2017/12/31

スマートスピーカー

今年は日本でもスマートスピーカーが小売りされた年となりました。

私が今年購入したのは、Google Home Mini と Echo Dot。





購入前は、言語認識性能、知識量ともに Google Home Mini の圧勝だと思っていました。

実際使ってみると、確かに Google Home mini は言語認識性能が素晴らしいものの、やや「できません」「わかりません」との返答が多いように感じます。私が、Googleサービスへ十分なデータを提供できていない、ということもあるのですが、Google Assistantが提供してくれる情報量と比べてもやや寂しさを感じます。

一方、Echo Dot はユーモアを交えて、会話を続けようとしてくれます。Siriに近い対話パターンを目指しているような感じです。iClouldカレンダーとも連携してくれる点も、Google Home miniよりも、私の利用環境では、実用的でした。もちろん Amazon サービスと連携しているので、購買品のトラッキングにも使えます。

とはいえ、どちらも実用性ではまだまだ発展途上であり、何かを気軽に依頼できる、というわけではありません。Siriもイマイチではありますが、それでも画面へ応答パターンを表示し、即座に修正できるチャンスを提供してくれる、という仕組みが、この手のベータ的なサービスでは実用的なのだな、と改めて感じました。

ただし、PCのインターフェイスがCUIからGUIへ変化したように、今後のインターフェイスが自然文を用いたものになることは間違いないと思います。日本人の公的な場でのメンタリティを考えると、それが音声を用いたものなのか、はたまた、チャットインターフェイスのような文字入力を基礎としたものなのかは分かりませんが、プライベートな場では、音声入力、音声+データ表示出力、という形態が、案外遠くないうちに一般化するのでは、と予想しています。

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