2011/11/02
Google Developer Day 2011 Japan へ参加しました
2011/11/01、Googleが開発者向けに開催しているイベント「GoogleDeveloper Day 2011 Japan」へ参加してきました。
Google Developer Dayは「Google のプラットフォームやサービスに関する技術情報を紹介するイベント」で、日本では2007年から5年連続で開催されており、私は2008年から参加しています。
東京国際フォーラムで開催された去年とは異なり、今年は2008年/2009年同様、パシフィコ横浜での開催です。
今回は昨年同様HTML5関連を中心に聴講してきました。
本イベントは「Googleのプラットフォームやサービス紹介」とされていますが、「Googleが力を入れている標準技術」に関しては、Google独自拡張の有無に関わらず、最先端の動向を習得できる場でもあります。HTML5は、まさにこの例だと言えるでしょう。
Eric Bidelmanさんによる「HTML5最前線」では、WebIntentやWebAudioの利用方法が、実際に稼働するコードならびに実稼動デモと共に紹介されました。また、同じくEricさんの
「今までにないサイトを作る:HTML5 による最新ウェブアプリ」では、HTML5の特徴を駆使したWebアプリの作成方法が語られ、JavaScriptによるMediaQueryを用いたレイアウトの調整や、OSと連携したDnD APIなどが、こちらもデモをふんだんに交えて紹介されました。
個人的に、今回のGoogle Developer Dayで一番の収穫だったのが、北村英志さんによる「デベロッパーツールのティップス・アンド・トリックス」でした。このセッションでは、Google ChromeのInspector(デベロッパーツール)の便利かつ実践的な使い方が丁寧に解説され、即戦力になる、非常に有益な内容でした。
興味深いのは、いずれの講義資料もHTMLやJS、CSSを用いて構成されており、それ自体が最新のHTMLやJavaScriptを用いたデモの体裁になっています。現在の公開技術でどのようなアプリが作成できるのか、ということを知る有益な資料といえるでしょう。いずれはこれらの資料も公開されると思いますので、HTML5関連技術へ興味をお持ちの方は、目を通されると良いかと思います。
会場では昔からの友人と久しぶりに会うこともでき、例年以上に、大変楽しく有意義な一日を過ごすことが出来ました。是非、また来年も参加できれば、と思っています。
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