手順は、System Preferences の Sharing へ入り、Remote Login のチェックボックスを有効化するだけです。これで ssd が起動さ れます。
通常 ssh は 22番ポートで待ち受けます。今回、それ以外のポートでも待ち受けるできるように設定を変更しようとしたのですが、/etc/sshd_config などを変更してもうまくいきませんでした。
検索してみたところ、Mac OS X Hintsサイトで10.4: Change the default sshd port Networkという解説記事を発見することが出来ました
コメントまで含めてまとめると、次のようになります。
- sshd の設定は /System/Library/LaunchDaemons/ssh.plist で行う
- 標準の待受け設定は、Listeners の SockServiceName Key で指定された string 値の ssh。ここへは、/etc/service 内の名称、ポート番号のいずれをも指定できる。
- 待受ポート番号を追加するには、Sockets 内の Listeners Keyと並列に Alternate Listeners Key で指定する。
- plist ファイルを変更した場合には、launchctl の load/unload で再読み込みを行う
例えば、ssh を 10000番ポート番号で追加待ち受けするように設定するには、/System/Library/LaunchDaemons/ssh.plist に対し、
<key>Sockets</key>
<dict>
<key>Alternate Listeners</key>
<dict>
<key>SockServiceName</key>
<string>10000</string>
</dict>
<key>Listeners</key>
<dict>
<key>SockServiceName</key>
<string>ssh</string>
<key>Bonjour</key>
のような記述を行い、その後、% sudo launchctl unload /System/Library/LaunchDaemons/ssh.plist
% sudo launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/ssh.plist
を実行することになります。もし、System Preferences で Remote Login を有効にしていない場合には、チェックボックスを有効化するか、service コマンドで start しましょう。% sudo service ssh start
貴重な情報を公開してくださった、Mac OS X Hintsサイトへ感謝いたします。
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