2008/06/08

秋葉原無差別殺傷事件

秋葉原で無差別殺傷事件が起こってしまいました。特に明確なターゲットのない殺傷、ということで、犠牲者の方々にはあまりに不幸な事件です。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

秋葉原という土地は仕事上でも個人的にも利用する機会が少なくないため、この事件はある意味身近な事象として感じられ、非常に大きなショックを受けました。また、今の日本では、どこであれ、このような事件が起こり得るのだという点でも、心に沈む物がありました。加えて、一般の方々でありながら、傷ついた方々に対し、心肺蘇生等を試みられる方のいらっしゃった点でも、心に染みる物がありました。

これらの感慨に加え、私は、事件直後の情報や写真などが、次々と(それこそ時々刻々と)、その場にいる人々の手によって、マスコミの報道などよりもはるかに速く、ネット上で公開されて行く点に、強い衝撃を覚えました(そもそも、マスコミがそれらの情報をRefer していますし...)。

末端ながらネットワークに携わってきた人間として、その普及と、企業的強者理論に寄らない情報発信とは一つの目指す世界ではありましたが、それへの進化をこのような形で目の当たりにしたことは、時代の進化とそれを取り巻く環境の対応という点について、非常に深く考えさせられたのでした。

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