ふと思い立って、住宅用火災警報器を購入。店頭で眺めて一番多く展示してあったNational製にしました(いい加減)。
購入したのは「けむり当番2種(SH4400P)」と「ねつ当番定温式(SH4600P)」。
これ、素晴らしいことに、10年間電池が持つそうです。
逆に言うと、壊れなければ、最長10年後に、電池交換するなり、買い換えるなりする事になるわけですが、そんなとき、もはや、何時、どんな型番の、どんな製品を買ったか、なんて覚えているとは思えません...。
というわけで、「こうした記録はネット上で偏在保管して頂こう」と、こんな感じにメモしているわけで、これが日常記録blogを書いている理由の一つだったりするわけですが、果たして、10年後、私はこの記事に巡り会うことは可能なのでしょうか... (^^;
とは言え、例えば10年前の1998年当時からWeb上で日記等を残していらっしゃる方がいて、実際にその内容は、今でも閲覧でき、有益な内容もたくさんあるわけで、そうした先見性を持ち、且つ、実際に行動へと移される方々には、日々、感心することしきりなのでした。
『Googleを支える技術』読了
『Googleを支える技術』(西田圭介著、技術評論社)を読み終えました。平易に書かれており、また校正も丁寧で、大変読みやすい本でした。
内容は、色々な書評で書かれている通り、また序文でも述べられている通り、主に、Goole自身が過去に公開した様々な情報を、平易にまとめたもの、と言えます。
しかし、Googleの論文や、講演資料など、色々と目にする機会はあるものの、私は、ついつい、視点が論じられている特定技術や技法そのものへと向かってしまい、ここまで「Googleという1組織全体」という方向性から再整理して再定義した乏しかった為、大変有益でした。
実際、偏在している情報を綺麗に整理し、一本の筋道でまとめあげ、平易に理解できる文章として再構成する、というのは包括的な視点と全体を把握して上でのストーリ展開が重要ですから、そうした点で、見た目の柔らかさとは裏腹に、価値の高い本だと感じます。
さて、この本を読んで感じたことは「Googleは正しいことを、正しく行っているなぁ」ということ。
例えば、コードを書いていると、「うーん、ここはちょっと問題があるけど、他の仕事もあるし、ひとまず場当たり的な実装で進めてみよう」と安易に判断してしまうことがあります。そして多くの場合、このコードを再利用する段階で、この判断結果に悩まされ、苦しめられることがシバシバ。
XP的な視点では「十分に判断した上でKISSに従い、必要に応じて適切にリファクタリング、それを支えるために、常に包括的テストを構築する」ですが、大抵この判断をするときには、気が急いていて「十分に判断」していないことが多かったり、テストが不十分だったり。
Googleの分散テクノロジにしても、開発スタイルにしても「達成することを明確に判断し、その為に実装。状況が変化したら、素早くこまめに修正する。その為には、テストなど、やらなければならないことは決して手を抜かない」という、本来の「常識」が会社全体に広がっているように(正確には、広がるよう、常時努力しているように、かな?)感じました。
最近Googleに対しては「少数精鋭的のサイエンティストで攻めていた従来とは異なり、最近は大量に技術者を雇っているように見えるけど、大丈夫?」的な話を聞きます(私もそう感じていました)。しかし、本書を読んで、実は、データセンターの構築から、ソフトウェアの基礎プラットフォーム、また開発プロセスに至るまで、何れにおいても開発規模を拡大しても十分に「Googleらしさ」を維持できる体制が擁立できた、との自信を深めた上での業務拡大なのでは、と感じました。
とすると、これからの10年が、真のGoogleの成長神話になるのかも知れません...。
内容は、色々な書評で書かれている通り、また序文でも述べられている通り、主に、Goole自身が過去に公開した様々な情報を、平易にまとめたもの、と言えます。
しかし、Googleの論文や、講演資料など、色々と目にする機会はあるものの、私は、ついつい、視点が論じられている特定技術や技法そのものへと向かってしまい、ここまで「Googleという1組織全体」という方向性から再整理して再定義した乏しかった為、大変有益でした。
実際、偏在している情報を綺麗に整理し、一本の筋道でまとめあげ、平易に理解できる文章として再構成する、というのは包括的な視点と全体を把握して上でのストーリ展開が重要ですから、そうした点で、見た目の柔らかさとは裏腹に、価値の高い本だと感じます。
さて、この本を読んで感じたことは「Googleは正しいことを、正しく行っているなぁ」ということ。
例えば、コードを書いていると、「うーん、ここはちょっと問題があるけど、他の仕事もあるし、ひとまず場当たり的な実装で進めてみよう」と安易に判断してしまうことがあります。そして多くの場合、このコードを再利用する段階で、この判断結果に悩まされ、苦しめられることがシバシバ。
XP的な視点では「十分に判断した上でKISSに従い、必要に応じて適切にリファクタリング、それを支えるために、常に包括的テストを構築する」ですが、大抵この判断をするときには、気が急いていて「十分に判断」していないことが多かったり、テストが不十分だったり。
Googleの分散テクノロジにしても、開発スタイルにしても「達成することを明確に判断し、その為に実装。状況が変化したら、素早くこまめに修正する。その為には、テストなど、やらなければならないことは決して手を抜かない」という、本来の「常識」が会社全体に広がっているように(正確には、広がるよう、常時努力しているように、かな?)感じました。
最近Googleに対しては「少数精鋭的のサイエンティストで攻めていた従来とは異なり、最近は大量に技術者を雇っているように見えるけど、大丈夫?」的な話を聞きます(私もそう感じていました)。しかし、本書を読んで、実は、データセンターの構築から、ソフトウェアの基礎プラットフォーム、また開発プロセスに至るまで、何れにおいても開発規模を拡大しても十分に「Googleらしさ」を維持できる体制が擁立できた、との自信を深めた上での業務拡大なのでは、と感じました。
とすると、これからの10年が、真のGoogleの成長神話になるのかも知れません...。
Googleを支える技術  ̄巨大システム... 西田 圭介... |
2008/04/27
今日のお酒: Raventós i Blanc
Raventós i Blanc。
順当に(?)、CAVA。今日は陽気が良かったため、キリリと冷やしていた事もあり、ピリリ辛口で良い感じ。ボンゴレパスタと共に美味しく頂きました。
これくらいの陽気になると、外で日の光を浴びながら、カメラ片手に、気ままに飲んでも良い季節かもなー。
Digital Voice Editor Ver.3.1.03ダウンロードサービス開始
私はソニー製のICD-MS515という、ふるーいICレコーダを使っています。随分前に、投げ売り的な価格で売られていたのを、ふとしたきっかけで購入したのですが、なかなか実用的で、長い間愛用してます。
このICレコーダで記録されたデータは「Digital Voice Editor」という付属の専用ソフトにより再生することができます。ピッチを維持したままの変速再生や、各種フォーマット変換などをサポートしており、便利なソフトです。
このDigital Voice Editor、以前は「マイナーアップグレードパッチしか公開しない」という運用ポリシーだったようで、例えば私のようにバージョン2を使っている人は、新規に公開されたバージョン3を使うことが出来ませんでした(アップデートしようとすると、「バージョン違い」ということで、はじかれる)。また何れの版もフルパッケージが公開されていないため、再インストールするためには、まず古い版をインストールし、その後パッチを適用する必要がありました。この運用ルールは、利用者として非常に面倒ですし、そもそもオリジナルのアーカイブを紛失してしまった場合、全く手が出なくなってしまいます...。
ところが2008/04/22付けで公開された「Digital Voice Editor Ver.3.1.03」では、フルパッケージがダウンロードできるようになっています! しかも、過去の製品を持っている人も利用する事ができるようです。
というわけで、早速最新版に入れ替えました。これで、バージョン2ではサポートされていなかったmp3フォーマットへの変換を利用出来るようになり、大変便利になりました(今までは、wavとして吐き出させた後、他のtoolでmp3へ変換していた)。
果たして運用ルールの変更がどの版から行われたのかは正確には分かりませんが、こういったユーザの側になった規則の変更は大変有り難いものです。折角なので、もっと大きく宣伝しても良いのでは、と思いました。どうもありがとう!
このICレコーダで記録されたデータは「Digital Voice Editor」という付属の専用ソフトにより再生することができます。ピッチを維持したままの変速再生や、各種フォーマット変換などをサポートしており、便利なソフトです。
このDigital Voice Editor、以前は「マイナーアップグレードパッチしか公開しない」という運用ポリシーだったようで、例えば私のようにバージョン2を使っている人は、新規に公開されたバージョン3を使うことが出来ませんでした(アップデートしようとすると、「バージョン違い」ということで、はじかれる)。また何れの版もフルパッケージが公開されていないため、再インストールするためには、まず古い版をインストールし、その後パッチを適用する必要がありました。この運用ルールは、利用者として非常に面倒ですし、そもそもオリジナルのアーカイブを紛失してしまった場合、全く手が出なくなってしまいます...。
ところが2008/04/22付けで公開された「Digital Voice Editor Ver.3.1.03」では、フルパッケージがダウンロードできるようになっています! しかも、過去の製品を持っている人も利用する事ができるようです。
というわけで、早速最新版に入れ替えました。これで、バージョン2ではサポートされていなかったmp3フォーマットへの変換を利用出来るようになり、大変便利になりました(今までは、wavとして吐き出させた後、他のtoolでmp3へ変換していた)。
果たして運用ルールの変更がどの版から行われたのかは正確には分かりませんが、こういったユーザの側になった規則の変更は大変有り難いものです。折角なので、もっと大きく宣伝しても良いのでは、と思いました。どうもありがとう!
2008/04/26
今日のお酒: Pieroth Rouge(2005)
2008/04/25
オトメディウスG発売決定
オトメディウスGの発売が正式発表されました。
って、あー、本当にXbox360なんだ...。家庭用が出たら、絶対買おうと思っていけど、Xbox360だと厳しいなぁ。PSPでも、DSでも良いけど、ポータブル版の発売に期待。
PS3ユーザとしては、塊魂といい、ACE COMBATといい、個人的に好きだったゲームが、みんなXbox360へ行っちゃうのは、寂しい限り。戻ってきてくれるといいなぁ。
って、あ、そうか、私がXbox360買えば良いんだ! なーんだ、簡単な問題だった(おぃ)。
って、あー、本当にXbox360なんだ...。家庭用が出たら、絶対買おうと思っていけど、Xbox360だと厳しいなぁ。PSPでも、DSでも良いけど、ポータブル版の発売に期待。
PS3ユーザとしては、塊魂といい、ACE COMBATといい、個人的に好きだったゲームが、みんなXbox360へ行っちゃうのは、寂しい限り。戻ってきてくれるといいなぁ。
って、あ、そうか、私がXbox360買えば良いんだ! なーんだ、簡単な問題だった(おぃ)。
2008/04/24
関数型プログラミングのすすめ
artima developerから「How Has Functional Programming Influenced Your Coding Style?」。
「関数型プログラム言語を日常開発で使わない場合でも、勉強することは、プログラミングスタイル向上に役立ちますよ」という話。確かに関数型言語に基づいて物事を考え始めると、プログラミングに対する視点が、少しづつ変化し行くことに気がつきます。
この記事の中で「関数型言語の要素は、JavaScriptなどの言語にも普及している」と書かれていますが、昨日の講演で山本さんも closure に関して同じ趣旨の話をされていました。Ruby使っていても、うまい人のコードは、この辺りの使い方にセンスを感じます。こういったセンスを、常態として身に着けたいものです。
しかしF#という言語は、この記事で初めて知りました。うーむ、遅れてる。
「関数型プログラム言語を日常開発で使わない場合でも、勉強することは、プログラミングスタイル向上に役立ちますよ」という話。確かに関数型言語に基づいて物事を考え始めると、プログラミングに対する視点が、少しづつ変化し行くことに気がつきます。
この記事の中で「関数型言語の要素は、JavaScriptなどの言語にも普及している」と書かれていますが、昨日の講演で山本さんも closure に関して同じ趣旨の話をされていました。Ruby使っていても、うまい人のコードは、この辺りの使い方にセンスを感じます。こういったセンスを、常態として身に着けたいものです。
しかしF#という言語は、この記事で初めて知りました。うーむ、遅れてる。
2008/04/23
Google Developer Day 2008 Japan 開催
Google Developer Day 2008が開催です。
今年は、横浜で6月10日だそうです。Map系のネタが多いのかな? 私の興味はAndroidとGearsです。
既に登録が始まっていますので、興味のある方はお早めにどうぞー。
今年は、横浜で6月10日だそうです。Map系のネタが多いのかな? 私の興味はAndroidとGearsです。
既に登録が始まっていますので、興味のある方はお早めにどうぞー。
『ふつうのHaskellプログラミング』を読み終えました
期せずして、Lispの話を聞いたその日に『ふつうのHaskellプログラミング』読了。
学んでいると、いつもMonad周辺で煙に巻かれたような気分になってしまうHaskellなのですが、この本のお陰で、概要が随分と整理できました。この本を読んでから、「モナドのすべて」を読むと、すーっと話が入ってきます。
青木さん著、ということで、大変丁寧に、分かりやすく、取っ付きやすく書かれています。第3部の「実戦Haskellプログラミング」は、ただの文法解説書ではなく、実際の使い方が学べる書籍という点で、良い展開だなと思いました。この章に関しては、多少駆け足気味かな、という感じもありますが、コードをじっくり読んで自分で考えろ、という事なのかと思います。
MLもOCamlも適当に避けてきたので(おぃ)、静的型付けをもつ関数型言語、というのは新鮮で、いろいろいじってみたい、という感じが強くあります。しかし Haskell っぽいコードを書けるようになるまでは、もう少し、頭の転換が必要な感じです。
うーむ、修行あるのみだのぉ。
学んでいると、いつもMonad周辺で煙に巻かれたような気分になってしまうHaskellなのですが、この本のお陰で、概要が随分と整理できました。この本を読んでから、「モナドのすべて」を読むと、すーっと話が入ってきます。
青木さん著、ということで、大変丁寧に、分かりやすく、取っ付きやすく書かれています。第3部の「実戦Haskellプログラミング」は、ただの文法解説書ではなく、実際の使い方が学べる書籍という点で、良い展開だなと思いました。この章に関しては、多少駆け足気味かな、という感じもありますが、コードをじっくり読んで自分で考えろ、という事なのかと思います。
MLもOCamlも適当に避けてきたので(おぃ)、静的型付けをもつ関数型言語、というのは新鮮で、いろいろいじってみたい、という感じが強くあります。しかし Haskell っぽいコードを書けるようになるまでは、もう少し、頭の転換が必要な感じです。
うーむ、修行あるのみだのぉ。
ふつうのHaskellプログラミング ふ... 青木 峰郎, 山下 伸夫... |
第13回GREE オープンソーステクロノジー勉強会参加してきました
GREE主催の「第13回オープンソーステクロノジー勉強会」へ参加してきました。内容は「セルの海 マクロの空」ということで、Mewの山本和彦さんによるLisp話。GREEの勉強会は初めてで、ドキドキワクワクです。
内容は初歩からの説明だったのですが、時間との兼ね合いからか、結構かっとび系の説明となっており、初めてLispに触れる方は付いてこられるのかな、とドキドキしてしまう感じではありました。とは言え「Closure知ってる人ー」という問いに8割以上の方が手をあげらるほど参加者のレベルが高かった為、実は丁度良かったのかも知れません。
私が初めてLispに触れたのは、本当に随分と昔の事で、高校生位だった気がします(何年前だ!?)。当時は手軽に使える処理系などなかったので、ひたすら頭の中でシミュレートして遊んでいました。その時の教科書が、竹内先生の「初めての人のためのLISP」。非常に分かりやすく、対話形式の内容も漫才のような掛け合いで、読んでいて随分楽しい本なのですが、残念ながら絶版ですね...。復刊してくれると良いのですけれど。
生憎、長いのは歴史だけで、私は未だにLispっぽい書き方ができず、マクロも上手く使いこなせないヘッポコなので、今回はそういう視点からの参加でした。幸いFizzBuzz問題を通して「よりLispっぽい書き方へ」という進化を説明してくださったので、大変興味深かったです。また、今回は予めGaucheをノートPCへ仕込んで持っていったので、話を聞きながらその場で実験できたのも、理解を深める鍵でした。
ちなみに私が初めて山本さんに講義を受けたのは、やはり随分昔のNetworld+Interopで、BSDに於けるTCP/IPの実装に関して講義してくださった時の事でした。あの時初めてTCP/IPスタックの実装手法を学び、TCP/IP Illustrated Vol.2をがむしゃらに勉強し、そのネットワーク知識を足がかりにして、今へと続く道が開かれたわけで、大変感謝しております(流石に、当時に比べると、多少カンロクが増していらっしゃいました (^^;)。
さて、今回の勉強会、一番驚いたのは、MacBook Airユーザを筆頭に、MacBook所有者が非常に多かったこと、ではなくて、会場の場所が幾分分かりにくかったこと (^^; 下調べが足りなかったのかも知れませんが、ウロウロすることシバシバ。新しい Mobile Google Mapに助けられ、なんとか遅刻ギリギリで到着することが出来ました。もし、次回新規参加を考えられている方は、どうか気をつけて。
というわけで、大変良い勉強会であるととともに、貴重な時間を過ごさせてもらいました。山本さん、並びに、GREEのスタッフの方々、どうも有り難うございました。
P.S.
最近の若い人、マクロスネタ通じないの!? (^^;
内容は初歩からの説明だったのですが、時間との兼ね合いからか、結構かっとび系の説明となっており、初めてLispに触れる方は付いてこられるのかな、とドキドキしてしまう感じではありました。とは言え「Closure知ってる人ー」という問いに8割以上の方が手をあげらるほど参加者のレベルが高かった為、実は丁度良かったのかも知れません。
私が初めてLispに触れたのは、本当に随分と昔の事で、高校生位だった気がします(何年前だ!?)。当時は手軽に使える処理系などなかったので、ひたすら頭の中でシミュレートして遊んでいました。その時の教科書が、竹内先生の「初めての人のためのLISP」。非常に分かりやすく、対話形式の内容も漫才のような掛け合いで、読んでいて随分楽しい本なのですが、残念ながら絶版ですね...。復刊してくれると良いのですけれど。
生憎、長いのは歴史だけで、私は未だにLispっぽい書き方ができず、マクロも上手く使いこなせないヘッポコなので、今回はそういう視点からの参加でした。幸いFizzBuzz問題を通して「よりLispっぽい書き方へ」という進化を説明してくださったので、大変興味深かったです。また、今回は予めGaucheをノートPCへ仕込んで持っていったので、話を聞きながらその場で実験できたのも、理解を深める鍵でした。
ちなみに私が初めて山本さんに講義を受けたのは、やはり随分昔のNetworld+Interopで、BSDに於けるTCP/IPの実装に関して講義してくださった時の事でした。あの時初めてTCP/IPスタックの実装手法を学び、TCP/IP Illustrated Vol.2をがむしゃらに勉強し、そのネットワーク知識を足がかりにして、今へと続く道が開かれたわけで、大変感謝しております(流石に、当時に比べると、多少カンロクが増していらっしゃいました (^^;)。
さて、今回の勉強会、一番驚いたのは、MacBook Airユーザを筆頭に、MacBook所有者が非常に多かったこと、ではなくて、会場の場所が幾分分かりにくかったこと (^^; 下調べが足りなかったのかも知れませんが、ウロウロすることシバシバ。新しい Mobile Google Mapに助けられ、なんとか遅刻ギリギリで到着することが出来ました。もし、次回新規参加を考えられている方は、どうか気をつけて。
というわけで、大変良い勉強会であるととともに、貴重な時間を過ごさせてもらいました。山本さん、並びに、GREEのスタッフの方々、どうも有り難うございました。
P.S.
最近の若い人、マクロスネタ通じないの!? (^^;
The Little Schemer... Daniel P. Fried... | プログラミングGauche... Kahuaプロジェクト, 川合... | On Lisp―Advanced Tec... Paul Graham, 野田... | 初めての人のためのLISP... 竹内 郁雄... |
2008/04/21
ReadyNAS NV+ のメモリ増設
先日購入した ReadyNAS NV+ はメモリが増設可能です。
FAQによれば
使用可能なメモリに関しては、Hardware Compatibility List - Memorryという大変便利なリストが公開されており、それによると、
折角だからと1Gbyteメモリを探してみたのですが、あまり店頭には置いてないみたいで、私は楽天の「アーキサイト」で、「【HYNIX ORIGINAL】PC2700 DDR 333 CL2.5 200pin SO-DIMM 1GB」を購入しました(他の取扱店に関しては価格.comなどをどうぞ)。
ちなみに増設方法に関しては、ReadyNAS NV Steps of Replacing the SODIMMという大変分かりやすい資料が公開されています。実際、PCのメモリを交換したことのある人は、何の問題もなく交換できるでしょう。
これが最初から付いていたメモリ。
こちらが購入したメモリ。
メモリを増設した後は、「メモリテストの方法」に従って、メモリテストをしました。ただ、このテスト、大変時間がかかります。私の環境では、1回行うのに約1時間10分ほどかかりました。しかも2回行う事が推奨されていますので、ひたすら忍耐力が必要です (^^;。
結果、無事1024Mとして認識してくれました。
さて、折角なので、簡単な速度実験を行ってみました。
まずは、13G(ファイル数9000)程度のフォルダに対して、UPnP AVストリームサービスの「メディアファイルのリスキャン」をする実験。メモリ増設前は約17分でした。増設後は、えーと約16分50秒。って、これは誤差だよねぇ...。
次に、rsync の消費時間。既に rsync 実行済みの8G程度の領域に対して、一切のファイル変更を行わずに、再度rsyncを実行します。ファイル自体の変更は無いので、同期すべきファイルリストの生成時間計測となります。こちらは、メモリ増設前が約3分30秒かかっていましたが、増設後は3分となりました。おぉ。
加えて、計測はしていませんが、心なしか、CIFS でのアクセスが軽快になった気がします(フラシーボとも言う)。
というわけで、大変インチキ実験ではありますが、ちょっとは嬉しい結果が出た、ということにさせて頂きます(というか、させて下さい (^^;)。
FAQによれば
メモリを多用するタスクとして代表的なものは、rsyncを用いたバックアップです。また、SlimServerなどのメディアサービスでのコンテンツのインデックス作成や、非常に多数のファイルやサブディレクトリを含むディレクトリへのアクセスもメモリを消費します。大きなファイルのシーケンシャルアクセスではおよそ12%のパフォーマンス向上が見られます(256MBから1GBにアップデートした場合)。との事です。私の利用方法では、DLNA経由でのメディアファイルのサーブとrsyncでのバックアップが大きな比重を占めますから、これはなかなか良さそうです。というわけで、メモリを増設してみることにしました。
使用可能なメモリに関しては、Hardware Compatibility List - Memorryという大変便利なリストが公開されており、それによると、
200 pin DDR SO-DIMM can be used.と書いてあります。
折角だからと1Gbyteメモリを探してみたのですが、あまり店頭には置いてないみたいで、私は楽天の「アーキサイト」で、「【HYNIX ORIGINAL】PC2700 DDR 333 CL2.5 200pin SO-DIMM 1GB」を購入しました(他の取扱店に関しては価格.comなどをどうぞ)。
ちなみに増設方法に関しては、ReadyNAS NV Steps of Replacing the SODIMMという大変分かりやすい資料が公開されています。実際、PCのメモリを交換したことのある人は、何の問題もなく交換できるでしょう。
これが最初から付いていたメモリ。
こちらが購入したメモリ。
メモリを増設した後は、「メモリテストの方法」に従って、メモリテストをしました。ただ、このテスト、大変時間がかかります。私の環境では、1回行うのに約1時間10分ほどかかりました。しかも2回行う事が推奨されていますので、ひたすら忍耐力が必要です (^^;。
結果、無事1024Mとして認識してくれました。
さて、折角なので、簡単な速度実験を行ってみました。
まずは、13G(ファイル数9000)程度のフォルダに対して、UPnP AVストリームサービスの「メディアファイルのリスキャン」をする実験。メモリ増設前は約17分でした。増設後は、えーと約16分50秒。って、これは誤差だよねぇ...。
次に、rsync の消費時間。既に rsync 実行済みの8G程度の領域に対して、一切のファイル変更を行わずに、再度rsyncを実行します。ファイル自体の変更は無いので、同期すべきファイルリストの生成時間計測となります。こちらは、メモリ増設前が約3分30秒かかっていましたが、増設後は3分となりました。おぉ。
加えて、計測はしていませんが、心なしか、CIFS でのアクセスが軽快になった気がします(フラシーボとも言う)。
というわけで、大変インチキ実験ではありますが、ちょっとは嬉しい結果が出た、ということにさせて頂きます(というか、させて下さい (^^;)。
2008/04/20
今日のお酒: ROSADO CAVAS HILL RESERVA ARTESANIA BRUT
ROSADO CAVAS HILL RESERVA ARTESANIA BRUT。
昨日と同じお店で一緒に購入。赤色が大変力強くて綺麗。ROSEだけど、それほど甘くなく、飲みやすいです。食事と楽しむ、というよりも、お酒メインという感じかな?
テクニクビート サウンドトラック
テクニクビートサウンドトラックを入手しました!
実は完全なノーチェックでして、弟から教えて貰い、初めて存在を知りました。買い逃していたら、ナムコベストヒットパレード!の後悔を繰り返すことになるとこだった...。教えてくれて、有り難う!
まさか6年を歳月を経て、サントラが出るとは、大変に嬉しい誤算です。収録楽曲、アレンジャーとも、ナムコサウンドで育ってきた人(a.k.a. おっさん)には、全くもって、たまりません。上記商品紹介のページでは、試聴も出来ますので、興味を惹かれた方は、是非聞いてみてください。
このゲームには、勿論、ディグダグの楽曲も登場するのですが、アレンジは、絶対に「乗り換えを間違えて♪」ですねー。今でも曲を聞くだけで歌えてしまうあたり、三つ子の魂って恐ろしいと感じます...。
というわけで(?)、鏡音リンによるアレンジ版の「恋のディグダグ」です。このアレンジ、作者のナムコゲームに関する愛情が感じられて大好きです。
実は完全なノーチェックでして、弟から教えて貰い、初めて存在を知りました。買い逃していたら、ナムコベストヒットパレード!の後悔を繰り返すことになるとこだった...。教えてくれて、有り難う!
まさか6年を歳月を経て、サントラが出るとは、大変に嬉しい誤算です。収録楽曲、アレンジャーとも、ナムコサウンドで育ってきた人(a.k.a. おっさん)には、全くもって、たまりません。上記商品紹介のページでは、試聴も出来ますので、興味を惹かれた方は、是非聞いてみてください。
このゲームには、勿論、ディグダグの楽曲も登場するのですが、アレンジは、絶対に「乗り換えを間違えて♪」ですねー。今でも曲を聞くだけで歌えてしまうあたり、三つ子の魂って恐ろしいと感じます...。
というわけで(?)、鏡音リンによるアレンジ版の「恋のディグダグ」です。このアレンジ、作者のナムコゲームに関する愛情が感じられて大好きです。
TECHNIC BEAT SOUND T... ゲーム・サントラ... | ナムコベストヒットパレード!... ゲーム・ミュージック... |
2008/04/19
2008/04/18
Wii スーパーファミコン クラシックコントローラ
クラブニンテンドー2007年度プラチナ会員特典である「Wii スーパーファミコン クラシックコントローラ」が届きました! これがむちゃくちゃ、素晴らしい出来。
まず、その外箱からして秀逸です。
このデザインだけでも、十分泣けてきます。
コントローラ本体はこんな感じ。
開けるのがもったいないなくて、使えない...(おぃ)。
そして、なによりも素晴らしかったのが、バーチャルコンソールで購入できるスーパーファミコンのソフト一覧が付いてきたこと!
宣伝でしょ、というのは、頭では理解しているんです。が、心が、くすぐられちゃって、もう、だめ。このコントローラで最初に遊ぶのは何にしよう、とか考えてしまいます。F-ZERO買おうかなー。アクトレイザーは、当時、凄くハマッタけど、今でも遊べるかなぁ。いやいや、やっぱりマリオにしておこうか...。
今までバーチャルコンソールは、ファミコンのソフトしか買っていませんでしたが、まんまと任天堂の戦略にノせられてしまいそうです。
毎回すばらしいプレゼントを本当にどうもありがとう!
まず、その外箱からして秀逸です。
このデザインだけでも、十分泣けてきます。
コントローラ本体はこんな感じ。
開けるのがもったいないなくて、使えない...(おぃ)。
そして、なによりも素晴らしかったのが、バーチャルコンソールで購入できるスーパーファミコンのソフト一覧が付いてきたこと!
宣伝でしょ、というのは、頭では理解しているんです。が、心が、くすぐられちゃって、もう、だめ。このコントローラで最初に遊ぶのは何にしよう、とか考えてしまいます。F-ZERO買おうかなー。アクトレイザーは、当時、凄くハマッタけど、今でも遊べるかなぁ。いやいや、やっぱりマリオにしておこうか...。
今までバーチャルコンソールは、ファミコンのソフトしか買っていませんでしたが、まんまと任天堂の戦略にノせられてしまいそうです。
毎回すばらしいプレゼントを本当にどうもありがとう!
2008/04/16
ASUS Eee PC 900 正式発表
Yahoo! に更新Pingを送る時には2引数で
Blogger は Weblogs.com にしか更新 ping を送らない為、自前で更新 ping を送るRubyスクリプトを書いて使っているのですが、何故か、http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2への ping 送信だけ、失敗していました。
それもXML-RPC的な失敗ではなく、セッションが強制的に切断されている感じです。
気になるので tcpdump でパケットを調べたところ、Yahoo!(日本)の更新 ping サーバに対し、4引数を指定して weblogUpdates.ping メソッドを呼び出すと失敗することが分かりました。
つまり、
で、その拒否の仕方なのですが、なんと、いきなり TCP の FIN を送りつけて、セッションを強制切断してきます。ぐぇー、な、なんて野蛮な... (^^;
米国Yahooの更新ping サーバ(http://api.my.yahoo.com/RPC2)へ同じメッセージを送ると、同じく受け入れは拒否されますが、XML-RPC的に「Bad request」とエラーメッセージを返してくれます(国毎に独自実装をもっているの...?)。
Weblogs.Com XML-RPC interfaceを見ると、4つの引数指定は可能ですし、Googleを始めとする他のサーバでは、普通に受け入れてくれているのですけれど。
というわけで、Yahoo!に更新 ping を打つ方は、是非2引数で打ちましょう。
それもXML-RPC的な失敗ではなく、セッションが強制的に切断されている感じです。
気になるので tcpdump でパケットを調べたところ、Yahoo!(日本)の更新 ping サーバに対し、4引数を指定して weblogUpdates.ping メソッドを呼び出すと失敗することが分かりました。
つまり、
res = c.call("weblogUpdates.ping", name, url, changesurl, category)
ではだめで、 res = c.call("weblogUpdates.ping", name, url)
にしなければ、だめ、ということ。で、その拒否の仕方なのですが、なんと、いきなり TCP の FIN を送りつけて、セッションを強制切断してきます。ぐぇー、な、なんて野蛮な... (^^;
米国Yahooの更新ping サーバ(http://api.my.yahoo.com/RPC2)へ同じメッセージを送ると、同じく受け入れは拒否されますが、XML-RPC的に「Bad request」とエラーメッセージを返してくれます(国毎に独自実装をもっているの...?)。
Weblogs.Com XML-RPC interfaceを見ると、4つの引数指定は可能ですし、Googleを始めとする他のサーバでは、普通に受け入れてくれているのですけれど。
というわけで、Yahoo!に更新 ping を打つ方は、是非2引数で打ちましょう。
GAMEが届いてた
家に帰ったら、Perfume の「GAME(DVD付)」が届いていましたー。忘れていたので、少しうれしい驚き。
所詮はACのCMで「ポリリズム」を目にしてから興味をもった口ですが、本格的にはまったのが、初音ミク版の「チョコレイト・ディスコ」だったりするので、その両者が収められたこのアルバムは、大変感慨深い物があります(そんなオオゲサな (^^;)。
いわゆる往年の「テクノ」とかゲーム音楽とかをふつーに聞いて育った世代なので、全く違和感なく耳になじみ、ついつい口ずさんでいたり。
というわけで、初音ミクの歌声が好き(?)で、テクノが好きな方には、お薦めです。
所詮はACのCMで「ポリリズム」を目にしてから興味をもった口ですが、本格的にはまったのが、初音ミク版の「チョコレイト・ディスコ」だったりするので、その両者が収められたこのアルバムは、大変感慨深い物があります(そんなオオゲサな (^^;)。
いわゆる往年の「テクノ」とかゲーム音楽とかをふつーに聞いて育った世代なので、全く違和感なく耳になじみ、ついつい口ずさんでいたり。
というわけで、初音ミクの歌声が好き(?)で、テクノが好きな方には、お薦めです。
GAME(DVD付) 【初回限定盤】... Perfume, 中田ヤスタカ... | GAME... Perfume, 中田ヤスタカ... |
2008/04/14
Blog 内の Code へ背景色をつける
この Blog 内に、ごく稀に現れる code 片。記事の中に埋もれて、少し見にくかったので、背景色を付けるようにしてみました。
変更した点は以下の通りです。template HTMLをいじりますので、もし試される場合には、是非是非バックアップを適切に行った上で、自己責任でお願いします。
1) Bloggerに「ログイン」し、「設定」「レイアウト」「HTMLの編集」と手繰ります。
2) 「テンプレートをすべてダウンロード」リンクを手繰り、現在のテンプレートを保存します。失敗したときに大変なことになりますので、これは、絶対に必須です。
3) 「テンプレートを編集」にあるテキストボックスの「/* Variable definitions」と書かれた周辺に、以下の行を追加します。
4) 同じくテンプレートの「/* Content」周辺に以下の行を追加します。
5) 「テンプレートを保存」を選択。
以上でテンプレートの変更はおしまいです。後は、記事中に code を貼り付けた場合、そのコードを、
Bloggerは、こういう変更が自由に出来る点が、嬉しいですね。
変更した点は以下の通りです。template HTMLをいじりますので、もし試される場合には、是非是非バックアップを適切に行った上で、自己責任でお願いします。
1) Bloggerに「ログイン」し、「設定」「レイアウト」「HTMLの編集」と手繰ります。
2) 「テンプレートをすべてダウンロード」リンクを手繰り、現在のテンプレートを保存します。失敗したときに大変なことになりますので、これは、絶対に必須です。
3) 「テンプレートを編集」にあるテキストボックスの「/* Variable definitions」と書かれた周辺に、以下の行を追加します。
<Variable name="codeBgColor" description="Code Background Color"
type="color" default="#F7F7F7" value="#F7F7F7">
<Variable name="codeBorderColor" description="Code Border Color"
type="color" default="#C0C0C0" value="#C0C0C0">
4) 同じくテンプレートの「/* Content」周辺に以下の行を追加します。
pre code {
overflow:auto;
background: $codeBgColor;
border: 1px solid $codeBorderColor;
padding: 5px 10px;
display: block;
white-space: pre;
text-align: left;
}
5) 「テンプレートを保存」を選択。
以上でテンプレートの変更はおしまいです。後は、記事中に code を貼り付けた場合、そのコードを、
<pre>
<code>
...
</code>
</pre>
で囲めばコードの背景に色が付きます。もし背景の色を変更したい場合には、「設定」の「フォントと色」から「Code Background Color」を、枠線の色を変更したい場合には「Code Border Color」を、それぞれいじってください。Bloggerは、こういう変更が自由に出来る点が、嬉しいですね。
WILLCOM D4発表
ウィルコムがWILLCOM D4を発表しました。
Centrino Atomに、Windows Vistaで解像度が1024x600。802.11b/g、Bluetooth2.0+EDRで、ワンセグ搭載。スライド式キーボードで音声通話可能(18:25追記。単体では音声通話は無理で、ヘッドセット使うなどしないとだめだそうです)。
こ、こりゃ、また、凄いのが来ましたね (^^; 「1Gメモリで Vista が本当に満足に動作するのだろうか?」とか「バッテリー持続時間は実際どうなるんだろう?」等、幾つか気になる点はありますが、しかし、大変に興味深い製品であることは間違いありません。
大きさや重量など、初期のW-ZERO3に似たコンセプトなのだと思いますが、一括購入価格128,600円という値段を考えると、当初から完全に小型PCを目指して開発した上で、それをケータイモデルに載っけて販売する、ということなんだな、と。ある意味、PC+PDA+ケータイが、より高性能に融合したモデルかも知れません。
こういう、私のようなGadget野郎にとって大変魅力的な製品が発表されると、今年続々と登場が噂されているatom搭載MIDやNetPCへの期待が、ますます高まります。常時持ち運べる魅力的な製品が多数登場して、モバイル市場を盛り上げてくれると嬉しいですね。
Centrino Atomに、Windows Vistaで解像度が1024x600。802.11b/g、Bluetooth2.0+EDRで、ワンセグ搭載。スライド式キーボードで
こ、こりゃ、また、凄いのが来ましたね (^^; 「1Gメモリで Vista が本当に満足に動作するのだろうか?」とか「バッテリー持続時間は実際どうなるんだろう?」等、幾つか気になる点はありますが、しかし、大変に興味深い製品であることは間違いありません。
大きさや重量など、初期のW-ZERO3に似たコンセプトなのだと思いますが、一括購入価格128,600円という値段を考えると、当初から完全に小型PCを目指して開発した上で、それをケータイモデルに載っけて販売する、ということなんだな、と。ある意味、PC+PDA+ケータイが、より高性能に融合したモデルかも知れません。
こういう、私のようなGadget野郎にとって大変魅力的な製品が発表されると、今年続々と登場が噂されているatom搭載MIDやNetPCへの期待が、ますます高まります。常時持ち運べる魅力的な製品が多数登場して、モバイル市場を盛り上げてくれると嬉しいですね。
2008/04/13
今日のお酒: PIERRE LEGENDRE VIN MOUSSEUX BRUT ROSE
PIERRE LEGENDRE VIN MOUSSEUX BRUT ROSE
先月飲んだスパークリングのロゼ版。
ロゼですがお買い得価格。DRYとありますが、どちらかというと甘めです。見た目も相まって、わいわい、と飲むのに適した感じで、おいしくいただきました。
iTunesシステムの入れ替え
私のPC環境は、歴史的な理由により(?)、
ただこの運用ですと、iPodを充電しながら聞くのが困難ですし(私は、iPod Radio Remote愛用者なのです)、iTunesの共有では、MP4データであるビデオクリップ楽曲の一部がFeed出来ないなど、少し不便を感じていました。
今回NAS上へ楽曲データを移動したのをきっかけに、iPodの接続先iTunesをデスクトップPCへと切り替えることにしました。
とはいえ、するべきことは単純な筈。というのも、デスクトップPCのiTunesへは、何の楽曲も登録されていないので、NAS上に置いたデータを全てDnDするだけです。これで暫く放置すれば移行終了。
と言うわけで、作業が終わったiTunesを眺めてみたところ、なんと、またもや再生回数が0&ビデオのカテゴリがムービーに!
しまった、結局新たな iTunes DB を構築することになるんだから、こうなるのは当たり前じゃないか... orz。これは迂闊だった。
結局、再生回数は再び諦めることにし(まだそれ程聞いてないしね)、以前のscriptを引っ張り出してビデオのカテゴリを直すことにしました。その後、ノートPCから数々のPlayListをexportし、デスクトップ側でimport。うぇー、こりゃ面倒だ。
何とか、これらの作業をやり終えて、iPodとデスクトップPCのiTunesをSync。これでようやく移行が完了し、期待通りの使いやすい環境を実現できました。いやぁ、時間がかかり大変だったけど、やって良かったなぁ。満足、満足。
ただ、今この Blog を書きながら少しだけ不安を感じているのですが、もしかして、ノートPCの中にあったiTunes Library.itlとiTunes Music Library.xmlをコピーすれば、最初から何の問題も起こさず、環境をそのまま移行できたのではないでしょうか...。
ま、まぁ、無事移行がすんだんだから、良しとしよう、うん、うん。
- メイン作業はデスクトップ型PC
- iPodの接続先は、少し離れたところにあるノート型PC
ただこの運用ですと、iPodを充電しながら聞くのが困難ですし(私は、iPod Radio Remote愛用者なのです)、iTunesの共有では、MP4データであるビデオクリップ楽曲の一部がFeed出来ないなど、少し不便を感じていました。
今回NAS上へ楽曲データを移動したのをきっかけに、iPodの接続先iTunesをデスクトップPCへと切り替えることにしました。
とはいえ、するべきことは単純な筈。というのも、デスクトップPCのiTunesへは、何の楽曲も登録されていないので、NAS上に置いたデータを全てDnDするだけです。これで暫く放置すれば移行終了。
と言うわけで、作業が終わったiTunesを眺めてみたところ、なんと、またもや再生回数が0&ビデオのカテゴリがムービーに!
しまった、結局新たな iTunes DB を構築することになるんだから、こうなるのは当たり前じゃないか... orz。これは迂闊だった。
結局、再生回数は再び諦めることにし(まだそれ程聞いてないしね)、以前のscriptを引っ張り出してビデオのカテゴリを直すことにしました。その後、ノートPCから数々のPlayListをexportし、デスクトップ側でimport。うぇー、こりゃ面倒だ。
何とか、これらの作業をやり終えて、iPodとデスクトップPCのiTunesをSync。これでようやく移行が完了し、期待通りの使いやすい環境を実現できました。いやぁ、時間がかかり大変だったけど、やって良かったなぁ。満足、満足。
ただ、今この Blog を書きながら少しだけ不安を感じているのですが、もしかして、ノートPCの中にあったiTunes Library.itlとiTunes Music Library.xmlをコピーすれば、最初から何の問題も起こさず、環境をそのまま移行できたのではないでしょうか...。
ま、まぁ、無事移行がすんだんだから、良しとしよう、うん、うん。
2008/04/12
Laser Mouse 6000 購入
マウスを新調しました。
ここ数ヶ月、クリックをしても Windowsが反応しないことがあり、果たして、マウスが壊れているのか、Windowsが取りこぼしているのか、はたまた私の指先が衰えたのか!?、と悩んでいましたが、今週、クリックしただけで、ドラッグ状態に入りっぱなしになる(即ち、クリックから復帰しない)という現象が頻発。さすがにここままでは、PCが使いにくいので、これはひとまずマウスが悪いことにして、リプレースすることにしました。
今まで使っていたのは、マイクロソフトのIntelliMouse Explorerという非常にベーシックな製品。随分昔に買ったもので、一旦現役を退いたのですが、この後に購入したマウス群が、ことごとく壊れる、または使いにくい、という寂しい結果になったので、現役に復帰していました。そういう意味では、大変長い間に渡って働いてくれた愛用品です。
新規マウス選定に当たっての条件は、以下の4点でした。
メーカを絞ったのは、勤務先ではロジクールのLaser製品を使っているので、自宅ではマイクロソフトにしようかな、という単純な理由です。また、無線方式は大変便利なものの、以前自宅で使った際、頻繁に取りこぼしが発生したため、それ以後、有線にしています。色が黒なのは、汚れが目立たないように... (^^;
結果、候補に上がったのはMicrosoft Habu Laser Game Mouse。私はPCではちっともゲームしませんので、多少オーバースペックではありますが、なかなか良さそうです。
と言うわけで、早速ヨドバシへ向かったのですが、このマウスの隣にMicrosoft Laser Mouse 6000を発見。これは、上記要求を十分に満たしているにも関わらず、最近値下がりしたためにHabuの半値!
というわけで、結局こちらの6000系を購入してしまいました (^^;
使用感は全然問題ありません。というか、センシティブすぎる位に細かく反応し、キビキビ追随してくれて、大変に気に入りました。当然クリック抜けもありません(今のところは)し、クリック音も軽やかです。今までのマウスよりも小柄なせいか、重量は、個人的には多少軽めかな、という感じはあります。
今回、併せてマウスユーティリティであるIntelli Point久しぶりに入れ替えました。便利だなと思った機能が「インスタントビューア」(リンク先で簡単なデモが見られます)。
各Windowのサムネイルを画面全体に表示する形式のタスクスイッチャで、まぁMacOS XのExposéを、ちょっと間違った方向へインスパイヤしちゃった感じではありますが、なかなか使えます。Googleで調べてみると、2006年11月には登場していたみたいですね。知らなかった...。
また、敏感なマウスだけに、ポインタの移動速度を一時的に遅くさせることができる「プレシジョンブースター」も便利だな、と思いました。
マウスなんて、店頭に行けばそれこそ数多の製品があるわけですが、調べてみると、面白いものですねー。
ここ数ヶ月、クリックをしても Windowsが反応しないことがあり、果たして、マウスが壊れているのか、Windowsが取りこぼしているのか、はたまた私の指先が衰えたのか!?、と悩んでいましたが、今週、クリックしただけで、ドラッグ状態に入りっぱなしになる(即ち、クリックから復帰しない)という現象が頻発。さすがにここままでは、PCが使いにくいので、これはひとまずマウスが悪いことにして、リプレースすることにしました。
今まで使っていたのは、マイクロソフトのIntelliMouse Explorerという非常にベーシックな製品。随分昔に買ったもので、一旦現役を退いたのですが、この後に購入したマウス群が、ことごとく壊れる、または使いにくい、という寂しい結果になったので、現役に復帰していました。そういう意味では、大変長い間に渡って働いてくれた愛用品です。
新規マウス選定に当たっての条件は、以下の4点でした。
- Laser方式であること。
- 有線であること。
- スクロールホイールにクリック感があること。
- マイクロソフト製品であること。
- 色は黒系。
メーカを絞ったのは、勤務先ではロジクールのLaser製品を使っているので、自宅ではマイクロソフトにしようかな、という単純な理由です。また、無線方式は大変便利なものの、以前自宅で使った際、頻繁に取りこぼしが発生したため、それ以後、有線にしています。色が黒なのは、汚れが目立たないように... (^^;
結果、候補に上がったのはMicrosoft Habu Laser Game Mouse。私はPCではちっともゲームしませんので、多少オーバースペックではありますが、なかなか良さそうです。
と言うわけで、早速ヨドバシへ向かったのですが、このマウスの隣にMicrosoft Laser Mouse 6000を発見。これは、上記要求を十分に満たしているにも関わらず、最近値下がりしたためにHabuの半値!
というわけで、結局こちらの6000系を購入してしまいました (^^;
使用感は全然問題ありません。というか、センシティブすぎる位に細かく反応し、キビキビ追随してくれて、大変に気に入りました。当然クリック抜けもありません(今のところは)し、クリック音も軽やかです。今までのマウスよりも小柄なせいか、重量は、個人的には多少軽めかな、という感じはあります。
今回、併せてマウスユーティリティであるIntelli Point久しぶりに入れ替えました。便利だなと思った機能が「インスタントビューア」(リンク先で簡単なデモが見られます)。
各Windowのサムネイルを画面全体に表示する形式のタスクスイッチャで、まぁMacOS XのExposéを、ちょっと間違った方向へインスパイヤしちゃった感じではありますが、なかなか使えます。Googleで調べてみると、2006年11月には登場していたみたいですね。知らなかった...。
また、敏感なマウスだけに、ポインタの移動速度を一時的に遅くさせることができる「プレシジョンブースター」も便利だな、と思いました。
マウスなんて、店頭に行けばそれこそ数多の製品があるわけですが、調べてみると、面白いものですねー。
2008/04/09
WILLCOMからの返金
先日解約したWILLCOMから「利用料金調整をしたところ差額が発生したから返すね。口座を教えて」という丁寧な書簡を頂きました。
その額「194円」。
うーむ、手続きとか印刷代とかで、完全に大損だな...。どうもご苦労様です...。
その額「194円」。
うーむ、手続きとか印刷代とかで、完全に大損だな...。どうもご苦労様です...。
Google App Engine開始
Google がWebアプリケーションをホスティングするサービスを開始しました。
Googleの大規模インフラが使える、というのは魅力的です。
また、Google Appを使っている人にとっては、システムを集約できる、
という点でも運用の利便性が高まります。
現在は、Pythonだけのサポートだそうですが、
との事ですので、Rubyサポートに期待したいところです(Google だから無理かなぁ (^^;)。
利用は無料の一方、現在はリソース制限がかけられています。しかし、
と「将来は、追加のお金を払えばもっとリソースを使えるようになるよ」と書かれています。ふむふむ。
大人気のサービスを開発した場合、このリソースに引っかかってしまうかもしれません。すると有料のサービスが欲しくなるでしょう。お金を稼ぐためには、勿論、Google AdSense。
サイトの人気に比例して、クリック収入が増加。更にサービスを拡張させるべく追加リソース買って、そのお金を稼ぐために更にAdSenseで稼いで、って、結局は、マッチポンプかいな!? (^^;。
先着1万名様だそうですから、興味を持った人はお早めに。
Googleの大規模インフラが使える、というのは魅力的です。
また、Google Appを使っている人にとっては、システムを集約できる、
という点でも運用の利便性が高まります。
現在は、Pythonだけのサポートだそうですが、
we look forward to supporting more languages in the future.
との事ですので、Rubyサポートに期待したいところです(Google だから無理かなぁ (^^;)。
利用は無料の一方、現在はリソース制限がかけられています。しかし、
During this preview period, only free accounts are available.
In the near future, you will be able to purchase additional
computing resources at competitive market prices. Free accounts
will continue to be available after the preview period.
と「将来は、追加のお金を払えばもっとリソースを使えるようになるよ」と書かれています。ふむふむ。
大人気のサービスを開発した場合、このリソースに引っかかってしまうかもしれません。すると有料のサービスが欲しくなるでしょう。お金を稼ぐためには、勿論、Google AdSense。
サイトの人気に比例して、クリック収入が増加。更にサービスを拡張させるべく追加リソース買って、そのお金を稼ぐために更にAdSenseで稼いで、って、結局は、マッチポンプかいな!? (^^;。
先着1万名様だそうですから、興味を持った人はお早めに。
メタデータが消えた話(再び)
えーと、メタデータが消えた話の後日談です...。
Picasaはスクロールが早いので、写真を一瞥してボトルの写っているものだけ適当にピックアップしました。
まぁ、こんなもんでしょ、と納得して、Picasaで遊んでいたところ、「フォルダの非表示」というオプションを発見。「あれ、大昔のPicasaではこのメニューがなくて、Supportに要求出したなぁ」と思いながら適当にそのメニューを選んだところ、「非表示のフォルダ」というコレクションに集約されました。
さて、この状態を解除しようと「非表示のフォルダ」コレクションをクリックしたところ、な、なんと、フォルダを表示するためのパスワードを聞かれます! パ、パスワード!? そんなの知らないぞ???
恐らく、以前にも全く同じ思考をたどって、その時にパスワードでも設定したのでしょう。しかし、トリ頭の私がそんなものを覚えているわけはありません。パスワードをメモしてあるファイルを見たり、Google Desktopで検索したり、と格闘しましたが、どうにも、分からない。
というわけで、泣きながら、Picasa2を案インストールして、データベースも廃棄、再度インストールした上で、全ての写真の読み直しを行いました...。
というわけで、再度ボトル探索作業を繰り返す羽目に。うー、大間抜けだ。
やっぱり各種メタデータは、データ自身にも付加しておいて欲しい気がします...。
Picasaはスクロールが早いので、写真を一瞥してボトルの写っているものだけ適当にピックアップしました。
まぁ、こんなもんでしょ、と納得して、Picasaで遊んでいたところ、「フォルダの非表示」というオプションを発見。「あれ、大昔のPicasaではこのメニューがなくて、Supportに要求出したなぁ」と思いながら適当にそのメニューを選んだところ、「非表示のフォルダ」というコレクションに集約されました。
さて、この状態を解除しようと「非表示のフォルダ」コレクションをクリックしたところ、な、なんと、フォルダを表示するためのパスワードを聞かれます! パ、パスワード!? そんなの知らないぞ???
恐らく、以前にも全く同じ思考をたどって、その時にパスワードでも設定したのでしょう。しかし、トリ頭の私がそんなものを覚えているわけはありません。パスワードをメモしてあるファイルを見たり、Google Desktopで検索したり、と格闘しましたが、どうにも、分からない。
というわけで、泣きながら、Picasa2を案インストールして、データベースも廃棄、再度インストールした上で、全ての写真の読み直しを行いました...。
というわけで、再度ボトル探索作業を繰り返す羽目に。うー、大間抜けだ。
やっぱり各種メタデータは、データ自身にも付加しておいて欲しい気がします...。
2008/04/08
バックアップデータが読めない...
ReadyNAS の準備が出来たので、既存のサーバに入っていた写真を全部コピー。GbEで繋いだので、サクサクコピーできて、快適です。
折角なので、今までディスクに入りきれず、DVDへ焼いて退避していた写真データもコピーすることにしました。
10枚程度のDVDを読み込ませていたところ、何と、その内の1枚が全く読めなくなっていることが分かりました!
遠い昔、バックアップテープが読めない、というのはありましたが、まさか2年位前に記録したDVDを読めないという状況になるとは思わなかったので、結構衝撃でした。ハズレメディアにでも当たらない限り、経年劣化というのは考えられないので、自分のミスな気がしていますが...。一応記録した後、メディアの読み込みチェックはしたつもりなんだけどミスったのかなぁ。
こうした意味では、RAID5とかで構成されたディスクへ記録しておき、誤削除を行わないように、ReadOnlyで放置しておくのがよいのか!?
...いや、きっと今度は、NASの筐体が吹っ飛ぶとか、スピンドルが回らない、とかいう状況に陥るに違いない (^^;
折角なので、今までディスクに入りきれず、DVDへ焼いて退避していた写真データもコピーすることにしました。
10枚程度のDVDを読み込ませていたところ、何と、その内の1枚が全く読めなくなっていることが分かりました!
遠い昔、バックアップテープが読めない、というのはありましたが、まさか2年位前に記録したDVDを読めないという状況になるとは思わなかったので、結構衝撃でした。ハズレメディアにでも当たらない限り、経年劣化というのは考えられないので、自分のミスな気がしていますが...。一応記録した後、メディアの読み込みチェックはしたつもりなんだけどミスったのかなぁ。
こうした意味では、RAID5とかで構成されたディスクへ記録しておき、誤削除を行わないように、ReadOnlyで放置しておくのがよいのか!?
...いや、きっと今度は、NASの筐体が吹っ飛ぶとか、スピンドルが回らない、とかいう状況に陥るに違いない (^^;
2008/04/07
メタデータが消えた話
従来 PC上のディスクで各々管理していた音楽データ、動画データ、写真データをNAS上へと移動させました。
音楽と動画データは iTunes で、写真データは Picasa2 で、それぞれ管理していたものです。
動画データは主にビデオクリップで、iTunes上「ビデオの種類」は「ミュージックビデオ」に設定していました。一方 Picasa2 では、ディレクトリ単位で束ねることが出来る「コレクション」と、ディレクトリを意識することなく集約出来る「アルバム」を使っていました。
これらのデータをそのまま何も考えずに、NASへ移動。その後、iTunesとPicasa2へ再登録。すると、なんと(?)、iTunesでは、動画ファイルの「ビデオの種類」と再生回数が、Picasa2では、「アルバム」属性が消えてしまいました!
iTunesの謎は、その他の属性は残っていた事です。再生回数はiTunesアプリケーションで管理されているのかも、という点で納得できますが(再登録した時点で、別ファイルとして認識されている筈です)、なぜ、「ビデオの種類」だけが「ムービー」になってしまうのでしょう... (^^; これだけ、iTunes管理なのかな?
というわけで、「ムービーファイルだけど、アルバム名が登録されているもの関しては、ミュージックビデオにする」という WSH 用のスクリプトを作って、ひとまず問題解決。無保証ですが貼っておきます。基本はiTunes COM for Windows SDKのコードです。
Picasa2の件は、コレクション情報だけが同ディレクトリ内に置かれたPicasa.ini ファイル内に書かれていることを考えれば納得は行きます。ディレクトリをまたがる情報をディレクトリに格納するわけには行きませんから。
が、こちらは、復活が難しい...。アルバムとしては、今までに飲んだ「酒」情報を集めていたのですが(おぃ)、ボトル写真の特徴でも抽出して、似た画像を集めるしかないのだろうか!? 面倒な...。
どちらも、実はデータの export / import などを適切に行えば、情報は失われないで済んだのかも知れませんね。安易に、「同じデータを、同じアプリケーションに食わせれば全てのデータは維持されるよね」と考え、実験をしなかった所に今回の敗因がありました。
所詮私の管理しているデータなんて、メタデータが消えたところで被害規模はタカが知れていますが、「子供の通年ベストショット」などを一所懸命選択している方などにとっては、結構な衝撃なのでは、と思います。結果、こうやって、細かな所で、現実的に特定アプリケーションへロックインされて行くことになるのかも知れませんね...。
音楽と動画データは iTunes で、写真データは Picasa2 で、それぞれ管理していたものです。
動画データは主にビデオクリップで、iTunes上「ビデオの種類」は「ミュージックビデオ」に設定していました。一方 Picasa2 では、ディレクトリ単位で束ねることが出来る「コレクション」と、ディレクトリを意識することなく集約出来る「アルバム」を使っていました。
これらのデータをそのまま何も考えずに、NASへ移動。その後、iTunesとPicasa2へ再登録。すると、なんと(?)、iTunesでは、動画ファイルの「ビデオの種類」と再生回数が、Picasa2では、「アルバム」属性が消えてしまいました!
iTunesの謎は、その他の属性は残っていた事です。再生回数はiTunesアプリケーションで管理されているのかも、という点で納得できますが(再登録した時点で、別ファイルとして認識されている筈です)、なぜ、「ビデオの種類」だけが「ムービー」になってしまうのでしょう... (^^; これだけ、iTunes管理なのかな?
というわけで、「ムービーファイルだけど、アルバム名が登録されているもの関しては、ミュージックビデオにする」という WSH 用のスクリプトを作って、ひとまず問題解決。無保証ですが貼っておきます。基本はiTunes COM for Windows SDKのコードです。
/*
*/
var ALBUM_NAME = "foobar";
var ITTrackKindFile = 1;
var ITVideoKindNone = 0;
var ITVideoKindMusicVideo = 2;
var iTunesApp = WScript.CreateObject("iTunes.Application");
var mainLibrary = iTunesApp.LibraryPlaylist;
var tracks = mainLibrary.Tracks;
var numTracks = tracks.Count;
while (numTracks != 0) {
var currTrack = tracks.Item(numTracks);
if (currTrack.Kind == ITTrackKindFile) {
if (currTrack.Album == ALBUM_NAME) {
if ((currTrack.VideoKind != ITVideoKindNone)
&& (currTrack.VideoKind != ITVideoKindMusicVideo)) {
currTrack.VideoKind = ITVideoKindMusicVideo
}
}
}
numTracks--;
}
WScript.Echo("done.");
残念ながら再生回数は、闇へと葬り去られてしまいました。暫く、未再生の曲だけを聴く、という運用にしていたので、若干厳しい。まぁ、忘れているような曲に出会える楽しみはあるかな。Picasa2の件は、コレクション情報だけが同ディレクトリ内に置かれたPicasa.ini ファイル内に書かれていることを考えれば納得は行きます。ディレクトリをまたがる情報をディレクトリに格納するわけには行きませんから。
が、こちらは、復活が難しい...。アルバムとしては、今までに飲んだ「酒」情報を集めていたのですが(おぃ)、ボトル写真の特徴でも抽出して、似た画像を集めるしかないのだろうか!? 面倒な...。
どちらも、実はデータの export / import などを適切に行えば、情報は失われないで済んだのかも知れませんね。安易に、「同じデータを、同じアプリケーションに食わせれば全てのデータは維持されるよね」と考え、実験をしなかった所に今回の敗因がありました。
所詮私の管理しているデータなんて、メタデータが消えたところで被害規模はタカが知れていますが、「子供の通年ベストショット」などを一所懸命選択している方などにとっては、結構な衝撃なのでは、と思います。結果、こうやって、細かな所で、現実的に特定アプリケーションへロックインされて行くことになるのかも知れませんね...。
2008/04/06
今日のお酒: Freixenet semi seco rose & Zeller schwarze Katz Sekt(trocken)
Freixenet semi seco roseとZeller schwarze Katz Sekt(trocken)。ともに以前飲みました。あかん、酒屋がつぶれてから似た酒ばかりになっている。
飲みながら、家内が友人から海外旅行のお土産として頂いたベリーのカントチーニ・アーモンドビスケットというお菓子を食べました。この御菓子絶品でワインにも合いますよー。お奨めです。
ReadyNAS NV+
とうとうReadyNAS NV+ を購入してしまいました!
今までは幾つかのPCで写真や音楽データを分散管理し、SambaやWindows ネットワークの共有機能を使って、他クライアントから使う、という体制でした。
しかし、ディスク容量が乏しくなってきたことに加え、そろそろ、それらのディスクが耐用年数的に危険になりだしたことに危機を感じていました。というのも、私は満足にデジタルデータのバックアップを取っていないので... (^^;
ReadyNAS はNASとしては高価な部類に入りますが、X-RAIDの仕組みと噂に聞く信頼性、また NFS が使える事などから選択しました。
ヨドバシポイントが溜まっていた為、ヨドバシドットコムで購入。取り寄せでしたが、発注して、3日目の朝には届きました。早いなー。
購入したのはハードディスクなしのベアボーンモデルで、ハードディスクは別途調達。今回は、HITACHIのHDP725050GLA360を2台と、SeagateのST3500320ASを1台による、計3台での運用です。とりあえずディスクの耐久性能を変えて2社に分散してみました。本当は3社にしたかったんですが、その他のメーカは怖くて...。
この構成、3万円以下にも関わらず、RAID5でも1Tバイト、RAID0で使うと1.5Tバイトになります。1Tの容量を冗長化構成で自宅に置けるって、なんか凄い時代になったなぁ。我が家のデータ量を考えると、余裕ありすぎ。
さて、勤務先でReadyNASを利用してはいましたが、設定や管理するのは初めてなので、わくわくしながらセッティング。
最初に箱を見てびっくりしたのは、やたらと NETGEAR という名前が書かれていること... (^^;。勤務先では、NETGEAR に買収される前に発売された製品だったので、その点で結構新鮮(?)でした。
本体を取り出して表面を眺めたら、エンブレムにも堂々と「NETGEAR」の文字が。う、これは、なんかダサイ...。
箱の中を見回してみると、「Please note」という、結構モノモノしい紙が入っており、そこには「The default password has been changed from 'inflant1' to 'netgear1'」の文字が! うは、ここまでやるとは恐るべし、NETGEAR。ある意味感服しました...。
さて肝心の設定自体は、本当に何の問題もなく終了しました。3台のディスクをそれぞれマウンタへ据え付けて、本体へ挿入。電源入れて暫く放置します。2時間弱位してから確認してみたら、勝手にRAID-5構成を作ってくれてました。
あとは、ブラウザで初期設定を行います。NTPで時刻を設定し、IPアドレスを静的に割り付け直した後(デフォルトは dhcp で取得します)、共有領域を割り当て。各共有でサポートするプロトコルなどを設定すれば、問題なく使えます。
一点注意するべきは、電源ケーブルが3ピンであり、2ピンへの変換プラグがついてこないこと。もし2ピンしか差せない環境で使うのであれば、変換プラグを用意しておきましょう。
小型でデザインも可愛く、なかなか静音(私の部屋は常時PC起動中で、うるさい為、気にならない、という話もある)で大変気に入りました。設定項目も豊富で、細かな所にまで気が配られています。少し高かったですが、大変良い買い物をしたと思っています。
使いまくるぞー。
[2008/04/09追記]
この追記現在、私が把握している中で一番安く販売しているのが実がAmazon.co.jpだったりします。8万円を切って販売しているのは、ここしか知りません。結構意外でした。
今までは幾つかのPCで写真や音楽データを分散管理し、SambaやWindows ネットワークの共有機能を使って、他クライアントから使う、という体制でした。
しかし、ディスク容量が乏しくなってきたことに加え、そろそろ、それらのディスクが耐用年数的に危険になりだしたことに危機を感じていました。というのも、私は満足にデジタルデータのバックアップを取っていないので... (^^;
ReadyNAS はNASとしては高価な部類に入りますが、X-RAIDの仕組みと噂に聞く信頼性、また NFS が使える事などから選択しました。
ヨドバシポイントが溜まっていた為、ヨドバシドットコムで購入。取り寄せでしたが、発注して、3日目の朝には届きました。早いなー。
購入したのはハードディスクなしのベアボーンモデルで、ハードディスクは別途調達。今回は、HITACHIのHDP725050GLA360を2台と、SeagateのST3500320ASを1台による、計3台での運用です。とりあえずディスクの耐久性能を変えて2社に分散してみました。本当は3社にしたかったんですが、その他のメーカは怖くて...。
この構成、3万円以下にも関わらず、RAID5でも1Tバイト、RAID0で使うと1.5Tバイトになります。1Tの容量を冗長化構成で自宅に置けるって、なんか凄い時代になったなぁ。我が家のデータ量を考えると、余裕ありすぎ。
さて、勤務先でReadyNASを利用してはいましたが、設定や管理するのは初めてなので、わくわくしながらセッティング。
最初に箱を見てびっくりしたのは、やたらと NETGEAR という名前が書かれていること... (^^;。勤務先では、NETGEAR に買収される前に発売された製品だったので、その点で結構新鮮(?)でした。
本体を取り出して表面を眺めたら、エンブレムにも堂々と「NETGEAR」の文字が。う、これは、なんかダサイ...。
箱の中を見回してみると、「Please note」という、結構モノモノしい紙が入っており、そこには「The default password has been changed from 'inflant1' to 'netgear1'」の文字が! うは、ここまでやるとは恐るべし、NETGEAR。ある意味感服しました...。
さて肝心の設定自体は、本当に何の問題もなく終了しました。3台のディスクをそれぞれマウンタへ据え付けて、本体へ挿入。電源入れて暫く放置します。2時間弱位してから確認してみたら、勝手にRAID-5構成を作ってくれてました。
あとは、ブラウザで初期設定を行います。NTPで時刻を設定し、IPアドレスを静的に割り付け直した後(デフォルトは dhcp で取得します)、共有領域を割り当て。各共有でサポートするプロトコルなどを設定すれば、問題なく使えます。
一点注意するべきは、電源ケーブルが3ピンであり、2ピンへの変換プラグがついてこないこと。もし2ピンしか差せない環境で使うのであれば、変換プラグを用意しておきましょう。
小型でデザインも可愛く、なかなか静音(私の部屋は常時PC起動中で、うるさい為、気にならない、という話もある)で大変気に入りました。設定項目も豊富で、細かな所にまで気が配られています。少し高かったですが、大変良い買い物をしたと思っています。
使いまくるぞー。
[2008/04/09追記]
この追記現在、私が把握している中で一番安く販売しているのが実がAmazon.co.jpだったりします。8万円を切って販売しているのは、ここしか知りません。結構意外でした。
2008/04/05
Googleからの卒業
米グーグル、幹部社員の流出加速・業界の「人材供給源」(NIKKEI NET)。
日経本紙ではもう少し細かな分析が為されていますが、要は、Google黎明期から頑張ってきた幹部、社員が、新しい世界へと卒業して行く傾向にある、という話です。
昨年比2倍弱となる社員数を擁し、規模と安定性へ比重を移しつつある大企業としてのGoogleは、自らの能力を最大限に活用し、社会に改革をもたらそうとする技術者たちにとって、そろそろ卒業する場なのかもしれません。
一定規模の開発を行う場合、開発力の増強として、人数を増やす必要が出てくる一方、人数が増加すれば情報伝達能力が失われ、全体としての開発力係数(そんな言葉はないですけど)は落ちてくるでしょう。この落ち込みが、所謂創造性が必要とされる業務では、大きい、というのが一般的な意見です。
人数投下を抑えながらも、規模の問題に立ち向かうのか、人数を増やしても開発力係数の落ち込みを抑えるのか。一般的には、後者の視点でこの問題に臨もう、という論が多かった気がするのですが、創造性という最も重要な要素を活かすためには、前者の視点での施策も重要なのでは、と考えています。
が、現実の状況に適用可能な上手い実行案は、なかなか難しいんだよねぇ... (^^;
日経本紙ではもう少し細かな分析が為されていますが、要は、Google黎明期から頑張ってきた幹部、社員が、新しい世界へと卒業して行く傾向にある、という話です。
昨年比2倍弱となる社員数を擁し、規模と安定性へ比重を移しつつある大企業としてのGoogleは、自らの能力を最大限に活用し、社会に改革をもたらそうとする技術者たちにとって、そろそろ卒業する場なのかもしれません。
一定規模の開発を行う場合、開発力の増強として、人数を増やす必要が出てくる一方、人数が増加すれば情報伝達能力が失われ、全体としての開発力係数(そんな言葉はないですけど)は落ちてくるでしょう。この落ち込みが、所謂創造性が必要とされる業務では、大きい、というのが一般的な意見です。
人数投下を抑えながらも、規模の問題に立ち向かうのか、人数を増やしても開発力係数の落ち込みを抑えるのか。一般的には、後者の視点でこの問題に臨もう、という論が多かった気がするのですが、創造性という最も重要な要素を活かすためには、前者の視点での施策も重要なのでは、と考えています。
が、現実の状況に適用可能な上手い実行案は、なかなか難しいんだよねぇ... (^^;
2008/04/04
ソフトウェア開発者雇用ガイド(Joel Spolsky)
Joel Spolskyの「ソフトウェア開発者採用ガイド」読了。
Joel on Software 等でも語られている「チームには、本当に納得できた有益な人物しか雇用してはならない」という理論で、語られた書籍。また、その為に雇用者が開発者をどのように扱わなければならないか、という視点でも述べられています。
この「納得行かなければ雇用してはならぬ」というのは、雇用する側も雇用される側も、大変厳しい姿勢だと思います。一方で、このようなプロセスを経て作られたチームは、パフォーマンスの面でも信頼性の面でも、大きな優位性が得られるかと思います。
で、何時もの話になりますが、これはGoogleが使ってきた採用プロセスなんですよね...。これが、GoogleやFrog Creekなどの優秀なIT企業が当たり前と認識している採用プロセスであるならば、日本の企業は、相当厳しいのではないでしょうか? それとも日本のベンチャーなどは、積極的にこうした方式を採用しているのかな?
現在の勤務先でも、派遣さんにお手伝いいただく際には、「派遣さんとは面談したら、特に理由が無い限り断れないからね」「面談ではコードを書かせるなんて、言語道断だよ」などの指示がなされます。勿論派遣さんの場合、正社員の雇用とは、取り巻く法律などは全く違いますが、履歴書だけで判断するだけでなく、もう少し自由に語らせて貰えると嬉しいな、と思います。
Joel on Software 等でも語られている「チームには、本当に納得できた有益な人物しか雇用してはならない」という理論で、語られた書籍。また、その為に雇用者が開発者をどのように扱わなければならないか、という視点でも述べられています。
この「納得行かなければ雇用してはならぬ」というのは、雇用する側も雇用される側も、大変厳しい姿勢だと思います。一方で、このようなプロセスを経て作られたチームは、パフォーマンスの面でも信頼性の面でも、大きな優位性が得られるかと思います。
で、何時もの話になりますが、これはGoogleが使ってきた採用プロセスなんですよね...。これが、GoogleやFrog Creekなどの優秀なIT企業が当たり前と認識している採用プロセスであるならば、日本の企業は、相当厳しいのではないでしょうか? それとも日本のベンチャーなどは、積極的にこうした方式を採用しているのかな?
現在の勤務先でも、派遣さんにお手伝いいただく際には、「派遣さんとは面談したら、特に理由が無い限り断れないからね」「面談ではコードを書かせるなんて、言語道断だよ」などの指示がなされます。勿論派遣さんの場合、正社員の雇用とは、取り巻く法律などは全く違いますが、履歴書だけで判断するだけでなく、もう少し自由に語らせて貰えると嬉しいな、と思います。
ソフトウェア開発者採用ガイド... Joel Spolsky, 青... |