2009/10/24

IdeaPad S9e へ Windows7 をインストールしました

10月22日、Windows7 リリース版が発売されました。

β、RC と VMware Fusion 上で試用してみましたが、なかなか良い感触を得たので、Windows XP Home のインストールされている IdeaPad S9e へ、Windows 7 Home Premium(32bit) をインストールしてみることにしました。



XP 環境を復活させる可能性を考慮し、今回はディスク自体を換装した上で新規インストールすることにしました。なお、XPから7へのアップグレードでは、必ず新規インストールが必要になります

換装したディスクは SSD で Intel X25-M の SSDSA2MH080G2C1。Intel MLC版SSDのバルク品で、「茶箱」と呼ばれているモデルです。



 また、インストールにはUSB接続の DVD ドライブを使いました。モデルはBUFFALO の DVSM-P58U2/B-WHです。

Windows 7 のインストールは非常に簡単で、一番始めに「インストールする言語」、「時刻と通貨の形式」、「キーボードまたは入力方式」、「キーボードとその種類」を選べば、後は僅かな「次へ」の選択だけですすみます。インストール形態を選ぶ箇所では「新規インストール(カスタム)」を選択しました。インストールにかかった時間は、概ね30分弱です。

インストール後、Windows Update が行われたので、終了後、念のために Reboot。

ここまで完了した時点で、デバイスマネージャ上には、不明なデバイスが一つ。概ね良好に使えます。

一方、全てのドライバがインストールされているわけではありませんので、タッチパッドの右端で指を滑らせても、スクロールしない、などの問題があります。そこで、コモノ堂さんの「Lenove IdeaPad S9e へ Windows 7 製品版をインストール」を参考にさせて頂き必要なドライバをインストールしました(コモノ堂さん、ありがとうございました)。


まず、「Lenovo 電源管理ドライバー Windows XP - IdeaPad S9e, S10e, S10 3G (4329)」をインストールしました。コモノ堂さんの記事を参考に、インストールするファイルは「utility」だけ選択を残し「Energy Management」は外しました。このドライバのインストールにより、デバイスマネージャから不明なデバイスが消えました。

その後は、Realtek の Audio、ならびに Card Reader ドライバをインストールし、あわせてタッチパッド用の Synaptics ドライバをインストールしました。

Synaptics ドライバは、Windows7用のドライバが公開されていましたので、それをインストールすることにしました。これにより、タッチパッドの右端を使ったスクロール機能なども復活します。

これらを全てインストールした時点で、ディスクの使用量は10Gbyteくらいです。

最後に、私は CTRL キーが「A」キーの左にあるキーボード配列を好むので、CAPS キーを CTRL キーとして使う為の設定を行いました。

いろいろな Tool がありますが、今回はWindows Server 2003 Resource Kitへ含まれている remapkey を使いました。実行には、管理者権限が必要であることに注意してください。最も簡単な方法は、remapkey.exe を Explorer 上で選択し、右クリックで表れるコンテキストメニューから、「管理者として実行」を選ぶ事だと思います。

上記インストールが済んだ素の状態のデスクトップはこんな感じです。



さて、暫く使った感想ですが、非力なマシンでも重いといった印象はなく、Windows XPを使用していた時と同等の感覚で使う事が出来ました。XPに比べ、各 Widget が多少修飾過多議未なので、画面が狭いかな、とも感じられますが、この点は個々にチューニングを行うことになるのでしょう。今後のアプリケーションでのOSサポート状況などを考慮すれば、今回の入れ替えは正解だな、と感じました。

Windows エクスペリインデックス値はこのようなスコアになっています。



また、CrystalDiskMark の結果は次の通りです。



IdeaPad へ Windows7 インストール考えている方は参考にしてみてください。

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