今までは幾つかのPCで写真や音楽データを分散管理し、SambaやWindows ネットワークの共有機能を使って、他クライアントから使う、という体制でした。
しかし、ディスク容量が乏しくなってきたことに加え、そろそろ、それらのディスクが耐用年数的に危険になりだしたことに危機を感じていました。というのも、私は満足にデジタルデータのバックアップを取っていないので... (^^;
ReadyNAS はNASとしては高価な部類に入りますが、X-RAIDの仕組みと噂に聞く信頼性、また NFS が使える事などから選択しました。
ヨドバシポイントが溜まっていた為、ヨドバシドットコムで購入。取り寄せでしたが、発注して、3日目の朝には届きました。早いなー。
購入したのはハードディスクなしのベアボーンモデルで、ハードディスクは別途調達。今回は、HITACHIのHDP725050GLA360を2台と、SeagateのST3500320ASを1台による、計3台での運用です。とりあえずディスクの耐久性能を変えて2社に分散してみました。本当は3社にしたかったんですが、その他のメーカは怖くて...。
この構成、3万円以下にも関わらず、RAID5でも1Tバイト、RAID0で使うと1.5Tバイトになります。1Tの容量を冗長化構成で自宅に置けるって、なんか凄い時代になったなぁ。我が家のデータ量を考えると、余裕ありすぎ。
さて、勤務先でReadyNASを利用してはいましたが、設定や管理するのは初めてなので、わくわくしながらセッティング。
最初に箱を見てびっくりしたのは、やたらと NETGEAR という名前が書かれていること... (^^;。勤務先では、NETGEAR に買収される前に発売された製品だったので、その点で結構新鮮(?)でした。
本体を取り出して表面を眺めたら、エンブレムにも堂々と「NETGEAR」の文字が。う、これは、なんかダサイ...。
箱の中を見回してみると、「Please note」という、結構モノモノしい紙が入っており、そこには「The default password has been changed from 'inflant1' to 'netgear1'」の文字が! うは、ここまでやるとは恐るべし、NETGEAR。ある意味感服しました...。
さて肝心の設定自体は、本当に何の問題もなく終了しました。3台のディスクをそれぞれマウンタへ据え付けて、本体へ挿入。電源入れて暫く放置します。2時間弱位してから確認してみたら、勝手にRAID-5構成を作ってくれてました。
あとは、ブラウザで初期設定を行います。NTPで時刻を設定し、IPアドレスを静的に割り付け直した後(デフォルトは dhcp で取得します)、共有領域を割り当て。各共有でサポートするプロトコルなどを設定すれば、問題なく使えます。
一点注意するべきは、電源ケーブルが3ピンであり、2ピンへの変換プラグがついてこないこと。もし2ピンしか差せない環境で使うのであれば、変換プラグを用意しておきましょう。
小型でデザインも可愛く、なかなか静音(私の部屋は常時PC起動中で、うるさい為、気にならない、という話もある)で大変気に入りました。設定項目も豊富で、細かな所にまで気が配られています。少し高かったですが、大変良い買い物をしたと思っています。
使いまくるぞー。
[2008/04/09追記]
この追記現在、私が把握している中で一番安く販売しているのが実がAmazon.co.jpだったりします。8万円を切って販売しているのは、ここしか知りません。結構意外でした。
購入おめでとうございますー。自分もInfrant時代からReadyNAS NV使ってますが、非常によい製品ですよね!NV+が出たときは普通に悔しかったですが(笑。
返信削除うちのは一度のHDD故障と、一度の電源故障にもめげず元気に働いてくれてますよー。
ありがとうございますー。
返信削除3年ほど前、NASの話が出たときには、ちっとも付いていけませんでしたが、漸く話が分かるようになり、そして同じ結論へ辿り着きました (^^; 時間かかりすぎだー。
PC関連で、久々に丁寧なつくりの製品に出会えて大変感心しています。