、
This computer will restart to a secure,
Safari-only system for the Guest user.
とのメッセージが表示されます。即ち「GuestユーザとしてSafariだけを利用できるモード」が有効化されている場合です。
こちらの設定変更は、同じくSystem PreferencesのSecurity & PrivacyからGeneralタブを選択した中にある「Disable restarting to Safari when screen is locked」項目で行います。Safari専用モード機能を無効化するには、このチェックボックスを解除します。
ログイン画面に関係する条項ですが、Users & GroupsのLogin Optionsで設定変更が行えないこと、また、該当項目の説明がHelpへ書かれていないことから、やや分かりにくい設定だと言えるでしょう。
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