hueyは「自動モニタ最適化ツール」という事で、非常に簡易なカラーマネジメントツールの一種です。希望小売価格14,800円らしいのですが、何故か、偶然 Amazonで、6,980円という値段がついていたので、半分、衝動買いしてしまいました。
私は、厳密なカラーマネジメントが必要な環境で暮らしているわけでは全くないのですが、折角モニタ間で色合わせをするのなら、なんらかの基準に準じた統一が出来るとよいな、と思って導入しました。また、あわよくば、その基準が、デジカメで撮影した画像をPCで見たときにも、違和感のないものになると良いな、とも。何れにしても、非常にユルユルな思いです。
導入結果は、概ね満足で、簡単にモニタ間の色味を合わせることができました。部屋の明かり環境を自動的に察知して、色味を調整してくれる「ルームライト補正」機能も良い感じです。ただ、しばらくiMacの電源を入れておくと、メニューバーに常駐していた筈の、「ルームライト補正機能」が居なくなってしまうのはなぜでしょう!? (^^;
一応デジカメで撮影した絵も期待通りに見えている
なお、注意点として、hueyはマルチモニタをサポートしていません。そこで、hueyが、メニューバーの表示されているモニタに対して調整を行う事を利用し、「システム環境設定」の「ディスプレイ」にある「調整」でメニューバーの表示されるディスプレイを変更することで、色味をあわせていきました。なお、この方法では、サブモニタ側に対して「ルームライト補正」が働きませんので、その点は注意。
今回、カラーマネジメントを行うのに「高解像度ワイド液晶ディスプレイ選び」の「液晶ディスプレイとカラーマネージメント編」を大変参考にさせて頂きました。特に「Firefox 3 の登場による Windows におけるウェブカラーマネージメントの夜明け」を参考に、
gfx.color_management.enabled = true
と、FirefoxのCMSを設定した後、「液晶ディスプレイとカラーマネージメント テストルーム」で、その有効性を確認することができました。
なお、このページでは「huey」は「無縁の代物」とされています (^^;
さて、モニタの調整は行ったわけですが、iMacの液晶は私の目にはそのままでは輝度が高すぎる為、相変わらず shadesのお世話になっています。しかし、shades で無理矢理輝度を落としている場合、実は huey による調整も、「システム環境設定」の「ディスプレイ」にある「カラー」の「補正」も有効に機能しません(具体的には、輝度設定の奪い合いになります)。その為、カラーマネジメントは、shadesを落とした高輝度状態での設定にならざるを得ません。
というわけで、残念ながら、正確な色味が必要な時以外は、なかなか「正しい色」を使う機会に恵まれないのでした (^^;。
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