"cupcake" development branchに書いてあるように、既にcupcakeの変更点はmasterへマージされていますので、buildするだけで簡単にcupcakeの機能で遊べます。
ちなみに、cupcake にしても、あんまり良いことはないというレポートがでていますので、良く良く考えてから始めましょう (^^;
なお、以下は MacOS X 上で行いました。
- Get sourceに従い基本のソースを持ってきます。
- Building For Dreamに従い、local_manifest.xml を書いて、ADP1用の追加コードを持ってきます。
- 後は make するだけ。暫くするとout/target/product/dreamにイメージが出来ています。
出来たコードを書き込んできましょう。
ADP1をfastbootモードで起動します。横のカメラボタンを押しながら電源投入です。詳しくはADP1のRecoverモードとFastbootモードを参照のこと。
ホスト上で fastbootコマンドを起動して書き込みます。
% cd out/host/darwin-x86/bin
% ./fastboot flash system system.img
% ./fastboot flash boot boot.img
% ./fastboot flash userdata userdata.img
% ./fastboot reboot
上手く行かない場合には serial0 と fastboot を言ったり来たりするか、ケーブルを抜き差ししてみましょう。または、ADP1をrebootしてみるのも手です。ホストからADP1が見えているならば以下のコマンドが使えます。
% ./fastboot reboot-bootloader
ちなみに私の環境では、ホストが過負荷状態の時には上手く書き込みできませんでした。また、付属品でない適当なUSBケーブルを使ったら、そもそも認識すらせずに、非常にはまりました。さて起動すると「再び SIM がないよ」で、起動できない状態になってしまいます。
ここでもdevice_provisionedを設定すれば良いのですが、cupcakeマージ後は、書き込み先table名が、「system」から「secure」へ変更されていますので、その点に注意が必要です。adb shell で次の通り書き込みましょう。今度はsuが必要ないはず。
% adb shell
# sqlite3 /data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db "INSERT INTO secure (name, value) VALUES ('device_provisioned', 1);"
# sync
# sync
# reboot
彼らの変更の苦闘は、Frameworks/base/packages/SettingsProvider/src/com/android/providers/settings/DatabaseHelper.javaで参照できます。過去コンパチの維持は大変だなぁ (^^;この状態で ADP1 を試すと、以下の事が分かります。
- cupcake branch から進化していて libaudio が動作する。
- ソフトウェアキーボードが動く。
- カメラを起動すると画面がモノクロになる
- Wi-Fi/bluetoothが動かない。
さて、ここからがお楽しみですね :-)
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