2011/12/17

PlayStation Vitaを購入しました

今年1月の発表から楽しみにしていたPS Vitaが発売になりました。



私は自宅外ではゲームをしないので、Wi-Fiモデルを購入しました。購入先はソニーストア(旧称ソニースタイル)。配送箱が以前の黒い箱からシンプルな箱へと変更になっていました。


箱の中にはこじんまりとPS Vitaの箱が一つ。ゲームや周辺機器は別のショップで購入したため寂しいことに。


PSPと異なり、薄型で正方形の綺麗な箱です。


裏面には周辺機器の解説などが書かれています。


「PlayStation Vitaエントリーガイド」というタイトルの投込みが同梱されていました。


AmazonではWebページ上で公開されているようなので、直前で販売業者へ配布されたものなのかも知れません。


箱を開けたところ。

下半分はクイックスタートガイドなどの簡単なマニュアルと本体。


上半分はACアダプタなど。PSPのようなカッチリと詰まった箱ではなく余裕があります。この納め方だけ見ると、なんとなく中国製製品のような梱包にも見えてきたり...。


中身一式。シンプルです。


保護フィルムには純正品を購入しました。


コントローラの穴をガイドにして貼りつけ位置を決定するため、ズレたまま貼ってしまう心配が少なく、非常に貼りやすい設計です。視認性も悪くありません。


メモリーカード。16G版を購入しました。非常に小さなサイズです。


差込口は本体下部にあります。


純正品のポーチ。PSPに付属していたものよりも薄く、柔らかです。


全体を包み込むように格納しますが、ヘッドフォン端子部だけは切掛けが広めに用意されており、音楽プレイヤなどとして使う際の利便性を向上させています。よく考えられているなと感じました。


ACアダプタもよく考えられています。本体部のUSB接続端子にはガイドがあり、専用USBケーブル部に切り込みがあります。


これらのガイドは、裏表で形状が違うため、無理やり刺さらない設計になっていると同時
に、挿入しやすいガイドにもなっています。


差し込んでみると、一般的なUSB接続用ACアダプタよりも深くケーブルが刺さるようになっていて、抜けにくくなっています。


ゲームのパッケージ。PSPよりも小型化されています。但し幅は同じです。


ゲームカード自体も小型です。


マニュアルは簡易的なものしか入っていません。


従来のような綺麗なマニュアルはゲーム内で読めるようになっています。パッケージ版とダウンロード版との垣根がより低くなりそうです。

PSP-3000との大きさ比較。この写真ではそれほど差を感じませんが、実際握りしめてみると、画面サイズの差が非常に大きく感じられます。

起動したところ、早速ver.1.50へのシステムアップデートが。最近は初日アップデートを行うシステムが多いですね。


ちなみに、元々のシステムはver.1.05。


ゲーム機としての使用感ですが、現時点でも非常に完成度の高いシステムだと感じました。ハードウェア、内蔵ソフトウェア共に無理が感じられません。

例えば内蔵のソフトウェアの中に、操作チュートリアルの役割を担う「ウェルカムパーク」があります。短時間試すだけで、PS Vitaの基本的な操作や特徴が簡単に理解できる秀逸なソフトです。各操作をわかりやすく示しながら、また、飽きさせないよう順番に試させる見せ方は、旧来のSCEの内蔵ソフトには感じられない、まるで任天堂が作成したかのような丁寧な作りでした。

システム操作は、原則ほぼすべてがタッチ操作で行うようになっています。ボタンで操作できるようにしても良いのでは、と思われる箇所ですらタッチ操作を貫いており、意図的にタッチ化を進めているのだと思われます。

やや気になった点としては、本体のスリープへの入り方がありました。画面輝度が暗くなり、暫く後、画面が完全に消え音声出力も止まる、というスマートフォンなどで一般的な方式ですが、ブツッ、と全てが一気に消えるため、一瞬故障かと思ってしまいました。常時音の出ているゲーム機ならでは違和感なのかも知れません。ほんの僅かにフェードアウト処理などが追加されると気持ちが落ち着くのではと思います。

ゲームは「みんなといっしょ」や「リッジレーサー」、「塊魂 ノ・ビータ」などを試しましたが、大きな画面と非常に綺麗な映像により高い没入感を味わえます。2つのアナログスティックも使いやすいサイズで、機敏に反応するコントローラ部など、違和感を感じません。

「塊魂 ノ・ビータ」は、PlayStation Storeからのダウンロードで購入しました。ダウンロードは自動的にバックグラウンドで行われる仕様となっており、ダウンロード画面で待たされることはありません。また、PlayStation StoreもVita用に最適されており、使い勝手は上々です。

但し、初日でシステムが混雑していたのか、ダウンロードは非常に時間がかかりました。何らかの理由で一旦ゲームを削除した後、再ダウンロードする場合などを考えると、PS3やPCで事前にダウンロードをしておき、それをUSBでVitaへ転送するべきかも知れません。また、ダウンロード終了後のインストールはバックグラウンド処理化できず、その間は暫く待つ必要があります。

PlayStation Vitaは現時点で非常に完成度の高いシステムです。PSPやPS3などの発売時に感じた印象とは異なり、特に使い勝手の面で時間をかけ、大変丁寧に作り込んでいる様に感じます。初代PSPの反応しないボタンや、非常に使い勝手の悪かったPS3用PlayStation Storeなど、今となっては良い思い出として、笑い飛ばせそうです。

今後の更なる進化が非常に楽しみです。

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