Rubyは比較的長く使わせていただいているのですが、印刷された書籍をまともに読んだのは、『オブジェクト指向スクリプト言語Ruby』以来かもしれません。
この書籍は、適切なボリュームでありながら、大変丁寧に分かりやすく、それでいて深い点まで解説されている為、初めて言語を学ぼうとする方には真面目な解説書として、また、実開発でRubyを常用されている方には言語リファレンスとして、利用が可能です。
例えば、1.9.1がリリースされた今だからこそ大変役に立つと思われる「1.8と1.9との差」に関しても随所で説明が行われており、これに目を通しておくことで、無用な混乱に頭を悩ます心配が少なくなると思います。一方で、動的プログラミングで遊びたい、と考えている方々には、リフレクションの解説などに興味くすぐられる筈です。
私は、この本のお陰で、頭の中でごちゃごちゃつながっていた理解の線を、奇麗に筋道立てて整理整頓することが出来ました。
常に手元へ置いておきたいという気にさせる一冊です。Rubyを使われる方は是非。
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