日本語化された設定方法も公開されており、簡単に利用することができます。
以前、iOS4のMail機能をGmailと連携させる方法に付いて、「iOS4でGmailの送信メイルアドレスを設定する方法」で紹介しました。この中でGoogle Syncに付いて触れており、その際「Google Syncを利用している場合、送信メールアドレスとして独自ドメインのアドレスを利用することは出来ない」と書きました。
嬉しいことに、この度Google Syncが更新され、独自メールアドレスが利用出来るようになりました。該当ブログから引用すると、
Gmail's "Send Mail as' feature lets you send messages with another email address listed as the sender instead of your Gmail address, e.g. joe@altostrat.com instead of joe@gmail.com.
と説明されています。大変嬉しい変更です。
しかし、Gmailの「Settings」の「Accounts and Import」にある「Send mail as」(日本語では「設定」の「アカウントとインポート」にある「名前」)で、gmail.comではないアドレスをdefaultへ設定するだけでは、この機能は有効にはなりません。どうやらWeb上の「Google Sync」ページにある「Send Mail As」も有効にする必要があるようです。
Web上でのGoogle Sync設定変更は以下の手順になります。
1. iOSのSafariからm.google.com/syncへアクセス。
2. 「未対応の端末です」画面で「言語を変更」を選択。
3. English(US)を選択。
4. Google Sync 画面で Google Account により Sign in。
5. Manage devices 画面で設定したい端末を選択。
6. Settings 画面で「Enables "Send Mail As" for this deviceをチェックする
以上でiOS の Mail.app からも、独自メイルアドレスをFromに設定してメイルが送信できるようになります。
もしこの設定を行っても送信アドレスが変更されない場合には、一度ホーム画面へ戻り、再度Mail.appを立ち上げ直してみましょう。または、ホームボタンのダブルクリックで表示される履歴リストからMail.appを削除した後、再度立ち上げ直すと機能するかもしれません。Mail.app動作中にアカウント関係の設定変更を行うと、Mail.appが誤動作してしまうことが何度かありました。
なお以前紹介した際にも指摘した「Mailbox 内に ^sync_gmail_group というグループが表示される」問題は解決していません。
またGoogle Sync経由でGmailと同期させた場合、Mail.appの削除がGmailのArchive機能に対応付けられます。IMAP経由で動機させている場合、削除はDeleteとして機能しますので、この違いには注意が必要です。
Google Syncによるメイル同期では、IMAP経由による同期と異なり、メイルの到着をPushで伝達してくれます。メイルの伝達を即座に知りたい人にとって、この機能は非常に有益です。私も暫くGoogle Syncによるメイル同期を利用しようと思っています。
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