2008/06/15

ファシリテーション技術の本

仕事関係で、『ワークショップ・デザイン』『ファシリテータの道具箱』を読みました。

どちらもノウハウ集であり、記述も平易なので、併せて数時間もあれば読めてしまうほどの軽めの書籍です。

今までプロジェクトマネジメント等で使ってきたいろいろなアクティビティが、その効果と目的とに応じて綺麗に整理されており、頭の中がスッキリした感じです。過去、悩んで来た場面で、このアクティビティを適用すれば良かったのかな、と感じたものもありました。

別にテクニック本を読んだからと言って、ファシリテーションが上手くなるわけでは決してありません(やっぱり、臨機応変さなど、最後は経験数だと思います)。逆に、経験を積んでない方が、色々な本を読んでしまうと、頭でっかちになって、心が落ち着かなくなってしまうのでは、とも思います。

もしこれからファシリテータを努めてみたい、という方は、自分が臨む会合に関して軽めの知識を入れた後、何度か身内で体験を重ねてみるのが良いのではないでしょうか?その上で、このような各種手法に関する書籍を読むと、自身の血となり肉となると言う点で、効果的なのではないかな、と思います。

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ワークショップデザイン――知をつむぐ対話の場づくり(ファシリテーション・スキルズ)
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49

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