2010/06/09

ルンバの感想とメンテナンス方法

ルンバ577を購入してから半年ほど経ちました。

大変に役立つ「お掃除ロボット」で、今ではルンバのない生活は考えられません。間違いなく「購入して本当に良かった家電」の筆頭です。

常用してわかったことは、想像よりもずっと丁寧に掃除をしてくれる、ということです。

購入前は、ゴミの取りこぼしなどが発生するのでは、と思っていたのですが、実際には人間が掃除機をかけるよりも、ずっと綺麗にしてくれます(その「人間」とは私のことですが...)。

またルンバが掃除をしてくれている間に他の作業を行えるため、時間を大変有効に活用できるようになります。食洗機を購入したときにも感じた喜びですが、掃除に費やす時間は食器洗いに費やす時間よりも長いので、よりその有り難さを感じることができます。

さて、ルンバは掃除機でありながらロボットでもあるため、定期的なメンテナンス、具体的には「ルンバ自身の掃除」をしてあげなければなりません。掃除機の掃除、という、ちょっと不思議な作業です。

メンテナンスといっても掃除は簡単です。マニュアルには「数回に一度はルンバを掃除するように」と書かれていますが、私は毎回ルンバを使う毎に掃除するようにしています。だいたい5分で完了です。

以下、あまり目にする様子がないと思われる「ルンバ掃除の様子」を、写真を交えて説明します。使い込んだルンバだけに薄汚れていますが、ご勘弁ください。

まずは、ルンバをひっくり返すところから始まります。実際には、新聞紙などを敷いて作業すると良いでしょう。


ゴミのたまるダスト容器をルンバから引き出し、たまったゴミを捨てます。


ダスト容器にはフィルタが付いており、部屋が仕切られていますので、そこも引き出してゴミを捨てます。フィルタは交換可能ですが、あまり汚れません。


 併せてダスト容器自身の中身も掃除してあげると良いでしょう。


次に前部に付いている車輪の掃除です。上に引っ張ると、簡単に本体から抜けます。車輪とカバーも分離出来ますから絡んだゴミなどを取り除きます。


その隣にあるエッジクリーニングブラシを掃除します。糸くずなどや髪の毛が絡まっている場合が多いので、取り除いてあげましょう。このブラシは本体から外れません。


要であるブラシの掃除です。緑色のワイヤーガードを持ち上げて、ブラシを取り出します。太いブラシと細いブラシの2本があります。


まずは太いブラシから。両端の黄色いプラスチックでできたブラシカバーを外します。


ブラシ先端には同じく黄色いキャップがついていますので、それを外し、糸くずなどが絡んでいないことを確認します。


さてブラシ本体の掃除です。ここでは付属品である「お手入れツール」を使います。これが大変にスグレモノなのです!


お手入れツールの効能をわかりやすくするために、ここでは細い糸(仕付け糸)をルンバに吸い込ませてみました。


ブラシにはこんな感じで絡んでいます。実際には、糸クズなどが絡んでいると想像してください。


ここでお手入れツールをブラシに通します。ゴミがブラシにひっかかり、集まっていきます。


これだけで糸が綺麗に取り除かれました。実際の糸くずや髪の毛なども、大変簡単且つ綺麗に取り除くことが出来ます。


もう一本のブラシも同じように掃除します。こちらは、ゴミの絡まりなどは少ないため、掃除は簡単です。


最後に後輪のゴミをはたき落とし、隙間から掃除機で吸い込んだ後、前面近くに付いている段差センサーなどを拭きます。この段差センサーが汚れていると、段差から前輪を踏み外すことが多いので、綺麗にしてあげましょう。


バンパーに付いている前面センサーや本体などを軽く拭いて掃除は完了です。


説明だけ読んでいると作業が多そうにも思えますが、先に書いた通り5分位で終了の作業です。私はルンバが掃除している間、物の多い和室などを掃除機で並行して掃除していますので、その流れで、同じくらいに掃除を終えたルンバを掃除することにしています。

ルンバは、実際に使ってみることで、真の便利さが分かる家電な気がします。是非、ルンバで快適な掃除生活を!

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