2008/08/03

Outlook の修復

最近本当に iPaq 112の調子が悪くて困っています。正確には、「Outlook とメモの同期が上手くいかない」問題なので、ActiveSync の問題なのですが。

現象は「x項目が競合しています」という大変良く目にするものです。この現象が起こった場合、今までは、
  1. PC側のメモをどこかへ退避

  2. 「競合の解決」を選択

  3. PDA側で情報を上書き

  4. 両ファイル差分を確認

  5. 手マージして、再度 sync
ということで乗りきっていました。

しかし、何時の頃からかこの方式が使えなくなり、「競合の解決」を選択すると、「デバイスでファイルが使われているかデバイスのメモリ不足」というメッセージがでるようになってしまいました。最後にはお決まりの、「状態の表示」エラーになり「デスクトップで問題が発生しました。サポート コード:85010014」が繰り返されることに。

この場合も解決策は決まっていて、
  1. デバイスを再起動する

  2. Outlookを終了させた後、タスクマネージャで Outlook プロセスを探し、残っている場合には、強制的に終了させる

  3. Outlook の「ヘルプ」から「アプリケーションの自動修復」

  4. ActiveSync で「モバイルデバイスの削除」を選んで、再度コネクションを設定する

  5. ActiveSyncを再インストールする
という、なんだか情けないことを順番にためす事になります。しかし、なぜか今回はこれでもだめなのです。

しかも、最もよく分からないのが、「上手く行くことがある」こと。何度かデバイスの再起動やOutlookの修復を繰り返すと、スルっと上手く行ってしまうことがあります。しかも、これ以後も、そのまま上手く行くようになるか、再び発生してしまうかは、運次第だというのが嫌らしいところです...。
特に私は自宅と勤務先の二か所で sync しているので、更にややこしく、片方では上手く行っても、もう片方はだめだった、という事は頻発します。

現在は、競合したメモを全て退避、削除した後、再度 sync を行うことで、なんとか折り合いをつけているのですが、確実な現象の切り分けと回避策を見つけたわけではないので、ドキドキです...。

この辺り、PalmOSでは困ったことがなかったので、流石に良く出来ていたな、と改めて感心してしまいました。

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