2012/02/24

Developers Summit 2012へ参加しました。

2月16日、17日の両日、この時期の恒例行事となった感のあるDevelopers Summitへ参加しました。今年で10年目だそうです。おめでとうございます!

Developers Summitが最初に開催されたのは2003年。勿論無名のイベントで、会場はここ数年開催されている目黒雅叙園ではなく青山ダイヤモンドホールでした。今と比べると小振りなイベントでしたが、多くの開発者による熱気で満たされていた点は、当時も変わりありませんでした。

今年のセッション群は、最近の流れを受けHTML5/JavaScriptなどWeb系テクノロジを中心に構成されていました。昨年同様モバイル系セッションも数多く開催されていますが、多くがWeb系テクノロジと関係付けられた内容になっています。勿論、開催当初からDevelopers Summitの柱を務めている開発プロセス系セッションも顕在です。

今年はWebテクノロジを用いたモバイル系セッションとアジャイル開発プロセス系セッションを中心に参加させて頂きました。

Developers Summitへは、各種技術の最新動向を勉強すると同時に、参加者の動向を感じる目的でも参加させて頂いています。

例えば去年は、HTML5を用いたモバイルアプリが注目を集め始めた時期だったように思えます。参加者の興味も技術そのものへ集まっていましたし、語られる内容も、HTML5という新技術を使うことでどのようなことが実現できるのか、といった技術紹介へ主眼が置かれていました。

一方今年は、同じくHTML5を用いたモバイルセッションでも、現実的にそれをどのように活用し、どのような問題が生じたのか、といった内容が数多く語られ、そのようなセッションへ多くの人が集まっていたように感じました。

そろそろ自分たちのプロジェクトでも利用してみよう、または、利用により問題が生じたのだけれど、どうしよう、といった実践を進めている人々なのでしょう、皆熱心に聴講しており、技術トレンドを肌で感じることが出来ました。

15年程前Javaが登場した際にも、技術者の熱気を糧に一気に成長したように、HTML5+JavaScriptを基礎にした開発も、同様の潮流へ繋がってゆくのだな、と感じています。

流石に10年間も参加していると、参加者の中でも高齢者クラスタへ分類される年齢となってきましたが、若い参加者の熱気を感じるべく、来年以降も参加できることを楽しみにしています。

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