2008/04/23

第13回GREE オープンソーステクロノジー勉強会参加してきました

GREE主催の「第13回オープンソーステクロノジー勉強会」へ参加してきました。内容は「セルの海 マクロの空」ということで、Mewの山本和彦さんによるLisp話。GREEの勉強会は初めてで、ドキドキワクワクです。

内容は初歩からの説明だったのですが、時間との兼ね合いからか、結構かっとび系の説明となっており、初めてLispに触れる方は付いてこられるのかな、とドキドキしてしまう感じではありました。とは言え「Closure知ってる人ー」という問いに8割以上の方が手をあげらるほど参加者のレベルが高かった為、実は丁度良かったのかも知れません。

私が初めてLispに触れたのは、本当に随分と昔の事で、高校生位だった気がします(何年前だ!?)。当時は手軽に使える処理系などなかったので、ひたすら頭の中でシミュレートして遊んでいました。その時の教科書が、竹内先生の「初めての人のためのLISP」。非常に分かりやすく、対話形式の内容も漫才のような掛け合いで、読んでいて随分楽しい本なのですが、残念ながら絶版ですね...。復刊してくれると良いのですけれど。

生憎、長いのは歴史だけで、私は未だにLispっぽい書き方ができず、マクロも上手く使いこなせないヘッポコなので、今回はそういう視点からの参加でした。幸いFizzBuzz問題を通して「よりLispっぽい書き方へ」という進化を説明してくださったので、大変興味深かったです。また、今回は予めGaucheをノートPCへ仕込んで持っていったので、話を聞きながらその場で実験できたのも、理解を深める鍵でした。

ちなみに私が初めて山本さんに講義を受けたのは、やはり随分昔のNetworld+Interopで、BSDに於けるTCP/IPの実装に関して講義してくださった時の事でした。あの時初めてTCP/IPスタックの実装手法を学び、TCP/IP Illustrated Vol.2をがむしゃらに勉強し、そのネットワーク知識を足がかりにして、今へと続く道が開かれたわけで、大変感謝しております(流石に、当時に比べると、多少カンロクが増していらっしゃいました (^^;)。

さて、今回の勉強会、一番驚いたのは、MacBook Airユーザを筆頭に、MacBook所有者が非常に多かったこと、ではなくて、会場の場所が幾分分かりにくかったこと (^^; 下調べが足りなかったのかも知れませんが、ウロウロすることシバシバ。新しい Mobile Google Mapに助けられ、なんとか遅刻ギリギリで到着することが出来ました。もし、次回新規参加を考えられている方は、どうか気をつけて。

というわけで、大変良い勉強会であるととともに、貴重な時間を過ごさせてもらいました。山本さん、並びに、GREEのスタッフの方々、どうも有り難うございました。

P.S.
最近の若い人、マクロスネタ通じないの!? (^^;

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