2010/07/30

Magic Trackpad を購入しました

先日7月27日に、アップルからiMacをはじめ、幾つかの新製品が発表されました。

その中で特に興味を持ったものがMagic Trackpadです。勤務先ではMacBook Proを利用しており、Trackpadは便利だと感じていたので、早速導入してみることにしました。

Apple Storeでは「24時間以内に出荷」となっており、27日注文で、無事29日に受け取ることができました。

外箱の様子。iPhone4 と並べてみました。


外箱裏面。使い方が書いてあります。各国向けに外箱が用意されているようです。


蓋をあけたところ。箱の大きさぴったりにMagic Trackpad。


中にはマニュアルと本体のみ。今回、おなじみのリンゴシールは入っていませんでした。


箱からだした本体。


裏面の様子。


左上に Software Update の必要性を伝えるメッセージが。


キーボードと並べてみました。光の関係で色味が違うように見えますが、実際には同色です。


横から見たところ。


MacOS XのSystem Preferences。Trackpad導入前はTrackpadのメニューはありません。

ドライバをインストールし、Trackpadを接続することで項目が増えました。

 設定できる項目はこんな感じ。

さて、試用した印象です。

マルチタッチは、やはり便利です。今までもMagic Mouseを使っていたため、2本指スワイプなど幾つかの機能は使えました。ただピンチやExpose起動などの使えない機能もあったため、Magic Trackpadの導入により、より快適になりました。

パッド自体は物理的ボタンにもなっており、押しこむことで物理的なクリック動作を行うことができます。ただ、支点が上端にあるため、画面上方でのクリックにはやや重さを感じます。私は「Tap to Click」操作を好むため、物理的に押しこむことは少ないと思いますが、物理クリックが好みの方は、店頭などで試用してみるとよいでしょう。

カーソル移動に関しても違和感はありません。私は24inch iMacに21inchのディスプレイを接続したデュアルディスプレイ構成で使っていますが、ポインタ移動に困難さを感じることはありませんでした。

設置場所ですが、Magic Trackpadをマウスの代替品だと捉え、現在はキーボードの右横に置いて使っています。Trackpad はキーボード手前にあるものだという感覚があるためか、操作している、やや不思議な感じを覚えます。また、まだ慣れてない為でしょう、やや肩がこる感じもしました。たまに無意識に親指でパッドを探していることがあり、頭はTrackpadモードへ切り替わりつつも、一方でノートPCを使っている感覚に落ち込んでいるのかも知れません。

今回モデルチェンジの行われた iMac でも、Magic Trackpad はオプション扱いであり、マウスの代替品としての扱いにはなっていません。試用した感じでも、長年マウスに慣れ、Trackpad操作に馴染みの薄い人が、いきなりTrackpadだけのシステムで生活するには、それなりの戸惑いがあるのではと感じます。

一方で、MacBookなど、ノート系製品からMacへと入った人々にとっては、マルチタッチの快適さをそのまま使える Magic Trackpad の存在は頼もしく感じるでしょう。iMac を、大画面かつ高性能なノートとして捉えることが可能になるものであり、好意的に受け入れてくれるのではないでしょうか。

個人的には、長年馴染んできたマウスを直ぐに置き換えるものではないにしろ、便利で使いやすいデバイスだと感じており、Appleらしい製品だなと嬉しく思っています。

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